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August 09, 26
スライド概要
はじめまして、yukikoと申します。 IT教育支援や、DX推進が可能です。 ◆ スキル LPIC レベル2 AI / Python Splunk BI(データ可視化・分析) ◆ その他 新卒・未経験の学生向けに、エンジニア転職を応援する資料を趣味で作成しています。 もしよろしければご活用ください。
うさうさ研修工房 OpenClaw 本番運用編 (PRO運用移行後の対応・調査編) トライアル導入の先にある、本番運用で押さえるべきこと Production Operations Guide — VPS / Team / Cost Monitoring 2026
目次 / Agenda 1 なぜ「本番運用」を考えるのか 2 VPS/クラウドへの移行(常時稼働) 3 チーム/複数ユーザー運用への拡張 4 コスト管理・ API使用量の監視運用 5 本番移行前チェックリスト 6 まとめ
1. なぜ「本番運用」を考えるのか Trial vs. Production — 前提が変わる 観点 トライアル(これまでの手順書) 本番運用(PRO運用) 稼働環境 自分のWindows PC(起動時のみ) VPS/クラウドで24時間稼働 利用者 自分ひとり チーム/複数ユーザー コスト意識 軽量モデルで様子見 使用量の可視化・継続監視が必須 安全設計 minimalで最小限に試す 監査・バックアップ・信頼境界の分離 OpenClawは基本的に個人ユーザー単位の利用を想定した設計。本番・複数人運用には追加の設計判断が必要(仕様は変動しうるため都度公式確認)
2. VPS/クラウドへの移行(常時稼働) From your PC to always-on hosting なぜ移行するか 主な選択肢 アクセス方法 ローカルPCの常時起動は現実的でない VPSなら月5ドル程度から どこからでも接続・常時オンライン DigitalOcean / Hetzner / Hostinger Fly.io / AWS(EC2・Lightsail) GCP / Azure / Oracle Cloud Raspberry Piでの自宅運用も可 Control UIは127.0.0.1バインドが基本 SSHトンネル or Tailscaleで安全に接続 ダッシュボードを直接公開しない 運用上の注意 • VPSを「唯一の信頼できる情報源」として扱い、状態とワークスペースを定期バックアップする • 公開VPSに導入する前に、そのマシン自体のセキュリティ(ファイアウォール・鍵認証等)を固める • メッセージングプラットフォームのサーバーから物理的に近いリージョンを選ぶと応答が安定する
3. チーム/複数ユーザー運用への拡張 Multi-user is not the default — design it explicitly DM/グループのアクセス制御 セッションの分離 dmPolicy: pairing(承認制)/ allowlist(許可リストのみ)/ open(全許可) groupPolicy でグループチャットも同様に制御 複数人がDMできる設定では「セキュアDMモード」で 送信者ごとにセッション(会話コンテキスト)を分離する 信頼境界の分離 階層的な複数 Gateway構成 敵対しうるユーザーが同じGatewayを共有しない テナント(組織)ごとに個別のGatewayセルを実行 マネージャー役とプロジェクト専任役でGatewayを分ける事例も 1つのエージェントが停止しても他が検知・復旧支援できる
4. コスト管理・ API使用量の監視運用 Watch the spend before it watches you コマンド/機能 できること /usage full モデル・コンテキスト・推定コストをコンパクト表示 /usage cost セッションログに基づくローカルコスト概要 openclaw status --usage プロバイダーのクォータ残量を正規化して表示 Control UI「使用量」 期間別・プロバイダー別・モデル別・エージェント別の内訳を可視化 ⚠ 実際の落とし穴 デフォルト設定のまま使うと、バックグラウンドの定期処理まで高額モデルに流れ、想定外の課金になった事例が報告されている 対策:雑務は軽量モデルにルーティング/ルールファイルを簡潔にして毎リクエストのトークン消費を抑える
5. 本番移行前チェックリスト Before you flip the switch □ セキュリティ監査 □ バックアップ運用 openclaw security audit --deep で稼働中Gatewayを点検 状態とワークスペースの定期バックアップ手順を用意 □ 権限プロファイル見直し □ アクセス制御の設計 minimalのまま運用するか、必要な範囲だけ広げるかを再確認 dmPolicy/groupPolicyを利用者数に合わせて設定 □ コスト監視の仕組み □ 信頼境界の分離 /usage系コマンドやControl UIでの定点観測を習慣化 複数組織・敵対しうる利用者がいる場合はGatewayを分離
まとめ / Summary 本番運用は「常時稼働(VPS)」「複数人運用」「コスト監視」の3点セットで設計する OpenClawは個人利用が既定。複数人・複数組織運用は明示的な設計判断が必要 コストは黙って見ていると跳ね上がる。/usage系コマンドで定点観測する習慣を 参考: docs.openclaw.ai/ja-JP/vps ・ /gateway/security ・ /reference/api-usage-costs ・ /gateway/configuration