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March 19, 25
スライド概要
目標設定をAIにやらせようとしたら失敗した結果、ぼんやりした目標の解像度向上に生成AIを使ったらうまくいった話
おっくうな仕事をAIに押し付ける 2025/3/19 山元綾子
自己紹介 山元綾子 x:@ayayan87360657 ・福井出身、京都在住 ・自動車部材メーカーの社内エンジニア 社内向けアプリ開発、生成AI活用、 基幹システム導入のプロジェクト管理、スクラムマスター ・プライベートは高校野球の応援や子どもたちの送迎など。 読書好き。本屋・図書館好き。
億劫(おっくう)とは 物事をするのに気が進まず、面倒くさい気持ちであること 目標を考えるのはきらいじゃないけど 半期設定というイベントが億劫
私の「いつもの」目標 ❏ 日常のシステム開発での目標達成 ❏ チームの開発生産性向上 ❏ 組織のDX・AI活用
実証その1. ❏ 「いつもの感じ」の目標を生成AIに考えてもらおう 失敗
「いつもの感じで今期の目標を作って」 前期の目標 目標のフォーマット 今期の内容に盛り込みたいこと 今のチーム・組織の状況 評価者の属性 キャリア ロードマップ 定量評価 定量評価
「いつもの感じで今期の目標を作って」 前期の目標 目標のフォーマット イン プ 今期の内容に盛り込みたいこと てん ット こも り 今のチーム・組織の状況 評価者の属性 キャリア ロードマップ 定量評価 定量評価
考察 ❏ 自分が答えを持っている場合、一発で生成AIが「ドンピシャ」の答えを 出さないのがストレス。 答えが見えていない課題に 取り組ませるほうがいいかも!
私の目標の「いつもの」構成 くっきり ❏ 日常のシステム開発での目標達成 目標の解像度 ❏ チームの開発生産性向上 ❏ 組織のDX・AI活用 ぼんやり これをターゲットにする
実証その2. ❏ 「組織のDX・AI活用」の解像度を上げるのを手伝ってもらう 結構よかった
「組織のDX・IT活用」の状況 ● 「やらないといけない」 ● 具体的な施策がない ● 自分・チームのスキルが不十分 ● 利用するであろうサービスに詳しくない ● 社内の詳しそうな人を知らない
「組織のDX・IT活用」の解像度を上げる チームの技術力底上げのためAzureの知見を 深めたい 取り組みたい方向性 制約理論を活用したい コーチングしてもらう雰囲気で会話
考察 ❏ 解像度の低い目標のブラッシュアップを手伝ってもらう ● AIに正解を求めないからストレスにならない ● 「短い文で対話」形式のプロンプトは楽しめる ● 技術的に「何もわからん」をサポートしてくれる ● 2案のメリット・デメリット比較表がサクッと出る 生成AIなしでは得られなかった体験ができた
ありがとうございました