観光案内君 ~観光地を案内してくれるAI~ PM:荒川豊 Solveメンター: 山本義夫(SVI研究所) メンバー:伊藤正樹・吉松拓海・高田尚輝
背景
観光場所を探すためには手間がかかる google検索での例 何がしたいのか? どのキーワードで 検索するか? どのサイトを参考にするか?
特に検索キーワードは長すぎる と機能しない 頭の中で要望をまとめる必要がある
特に旅行中 ・時間が余った ・有名な観光場所は回り尽した ・目当ての場所がもうなくなった でも一から観光地を探すのは面倒... 自分をよく知ってる誰かが 観光地を提案してくれたらな
AIがユーザに合った観光地を提案 AIが観光場所を 提案 何がしたいのか? どの観光場所がいいかな? 検索の段階をスキップ
例えば ・ 神社や仏閣を巡りたいな、でも金閣とかはなしで ・ 旅行に使える時間は3時間くらいかな ・ 何となくおしゃれな観光地がいいな だらだらとAIに話していけば... • 京都御所はどうですか。ここでは... • 嵐山はどうですか。ここには... • 北野天満宮も近くにあります。...
プロダクト紹介
観光案内君 京都府の観光場所を提案してくれるAI • チャット形式で利用者とやり取り • 利用者の要望を会話中で引き出す • 要望に合致する観光施設を数件提案 プラットフォームにはLINEを利用
システムの概要 ユーザ LIN E 京都府観光情報DB ユーザ情報DB
データべース化方法 京都府が提供しているオープンデータ 「観光施設一覧」 ベクトル化 ベクトル データベース ベクトル検索を行うためにベクトルデータベース化
今後の展望
Stresslessな観光提案のために 1 : ユーザは要望を簡単に把握して貰える 2:提案内容はシンプルで見やすい 3:提案内容はユーザの要望に一致している
ユーザの要望を簡単に把握するには? 1: 選択形式での情報収集 • LINEのリッチメッセージ機能などを活用 • 友達登録時などに選択式のアンケートに答えてもらう 2: ユーザ情報の再利用 • ユーザ情報DBに登録されているデータを参照し複 数回同じような質問を行わないようにする
提案内容のシンプル化 LINEのFlex Messageなどにより 提案をシンプルに表示 Flex Message
提案内容の精度向上 会話からユーザの属性情報と要望を抽出する 会話文から何がしたいのか?という要望と自然が好きなどの好みを取り出し て保存 会話文をGPT-4oにそのまま読み込ませるより効率的 外部のレビュー情報を活用 「観光施設一覧」以外の情報を増やすことで提案内容に口コミなどの情要素を 加えられる GISで位置関係の処理を行う GISとは地理空間情報および付加情報を表示・管理・分析する技術 ユーザの年齢によって移動手段の重み付けを行ったり、混雑状況に合わせて 提案場所を変更したりしたい