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August 25, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定で、調剤管理料が4区分から2区分へ再編されます。長期処方の境界が29日分から28日分へ移動し、15〜27日分は40点の減点に。点数変動の全体像と、薬局が施行前に進めるべき3つの実務対策を11枚のスライドで解説します。
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調剤管理料が4区分から2区分へ|令和8年度改定で28日分が分岐点に
https://www.daitoku0110.news/p/dispensing-management-fee-revision-2026
病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用
10 調剤管理料の再編: 28日が収益の分岐点に 令和8年度診療報酬改定の全貌と、 薬局が今すぐ進めるべき3つの実務対策 Gemini Notebook
令和8年度改定を決定づける3つの地殻変動 4区分から 「2区分」へ集約。 長期処方(60点)と それ以外(10点)に 評価が二極化。 「1以外」も10点へ 引き上げ。 28 長期処方の境界が 「28日」へ。 現行の「29日分以上」が 1日前倒し。28日処方が 恩恵を受ける一方、 15~27日は大幅な 減点へ。 「調剤管理加算」の 完全廃止。 ポリファーマシー対策の 観点から、イ・ロともに 3点が消滅。 Gemini Notebook
評価体系のパラダイムシフト:調剤日数への依存からの脱却 旧・調剤料時代 日数の細分化による 複雑な評価体系。 新設・調剤管理料(激変緩和) 対人業務の評価項目とし て新設されるも、旧区分 分の名残を引き継ぐ。 新・調剤管理料 60点 10点 薬学的管理の実態に即した た2区分へ。簡素化による 本来の対人業務への回帰。 Gemini Notebook
点数変動の全貌:日数区分別インパクト・マトリクス [現行] [改定案] [増減] 内服薬7日分以下 4点 10点 +6点 内服薬8日分~14日分 28点 10点 ▲18点 内服薬15日分~27日分 50点 10点 ▲40点 内服薬28日分 50点 60点 +10点 内服薬29日分以上 60点 60点 0点 1以外(屯服、外用等) 4点 10点 +6点 ※内服薬は1剤につき算定。服用時点が同一の内服薬は投与日数にかかわらず1剤。4剤以上の部分は算定不可。 Gemini Notebook
最大のトラップ:「15日~28日」区分の崩壊 現行「15日分以上28日分以下」 50点 算定回数 約2,051万回 / 総額 約102.6億円 (※令和6年8月審査分) 28日分ちょうど [新区分] 60点 (+10点) 15日分~27日分 [新区分] 10点 (▲40点) 同じ現行区分に属する処方が、改定後には「50点差」の別区分へと振り分けられる。 この内訳を知らずして、自局の影響額は語れない。 Gemini Notebook
「調剤管理加算」の廃止:構造的矛盾の解消 ポリファーマシー対策との逆行 「6種類以上」の内服薬で算定可能 という現行要件が、国の「減薬(ポリファー マシー対策)」推進方針と根本的に矛盾。 医療DXと簡素化の圧力 答申書附帯意見が求める 「診療報酬体系の簡素化」。 複雑な加算構造の整理。 完全廃止(イ・ロともに3点消滅) 令和4年度新設時から支払側委員より指摘されていた構造的課題が、今回で決着。 Gemini Notebook
収益シミュレーション・マップ:自局の立ち位置を把握する 「15日分~27日分」処方の割合(低→高) 収益直撃ゾーン ▲40点の減点影響が最大化。 早急な経営インパクトの試算が必要。 恩恵最大化ゾーン 境界移動(+10点)の恩恵を 最も受ける。 自局の処方箋がこのマップのどこに分布しているか。 それが実務対策のすべての出発点になる。 「28日分」処方の割合(低→高) Gemini Notebook
施行に向けた3つのアクションプラン [優先度:極大(影響額最大)] Step 1:データ抽出と可視化 「28日の境界線」における自局 の処方分布を正確に把握する。 [優先度:高(加算廃止の影響把握)] Step 2:過去実績の棚卸し 廃止される調剤管理加算の算定 回数を掘り起こす。 [優先度:必須(設定漏れによる損失防止)] Step 3:システム設定の更新 レセコンの算定ロジック(日数 境界)を確実に変更する。 Gemini Notebook
Step 1.「28日の境界線」の剤数を集計する 「15日分~28日分」のレセコンデータ抽出 28日分ちょうど 27日分以下 「処方箋枚数ではなく、 必ず『剤数』で集計せよ」 調剤管理料は1剤につき算定。枚数での試算は、 実際の収益変動額と大きなズレを生む。 Gemini Notebook
Step 2 & 3. 過去実績の評価とシステムロジックの更新 調剤管理加算の算定実績確認 全国的に算定が増加傾向にあった加算の消滅。 過去1年間の「服用薬剤調整支援料」の算定 実績を含め、加算による収益基盤がどれだけ あったかを可視化し、予算を再調整する。 「29日→28日」の境界設定変更 4区分から2区分への集約に伴うロジック変更。 境界を「29日」のまま運用した場合のリスク: 28日分の剤が本来の長期処方(60点)ではなく、ロ (10点)で誤算定される。1剤あたり50点の損失が 自動的に発生するため、設定変更の確認は必須。 Gemini Notebook
28日。この1日の差が、 これからの薬局経営を左右する。 評価の極端化と制度の簡素化は、日数の複雑な計算から、 薬学的管理という本来の「対人業務」への回帰を意味します。 施行日までに自局のデータと徹底的に向き合い、 実務と収益の両面から万全の準備を。 Gemini Notebook