>100 Views
September 24, 25
スライド概要
Godot Engine4のvisionOS対応状況を紹介します
ゴドーを待ちつづけて Godot EngineのApple Vision Pro対応状況 発表者: KOGA Mitsuhiro (@shiena) 2025年9月24日
自己紹介 / About Me @shiena Unity Developer XR/VR開発、産業向けアプリケーション 🛠 OSS Contribution 📱 今回のテーマ Godot Engineのカメラ機能に関する visionOS開発の新たな選択肢として Pull Requestを作成中 Godot Engine 4.5+を紹介 @shiena | @shiena | Zenn: @shiena
Godot Engine 4の紹介 Swift, Unity, UE5に続く選択肢 Apple Vision Pro開発において、既存の選択肢に加えてGodot Engine 4が新たな強力な選択肢となります。 MITライセンス & ロイヤリティフリー 完全に無料で利用でき、開発したゲームからの収益に対するロイ ヤリティは一切発生しません。 直感的なシーン駆動設計 ノードと呼ばれる構成要素を組み合わせて複雑なシーンを構築 柔軟なコーディングオプション Godot 4.5 - 最新バージョン 2025年9月15日リリース Apple Vision Proを含む多くのプラットフォームに対応 詳細: GDScript、C#、GDExtension(C++)など複数の言語をサポート クロスプラットフォーム対応 デスクトップ、モバイル、ウェブ、そして今回はvisionOSも godotengine.org
Godot 4.5対応状況 visionOSプラットフォーム対応 Godot 4.5では、visionOSが正式にサポートされたプラットフォームとして追加されまし た。これはGodotがオープンソース化されて以来、初めて正式にサポートされた新しいプ ラットフォームです。 入力対応状況 Appleエンジニアによる貢献 キーボード入力対応 Ricardo Sanchez-Saez @rsanchezsaez ゲームパッド入力対応 ※ Godot 4.5リリースノート: ※ リリース日: 2025年9月15日 https://godotengine.org/releases/4.5/
Godot 4.5対応状況(デモ) デモ内容 Godot 4.5でウィンドウを表示し、ゲームパッド入力を使用 ウィンドウモードでの3Dシーンレンダリング https://youtube.com/watch?v=zuR2fj3HfZ4
開発中の機能 PR #109975: カメラトラッキング visionOS XRモジュールを追加し、イマーシブな体験を構築可能 に。カメラトラッキングによる空間認識を実装中。 ハンドトラッキング対応中 ハンドジェスチャーによる直感的な操作を実現予定。 PSVR2コントローラー対応中 精密な入力と触覚フィードバックを活用可能に。 Immersiveモード利用を想定 没入型体験のための完全な空間アプリケーションを構築可能に。 PR詳細はGitHubで確認できます: github.com/godotengine/godot/pull/109975
開発中の機能(デモ) デモ内容 開発中のカメラトラッキング機能によるImmersiveモード ゲームパッド入力と空間操作の組み合わせ https://youtube.com/watch?v=7KGEZzRd3do
今後の見込み(予想) Godot 4.5 Godot 4.6 Godot 4.7 visionOSプラットフォーム対応 ハンドトラッキング対応 キーボード・ゲームパッド入力 PSVR2コントローラー対応 カメラトラッキング対応 Immersiveモード改善 ※ これらは公式のロードマップではなく、登壇者の予測です。実際の実装時 期や機能は変更される可能性があります。
まとめ 現状 進捗 visionOS対応 + 入力系サポート カメラ/ハンド/PSVR2が開発中 ウィンドウモードでの実行が可能 Immersiveモードの実装進行中 今後 開発者へ Vision Pro特性を活かした実装 早めに試す価値があります 既存VRゲームの移植が容易に オープンソースの強みを活かした開発に参加しま しょう