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December 05, 25
スライド概要
自己紹介 本間利通 大阪経済大学経営学部 教授 担当科目:経営組織論 2025年3月に生成AIを利用したアプリ開発を始める 動くまで生成AIに粘着するスタイル 2025年4月にConnpassIDを取得してコミュニティに入門する 色々な用語を聞きかじるようになる
問題意識 社会科学系大学生のAIリテラシーが低い(私も低いんだが、更にやばい) 「技術の民主化」とか聞いても興奮してくれない(これはそれでもいいや) AIに課題を解かせてもいいけど、なんでマークダウンのまま提出するの? 大学の課題提出フォームはマークダウンをレンダリングしないんだよ! テクノフォビア丸出しの臆病者が目立つ(体感20%超) 若くして老害化するかわいそうな大学生 「パソコン苦手なんで」で許されると思っている なんでそんなこと平気で言えちゃうの?(←こっちが老害化することに)
コミュニティ参加推奨の経緯 1.「PC怖い」がどれだけ恐ろしい価値観か理解してほしい 大学生のくせに「PC怖い」なんて、そっちのが怖い 当たり前の技術リテラシーがある世界だってある 2.ITコミュニティに参加して他の世界とつながることができたら 初心者歓迎のイベントが山ほどあるし、学習機会の宝庫 まともな社会人と会話するだけで、人生規模でいい方向に転がる機会になる! 3.エンジニアの苦労を理解することで、教員の苦労もメタにわかるかも エンジニアも非エンジニアとの対話で、いろいろギャップに悩んでそうだな ― この構造を見ることで、学生が教員の苦労にも思い至るのでは
取り組み Connpassイベントをことあるごとに紹介 404:学生の反応が見つかりません ゼミで告知しても全員がスリープモードに遷移 パケット全ロスに悪意を感じて疑心暗鬼に そのせいで私のタイムアウトも早くなる
エンジニア思考で解決だ! 聞きかじりのエンジニア思考 論理的思考の何かなんだろ 問題解決ってそういうもんだろ あとUX/UIがどうたら MVPがどうたら 聞きかじった言葉で実践してみた 色々間違っていると自覚
雑な理解からのコミュニティ設計 学生の心理的ハードルをUXの観点で検討 導線がないってことなのか? でも「このイベントに申し込む」ボタン押すだけやんけ! なにがあるのかよくわからんが、壁がある Localhost(大学構内)でConnpassイベントなし root権限あるし大学で開催すればいいか →OUE Unofficial Meetup爆誕
OUE Unofficial Meetup(https://oue-meetup.connpass.com/)
野蛮デプロイ戦略 MVPにもなっていない ゆるLT会 2025年12月13日(土)14:00 もくもく会 2025年12月15日(月)19:30 実態:MAD(Minimum And Direct) 暇なときにとりあえずやってみるか テスト環境なしでいきなりデプロイ
生成AIに粘着してできたこと Connpassページの文言 →生成AIを利用してマークダウンで体裁を整える イメージ画像 →生成AIを利用してそれっぽく ゼミで告知 →生成AIを利用してフレンドリーに いつもどおりの生成AIを活用している図 →
ロードマップ 2025年12月13日 第1回LT会(ベータ版) 2026年 またやってる(本番稼働) 2027年 またやってる!(技術的負債が無視できなくなる) 2028年 まだやってる…(←本物化現象:レガシー化して剥がせなくなる) みうらじゅん語録「濁点がつくと本物になる」 「ブルースがブルーズになる」 「またやってる、がまだやってる!に変わるとき本物になる」
なぜやり続けるのか? よくわからない
まとめ 教員という孤独な立場からの一方的なコミュニティ立ち上げ 環境構築には失敗した(npm installが通らねぇ!) 敗北感がコミュニティ構築の始動トリガー 私は越境人材ではなく単なる迷子だったな 既知の不具合 PCが苦手な大学生は依然として多い 教員の言葉のパケットロス率は依然として高く、通信困難なレベルのまま ひとまずコミュティ(OUE Unofficial Meetup)を作ってみた!
デプロイしたコミュニティ OUE Unofficial Meetup https://oue-meetup.connpass.com/ 第1回LT会 2025年12月13日(土)14:00 第1回もくもく会 2025年12月15日(月)19:30 場所 大阪経済大学(大阪市東淀川区大隅2−2−8) ご参加・ご登壇・ごデバッグを心よりお待ちしています。