UIではなく"意思決定"をデザインする

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December 27, 25

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UX Milk ♾️ LT登壇資料

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各ページのテキスト
1.

Design g DecisionUIではなく “意思決定”をデザインする M g in in ak Nana Takeda / 2025.12.02

2.

my pa 10 ye s… ar st わたしの10年は…

3.

BtoB AI SaaS スタートアップ転職 ふるさと納税の 会社に転職 my pa 2025 2016 新卒入社 GMO Internet わたしの10年は… プロダクトの 事業売却 ar 👉 自分のキャリア = ちょうど10年。何が変わって、何が変わらなかったのか?

4.

Evol ions この10年、デザインは結構進化した Sketch → Figma, Canva, AI 素人でも“それっぽいUI”は作れる時代に AI登場で、UIそのものは大衆化されてきた 👉 でも、プロダクトの成功率は10年前と比べて ut 劇的に上がったわけではない。なぜ?

5.

UIの前に“意思決定”が壊れている Ob acle 意思決定の質がプロダクトの質を決めている。 どれだけUIがキレイでも、意思決定が歪んだ瞬間にUXは壊れる。 例) • 正しい課題設定/目標設定ができない • ユーザー理解の深さが足りない • 重要度よりも緊急度で優先度が判断される • 折衷案をとりすぎて、誰にも刺さらないものができる st 👉 UIではなく、意思決定こそデザイナーが設計すべき対象

6.

意思決定をデザインするとは何か = UIの前にある「判断のプロセス」そのものを設計すること 1. 課題設定:何を解決するかを整える 2. KPI/判断基準:何をもって成功とするかを決める in in ak Design g DecisionM g 3. 動機づけ:なぜそれをやるのかを言語化する 4. 捨てる判断:やらないことを決める 5. チーム:心理的安全と個々の納得感を高める 👉 UIは意思決定の結果として生まれるアウトプット

7.

10ye s この10年で感じた変化 UIの価値は“飽和”し始めた • デザインツールの民主化 • ノンデザイナーでもUIは作れる • AIでさらに加速する 意思決定の難易度はむしろ上がった • データが増えすぎる • 関係者が増えすぎる • AI登場で、何でもできるから逆に迷う問題 デザイナーが意思決定の翻訳者・編集者へ ユーザー理解 / ビジネス目標 / ビジョン / 技術的制約 ar これらを繋ぎ合わせ、正しい意思決定を促す役割が求められる

8.

Design e decision, not only wh is vis le. もしあなたがデザイナーなら、 ib at th 単なる作業者になってはいけない。 UIだけでなく、意思決定のデザインまでできるか。 それがこれからの10年も生き抜く“デザイン”になる。

9.

ご清聴ありがとうございました an Th k you