2026/03/15 悪天候時の満足度向上に資するオープンソースプラネタリウム環境の構築 ―「Interstellar Console」の活用とフィードバックのお願い

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March 15, 26

スライド概要

星のソムリエシンポジウム@与論島にて使用したスライドです。
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発表内容は報告者個人の見解に基づくものであり、発表者が所属する組織の公式見解ではございません。
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1.

悪天候時の満足度向上に資する オープンソースプラネタリウム環境の構築 ―「Interstellar Console」の活用とフィードバックのお願い 星のソムリエシンポジウム 米澤樹(みさと天文台 / 和歌山大学大学院 観光学研究科) 硲間拓郎‧山内千里(みさと天文台) 1

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昨日の与論島の夜空の明るさ

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米澤 樹(よねざわ たつき) • みさと天文台 研究員 • 紀美野町教育課(教育委員会) • 日本公開天文台協会 • 調査研究委員会 主事 理事 委員長 • サーバー維持管理委員会 • 公開公開天文台100周年記念事業委員会 • 公式ロゴマーク制作委員会 • 公開公開天文台100周年史編纂WG • 米沢市観光大使 4

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米澤 樹(よねざわ たつき) • 和歌山大学観光学研究科(専門職) 観光地域マネジメント専攻 • クリエ 星空観察プロジェクト Astowa 5

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開発の背景と課題 既存のプラネタリウムシステムには運用と普及の面で課題が存在した。 柔軟性の欠如 ライブ解説において、現場の多様なUI要求に 柔軟に応じることが困難であった。 高い運用コスト 自然災害からの復旧や機材更新、予備機確保 に多額の費用が必要であった。 Mitakaやステラナビゲータは商業利用不可 教育利用のハードル みさと天文台のプラネタリウム 出張授業等で複数PCへ導入するには、高価 格とライセンス制約が障壁となっていた。 5

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Interstellar Console (ISC) の概要 課題を解決するため、特定のハードウェアに依存しないソフトウェアを自主開発した。 ベースシステム オープンソースソフトウェア「Stellarium」をネットワーク経由で制御する。 ライセンス GPLに準拠し、商用利用を含め誰でも無償で利用可能である。 運用状況 2025年2月22日より正式運用を開始し、一般公開を行っている。 低コストで運用可能かつ、高いカスタマイズ性と拡張性を実現 6

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ISCの主な特徴 導入により、運用面で改善が見られた。 高い操作性 UIの配置や大きさを調整可能 天体へのシームレスなズーム機能を実装 多様な環境に対応 ドームおよび平面スクリーンに対応する。 現在は、Windowsのみ(macOSにも対応予定) 汎用性と安定性 汎用PCで運用でき 極めて低コストで予備機を確保可能 7

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最近のアップデート オリジナル星座絵の搭載 見やすく、かわいい絵柄に 任意の画像の表示に対応 撮影した天体写真や解説スライドが投影可能に! ボタンサイズの変更が可能に タッチディスプレイを見据えた改良 リモートコントロールのサポート Windows / Mac OS 両方から操作が可能 8

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星空案内‧教育現場での応用 星空案内人や教育‧普及活動においても、多くのメリットをもたらす。 悪天候時の代替コンテンツ 無償かつ商用利用可能なため、常設上映時の ライセンス課題を解決し、質の高いコンテン ツを提供できる。 学校‧社会教育での活用 低コストで独自のプラネタリウム環境 を構築可能である。 事前準備への活用 「Navigationモード」を用いて、観望会の下 調べや解説の練習にも効果的である。 操作画面 9

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まとめと今後の展望 特定のハードウェアに依存しない、低コストかつ柔軟なプラネタリウム運用体制を構築した。 星座線表示の仕様など一部に課題は残るものの、運用上の工夫で対応可能。Mac OSの対応や英 語対応など、将来的な改良も視野に入れている。 日本風の星座線の公開、Stellariumの開発、Tcl/Tkの開発など、様々なオープンソースソフトウ ェアのおかげで開発可能となった。感謝申し上げます。 不具合やご質問等あれば、みさと天文台へお気軽にご連絡・ご相談ください! みさと天文台公式ウェブサイトより無償でダウンロード可能 ぜひ一度お試しください! みさと天文台(2025) 「Interstellar Console」 http://www.obs.jp/isc/index.php 10