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June 16, 17
スライド概要
2017/6/3に開催されたUnity道場スペシャル 2017博多の講演スライドです。
講師:大西 康満(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社)
無料で使える2Dアニメーションツール Anima2Dの機能説明。 実際のゲームにどう組み込むのかを、サンプルゲームを作りながら解説します。
講演動画:https://youtu.be/As6mF4sgrVE
Unityのイベント資料はこちらから:
https://www.slideshare.net/UnityTechnologiesJapan/clipboards
リアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。
無料アニメーションツール Anima2Dを使ってみよ う 要点列挙バージョン
Yasumichi Onishi Developer Relations Manager/ Engineer Unity Technologies Japan
Anima2Dでできること •Unityの3Dの標準機能と同じ感覚で、2Dキャラを動かせる •UnityEditor上で2Dアニメーションのセットアップができる •Bone設定 •Sprite頂点編集 •Weight値設定 •スキニング •インバースキネマティクス(Limb , CCD)
特徴 •AssetStoreで Anima2dで検索すると入手できる •無料 •殆どの部分がC#で書かれている •C#のソースコードが公開されている
特徴 •AssetStoreで Anima2dで検索すると入手できる •無料 •殆どの部分がC#で書かれている •C#のソースコードが公開されている •今後、同等の機能がUnityの標準機能として組み込まれていく(2018?)
こんな時に使用候補に挙がる •とにかく無料で2Dのスキニングアニメーションを使いたい •Unity標準のAnimation, Mecanim, Skinningを2Dにも使いたい •編集をなるべくUnityEditorだけで完結したい •C#部分を改造してプロジェクト用にカスタマイズして使いたい •Unityに今後追加される2Dアニメーション機能をいち早く試したい
SpriteMeshとは←Anima2Dを理解するためのキーポイント • スキニングに対応した、拡張版Sprite • 輪郭のポリゴンだけでなく、肉部分のポリゴンも編集できる
基本的な作業の流れ オレンジ色:アニマ2Dで追加された作業工程 1. Spriteを作る(通常) 2. SpriteMeshを作る(Anima2D) 3. Boneを作る(Anima2D) 4. Weight値を設定する(Anima2D) 5. インバースキネマティクスの設定(Anima2D) 6. Animation, Mecanimを編集する(通常)
Limb(インバースキネマティクス) • 手足(2関節)のbone制御の補助機能 • boneの角度を指定する代わりに、先端の位置を指定してアニメー ションをつける
CCD(インバースキネマティクス) • 尻尾など長い多関節のbone制御の補助機能 • boneの角度を指定する代わりに、先端の位置を指定してアニメー ションをつける
さらに詳しい情報 •公式マニュアルがパッケージに含まれている
まとめ •Anima2DとはUnityの3Dの標準機能と同じ感覚で、2Dキャラを動かせ るツール •スキニング、インバースキネマティクス
使用上の注意点と今後の展望 •同時表示ボーン数が膨大だと処理負荷が問題になることがある •1ボーン毎に1GameObjectが割り当てられる方式なため •Anima2Dへの機能追加の期待度 •UnityEngineに統合、再構築中なためAnima2Dへの新機能追加は保 留になっている