Tellmee AIを農業初心者の頼れる相棒に 九大 航空宇宙工学科2年 中西俊太郎 1
みどりボックス 温室の環境を計測する ためのハードウェア みどりモニタ データを参照・管理する ためのソフトウェア https://info.midori-cloud.net/production/monitor/ みどりモニタの詳細: https://info.midori-cloud.net/production/monitor/ 2
制御機器と組み合わせる ことで、遠隔制御も可能 最大36個のセンサ接続が可能! 設置はとても簡単なので 利用者は全国に分布!
みどりモニタの問題点 見なければいけないところが多い グラフを読み取るのが大変 4
農業初心者が抱える悩み 何をすれば良いのか分からない 5
このような農業初心者の悩みを解決するのが、 Tellmee 6
Tellmeeの役割 • 環境データを分析、要約し、 自然言語でレポートを作成する • 質問に対しては、栽培マニュアルをもとに 回答する Tellmeeは(新規)農業者の頼れる相棒! 7
Tellmeeのイメージ図 週間 レポート 環境データ グラフ AI チャット 8
例えば、過去1週間の データを自動で分析! 栽培管理のポイントを AIが提案 9
不明な点はチャット で気軽に質問! 異常値診断も常時行い 直ちに警報送信! 10
1. これを見れば「何をすれば良いか」が分かる AIがセンサデータを分析して、 現状の評価 注目データ 推奨作業 を教えてくれる 11
2. チャット形式で悩みや疑問を相談できる ユーザー 作業の進捗を尋ねる 作物の画像をリクエスト AIの出力を評価する 質問する AI 話しやすく、賢い 農業パートナー! 12
3. AIが異常発生時もサポート AIが 異常検知、 原因究明、 対応策の提案 をしてくれる! 13
Tellmeeで実現できること データの収集 みどりクラウド データの分析 有用な結論や 知見を導く Tellmee みどりクラウドとTellmeeでデータ分析が完結 14
作業 環境制御 Tellmeeを確認 15
Tellmeeで実現できること Tellmeeを導入すると、初年度から 農業未経験者が経験者と同じだけの成果をだせる 16
実装済みフロー図 栽培マニュアルの一部 活着後は、灌水と同時に液肥を施用することが 一般的です。 給液の濃度は、苗の活着後、開花・果実肥大は じめまでは原水の ECを除いて EC0.2~ 0.4 mS/cm 程度にし、果実肥大期以降はEC0.4 ~ 0.7 mS/cm程度で管理します。 環境データの一部 17
現在の進捗 デモ動画をのせる 18
今後の開発計画 12月 1月 Agentの設計、実装 Agentの精度向上 異常検知モデルの開発 ・Agentがユーザーに呼びかけ を行うタイミング内容を考える ・Agentが起こすハルシネーション を発見し、修正する ・応答速度を上げる ・異常検知の精度向上 ・UI作成 ・検知する異常をリストアップ ・モデルの選定 ・モデルの学習 ・モデルの評価 11月 ・Agentが作物の画像を適切に 解析できるようにする ・ユーザーが作業状況や作物の 状態を簡単に入力し、Agentに 伝える仕組み(選択式など) ・Agentのテスト (拙宅で植える作物で行う) 19