OpenAI2025年3月新発表まとめ

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March 15, 25

スライド概要

OpenAI2025年3月新発表まとめとして公式プレスリリース(https://openai.com/ja-JP/index/new-tools-for-building-agents/
)のテキスト文のみを使って、プロンプトのみで一発出しした資料となります。

【免責事項】
本資料は生成AIを使用して作成されたものであり、内容の正確性、完全性、最新性、および有用性を保証するものではありません。
本資料に記載されている情報、製品仕様、価格、発表内容などは実際のものとは異なる場合があります。公式情報については、必ずOpenAIの公式ウェブサイトまたは公式ドキュメントをご確認ください。
本資料の使用によって生じたいかなる損害(直接的、間接的、偶発的、結果的損害を含む)に対しても、作成者は一切の責任を負いません。
本資料を業務判断や意思決定の唯一の根拠として使用することはお控えください。実際のビジネス判断を行う際は、必ず公式の情報源からの確認と専門家の助言を得ることをお勧めします。

© 2025 Naoki Matsumoto

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某IT企業でデータサイエンティスト/AIアーキテクトをやってます。 最近は生成AIを生業にしてます。Azureを中心にAIだけでなくクラウドエンジニアリング、セキュリティについても発信していきます。Azure系資格17個保有。発言や発信内容は個人の見解であり所属組織とは無関係&代表しません。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

 エージェント構築のための新ツール 開発者とエンタープライズ向けの有用で信頼性の高いエージェントを構築するた めのプラットフォーム進化 エージェントタスクリスト triage_agent guardrail update_salesforce_record OpenAI 2025年3月15日

2.
[beta]
概要:AIエージェント構築の新しい基盤



OpenAIが開発者向けエージェント構築基盤ツールを発表


主要コンポーネント

Responses API:Chat・Assistants機能統合(スライド4)
組み込みツール:検索・ファイル・コンピュータ操作(スライド5)
Agents SDK:エージェントワークフロー管理(スライド6)
可観測性ツール:実行追跡・検査機能




主要な利点

開発簡素化:複雑なプロンプト反復が不要に
生産性向上:複雑タスクの自律実行
統合ツール:検索・ファイル・操作機能
信頼性:ウェブ検索で最大90%の精度

実装の容易さ

const response = await openai.responses.create({
model: "gpt-4o",
tools: [{ type: "web_search_preview" }],
input: "What happened today?",
});

今後:追加ツールと機能を継続的にリリース予定
OpenAIプラットフォーム更新

20253152/7

3.

  エージェント構築の課題と背景 エージェントとは何か? エージェントとは、ユーザーに代わって自律的にタスクを遂行するシステムです。過去1年間でOpenAIは、高度な推論、マルチモーダ ル対話、新しい安全技術など、エージェント構築に必要な複雑なマルチステップタスクを処理するための基盤となるモデル機能を導 入してきました。  現在の課題 プロンプトの繰り返し調整が必要 カスタムオーケストレーションロジックの構築が複雑 可視性の欠如 汎用性のある組み込みサポートの不足 複数のAPIや外部ベンダーとの統合の複雑さ  新ツールの目的 これらの課題に対応するため、OpenAIはエージェントアプリケ ーションの開発を簡素化するための新しいAPIとツールのセッ トを発表しました。これらのツールは: コアエージェントロジックの効率化 オーケストレーションの簡素化 インタラクションの改善 データのOpenAIへの安全な保存によるエージェントパフォーマンス 評価の容易化 重要:OpenAIはビジネスデータをデフォルトでモデルトレーニングに使用しません(OpenAIに保存される場合も同様)。 OpenAIプラットフォーム更新 2025年3月15日 3/7

4.
[beta]



Responses API:新しいAPIプリミティブ
Responses APIとは

Responses APIは、OpenAIの組み込みツールを活用したエージェント構築のための新しいAPIです。Chat CompletionsのシンプルさとAssistants APIのツール使用機
能を組み合わせています。


主な特徴



ウェブ検索、ファイル検索、コンピュータ操作対応
統一アイテムベースのデザイン
直感的なストリーミングイベント
モデル出力へのアクセス簡素化
複数ツール・複数ターンでのタスク処理

実装例

const response = await openai.responses.create({
model: "gpt-4o",
tools: [{ type: "web_search_preview" }],
input: "What's the latest news?",
});
console.log(response.output_text);

料金:API自体に別途料金はなく、トークンとツールは標準レートで課金


既存APIとの関係
Chat API
(維持)



Responses API
(推奨)



Assistants API
(廃止予定)

注意:Responses APIはChat Completionsのスーパーセットで、同等のパフォーマンスを提供。新規統合では推奨。
OpenAIプラットフォーム更新

20253154/7

5.

  Responses APIの組み込みツール ウェブ検索 最新情報を関連性の高い引用付きで提供 gpt-4oとgpt-4o-miniで利用可能 他ツールと関数呼び出しの連携可能 精度: GPT-4o検索:90% GPT-4o mini検索:88% 料金:1,000クエリあたり30ドル/25ドル   ファイル検索  多数の文書から関連情報を簡単に取得 複数のファイルタイプに対応 クエリ最適化とメタデータ機能 ユースケース: サポートエージェント 法務アシスタント 技術ドキュメント検索 料金:2.50ドル/1,000クエリ パフォーマンスベンチマーク コンピュータ操作 CUAモデル搭載 ベンチマーク: OSWorld:38.1% WebArena:58.1% WebVoyager:87% マウス・キーボード操作の自動化 ブラウザワークフロー自動化に最適 料金:3ドル/1M入力、12ドル/1M出力 GPT-4o検索プレビュー 90% コンピュータ操作(WebVoyager) 87% コンピュータ操作(WebArena) 58.1% コンピュータ操作(OSWorld) 38.1% SimpleQA精度 ウェブ操作 ウェブ操作 OS操作 OpenAIプラットフォーム更新 2025年3月15日 5/7

6.

  Agents SDK:エージェントワークフローの管理 Agents SDKとは マルチエージェントワークフローのオーケストレーションを簡素化する新しいオープンソースSDK。実験的SDK「Swarm」を改良し、多くの開発者に採用されてい ます。  主な改善点  エージェント:指示とツール搭載LLM ハンドオフ:制御転送 ガードレール:入出力検証 可観測性:実行追跡 実装例 # エージェント定義 support = Agent( name="Support", tools=[refund], ) shopping = Agent( tools=[WebSearchTool()], ) # メイン実行 triage = Agent( handoffs=[shopping, support], ) Runner.run_sync(triage, "返品したい")  実際のユースケース カスタマーサポート自動化 研究支援 コンテンツ生成 OpenAIプラットフォーム更新  実際の活用例 Coinbase:暗号ウォレット連携 Box:データ検索エージェント Chat APIやResponses API対応。他社APIとも連携可能。 2025年3月15日 6/7

7.

 結論と今後の展望 エージェントは近い将来、産業全体の生産性を向上させる労働力の重要な一部となる  今回の発表の意義  今回の発表は、開発者とエンタープライズが信頼性が高く効率的なAIエージェ ントを構築するための基盤の導入です。 エージェントロジックの効率化 単一APIから複数ツールにアクセス マルチエージェント管理の簡素化 パフォーマンス最適化機能  今後の展開 モデル機能がよりエージェント的になるにつれて、OpenAIは以下に投資して いきます: API間のより深い統合 新しいデプロイ・評価ツール シームレスなプラットフォーム体験 安全性と信頼性の強化 OpenAIのドキュメントで詳細をご確認ください。 エージェントの市場展望 90% 検索精度 87% Web操作成功率 2026 API移行目標 企業はAIを複雑なタスクに活用し、自律システムの需要が拡大中 OpenAIプラットフォーム更新 2025年3月15日 7/7