20260624_マーケティングWeek_CM紹介_【配布用】

-- Views

June 26, 26

スライド概要

2026/06/24開催 マーケティングWeekでの特別講演「デジタル×少子化×AI時代に顧客を増やすには? 顧客が顧客を呼ぶコミュニティマーケティングのメカニズム」の講演資料です。

profile-image

約30年IT業界でマーケターをしています。最近はパラレルマーケターで、シリアルコミュニティビルダーで、代表理事で代表社員なパラレルキャリアです。深夜のラーメンとバイクがパーソナルアイデンティティ。 #CMC_Meetup #コミュニティマーケティング

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

ダウンロード

関連スライド

各ページのテキスト
1.

デジタル x 少子化 x AI 時代に、 顧客を増やすには? 顧客が顧客を呼ぶ 「コミュニティマーケティング」 のメカニズム 2026年6月24日 コミュニティマーケティング推進協会 小島 英揮 代表理事

2.

本日のお話: これまでのマーケティングやキャンペーン 手法が「響かなくなっている」 と考えている、感じている人向け

3.

皆さんへの問い:自身の行動で考えてみてください 直近3か月で行ったお店、購入したもの、会社で導入したツール等 「行動のキッカケ」になったことはどのパターンが多い? vs. 事業者からの直接的な 知人等からの「おススメ」 AIに質問した回答 「広告」や「お知らせ」 (推奨行為) (推奨集合)から選択

4.

本日のお話: 行動変容につながる 推奨者と推奨機会の最大化を どのように実現するか?

5.

自己紹介 & コミュニティマーケティング推進協会紹介

6.

自己紹介:小島 英揮(Hideki Ojima) パラレルマーケター / シリアルコミュニティビルダー 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事 Still Day One合同会社 代表社員 𝕏 : @hide69oz Blog: https://stilldayone.hatenablog.jp/ 立ち上げた主なコミュニティと イベント開催回数(累計): 2010年~ 数千回 2016年~ 180+回 著書:「コミュニティマーケティング」 / 「DevRel の3C」 2017年~ 2018年~ 140+回 16回(年二回開催)

7.

コミュニティマーケティング推進協会 (2024年2月設立 → 2029年解散予定) 協会が推進する2つのステップ コミュニティ マーケティング に対する理解度 「知ってる」から「できる」へ Stage2 “コミュニティマーケティング をあたりまえに”するべく、 5年の時限組織の一般社団法人 として設立 Stage1 Stage3 「潜在層」から 「顕在層」へ コミュニティマーケティング が機能し効果を上げている状態

8.

なぜ従来のマーケティング手法 だけではモノが売れないのか?

9.

協会カンファレンスでの提言 コミュニティマーケティング カンファレンス2025 キーノートセッション記事: 「顧客を直接説得できる時代の終焉」

10.

今、ビジネスの現場で起こっている「不可避な」流れ ①デジタル社会 →個人発信力の拡張と、 企業発信力の相対的低下 ・ベンダー、マスメディア経由 メッセージへのアテンション低下 ・新規集客コストの高騰 ・キャンペーン依存の限界 ②人口減少 →「選ばれ続ける」が 最重要課題に ③AIの急速な浸透 →「AIが推奨」する 情報の影響力増大 ・人口減少・市場縮小への対応 ※特に地方市場で顕著 ・市場全体にサブスク化が浸透 ・スイッチングコストが全体的に 低下 ・推奨者と推奨機会がAI化 ・AIが参照する情報が、より 重要に

11.

購買行動モデルの変化(デジタル時代) After DIGITAL(Since 2005) Before DIGITAL (since 1920s) A (Attention) I (Interest) D C (Desire) (Conviction) A (Action) 満足 確信 I D M A A (Attention) (Interest) (Desire) (Memory) (Action) (Attention) 認知 興味 関心 欲求 記憶 行動 A I S A S (Interest) (Search) (Action) (Share) 共有 検索 I P S (Sympathize) (identify) (Participate) (Share & Spread) 共感 確認 参加 S S (Satisfaction) 共有と拡散

12.

購買行動における「推奨」の強さは証明済 リサーチ結果: 知人等の「体験」に 基づくおススメ(C2C)が 一番信頼される 研究論文: デジタル時代は 口コミ(C2C)が より重要に

13.

購買行動モデルの変化(AI時代) After AI First (Since 2025) After DIGITAL(Since 2005) A (Attention) I (Interest) D C (Desire) (Conviction) A (Action) (Attention) I (Interest) A S A S (Search) (Action) (Share) (Ask) 共有 相談・質問 検索 I P S (Sympathize) (identify) (Participate) (Share & Spread) 共感 確認 参加 S (Satisfaction) AIによる 「推奨集合」 満足 確信 A S 共有と拡散 I C A S (Interest) (Confirm) (Action) (Share) 確認 共有

14.

「見えない失注」 「推奨集合」に入らなければ、 比較検討対象にすら入らない

15.

「推奨」はベンダーから の発信だけでは作れない

16.

コミュニティが、 人と人(C2C)による 「推奨」の生成・拡散 装置に

17.

コミュ二ティが、UGC=推奨機会の増大に貢献する例 ユーザーコミュニティ の存在が、 UGC増加=推奨増加 のエンジンに!

18.

これからのAI時代で 考えるべきこと

19.

AIは広告データを 推奨するのか?

20.

AIが重視するのは、「経験」 などの信頼できる事実 E:Experience(経験) E:Expertise(専門性) A:Authoritativeness(権威性) T:Trustworthiness(信頼性)

21.

「経験」に関して、より強いのは? < ベンダー発信 ユーザー(コミュ二ティ) 発信

22.

コミュニティが、 AIの「推奨」情報の 元ネタに

23.

参考:コミュニティ発の「経験」に基づいた、ストック型 UGCに、AIの反応が高まっている例 ファンコミュニティマーケティング EXPO 2026 でのコミューン様 およびAsobica様の発表事例

24.

キャズムは越えた? コミュニティマーケティング の現在地

25.

調査データ:コミュニティマーケティングの浸透度 ※コミュニティマーケティング白書2025-2026 より抜粋

26.

コミュニティマーケティングで成果を出している企業は、 既に、国内でもB2B / B2C の垣根なく存在

27.

事例紹介:先週開催の「ファンコミュニティマーケティング EXPO」より

28.

事例紹介:先週開催の「ファンコミュニティマーケティング EXPO」より ダイソー 日本ハム (シャウエッセン) ヤッホー ブルーイング ブランド・商品構成 多ブランド・多商品 単一ブランド 複数ブランド 顧客接点 自社店舗中心 小売店経由 直接・間接双方 「ファン」の存在 有り 有り 有り オウンドコミュニ ティ 運営中(3年目) 運営中(3年目) 構築中 コミュニティ成熟度 成長期 成長期 立ち上げ期 顧客理解: 顧客理解~育成: 顧客育成~創造: 顧客の声(VoC)の 収集と共創 ライト層の ロイヤル化促進 推奨連鎖の 更なる拡大 コミュニティの 主目的

29.

顧客が顧客を呼ぶ、 「推奨」が連鎖する、コミュニティの のメカニズム

30.

コミュニティマーケティング:よくある誤解 × ファンイベントをやること × SNSフォロワーを増やすこと × 会員制度を作ること

31.

コミュニティマーケティング:本質の意味 顧客(未顧客含む)のC2Cインタラクション =相互作用を、意図的に増やして、 推奨者と推奨機会の最大化を促すこと →購入・調達の現場向けに「翻訳」すると・・・・ 売場スタッフや営業が説明しなくても、 「誰かの実体験」が、次の購買を後押し する状態をつくること

32.

顧客が顧客を呼ぶ構造 Sell Through the Community ベンダー コミュニティ 単なる認知でなく、「想起」を促す! 想起の連鎖⇒行動の連鎖が、規模と 継続性をもたらす

33.

Sell To と Sell Through での「連鎖」の違い Sell To the Community:顧客を「囲い込む」のでは「連鎖」が起きない × ベンダー コミュニティ Sell Through the Community:コミュニティを通じて「連鎖」を起こす 〇 ベンダー コミュニティ

34.

“Sell Through the Community“ を焚き火の3ステップで説明 コミュニティ ベンダー 「種火」を作る よく乾燥した 「小枝」や 長く燃える 「着火剤」を投入 「薪」を投入

35.

具体的な活動例 これから顧客になってほしい人たちにとっての 「こんなふうになりたい!」と思える人や事例を増やす 先に参加している人の話を聞きたい人や、「ちょっと 気になる」と思っている人達をコミュニティに参加 させる コミュニティの中で生まれた体験談やアイデアを、SNS やイベント等の他の活動で外部に広める → 「面白そう!(興味喚起)」が、新しい参加者を開拓

36.

連鎖が起こるキーワード:「自己効力感」 ※協会フェロー:長橋さんのスライドより抜粋

37.

ロールモデルがかけ離れすぎていると・・・ ※協会フェロー:長橋さんのスライドより抜粋

38.

とはいえ、コミュニティの継続は難しい 90 - 9 -1 ルール:コミュニティでは “参加する人はごく一部に偏る”と いう法則 ほとんどの人は参加しない ↓ 少数に発信、負荷が集中 ↓ 疲弊 / ネタ切れ ↓ 停滞 / 消滅 https://www.nngroup.com/articles/ participation-inequality/

39.

一部の「熱狂」や「熱量」頼み だけでは、いずれ火が消えてしまう。

40.

「想起」や「行動」が連鎖する 「構造」が重要

41.

では、最初の一歩は? 設計なくして、継続なし OWWHで、 コミュニティを設計する

42.

OWWHのフレームワークで、コミュニティを設計 まずは 勝利条件= Objectiveの設定が 重要!! • Objective:目的 / コミュニティ施策の勝利条件=どうなっていれば成功したと言えるのか? (定性・定量) • Who:誰をコミュニティに巻き込むべきか? • What:Whoに提示するメッセージやベネフィットは何か? • How: WhoにWhatを訴求する上で、ベストなコミュニティのプログラムや運営方法は?

43.

事業目的 → コミュニティ施策の目的への展開は、 間に「課題」を挟むと設定しやすい 事業全体の Objective (目的・勝利条件) 課題① 課題② 事業全体の目的達成における ブロッカーや課題を抽出 課題③ コミュニティ施策の Objective (目的・勝利条件) コミュニティが解決に寄与 できる課題を選択 選択した課題解決につながる 目的、勝利条件を設定

44.

理想形:3年後を見据えた事業全体のObjectiveから、 コミュニティのOWWHを設計 3年後の事業全体 のObjective (目的・勝利条件) 1年後の事業全体 のObjective (目的・勝利条件) 3年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 1年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) ①全体のObjectiveに基づき、 コミュニティ施策の Objective を設定 ②コミュニティ施策のObjectiveに 基づき、Who/What/Howを設定 = Who (誰に) × Who (誰に) × (何を) × (どうやって) ・ ・ ・ What (何を) How × (どうやって) What How ・ ・ ・ ・ ・ ・

45.

コミュニティマーケティング と従来施策の掛け算

46.

既存のマーケティング施策から見ると、 コミュニティマーケティングは 「代替」ではなく「増幅装置」

47.

増幅の例 コミュニティ <コミュニティがもたらすもの> × イベント = 顧客からの登壇者発掘/育成 事例作成 = 有益な事例の発掘 広報・ プレスリリース = VoC、エンドースメント 製品開発 = 製品へのフィードバック 営業 = 顧客に響くフレーズ発見 サポート = FAQや運用回りのサポート

48.

明日からやると良いこと

49.

直接説得モデルから、「推奨」連鎖モデルを志向 企業からの「直接」 コミュニケーションによる 態度・行動変容の限界 関心軸が重なる(企業内/外)個人同士の コミュニケーション促進による 態度・行動変容の維持・拡大

50.

まとめ:コミュニティマーケティングを 「知っている」から「できる」へ <勉強会> <全国イベント> https://cmc-koshien.com/ https://www.facebook.com/groups/cmcmeetup <白書> https://report.communitymarketing.jp/ <講習> https://communitymarketing.jp/service/education

52.

今日のお話で、もっと深く聞きたい、相談したい方はこちら! 協会へのお問い合わせは こちらのフォームから https://communitymarketing.jp/contact