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December 10, 23
スライド概要
SCOM Managed Instanceを作ってみました
- 用語
- SCOM MIについて
- SCOM MIとSCOMなどとの違い
- SCOM MIの展開
- SCOM Managed Instance展開の前提条件
決めておいた方が良い点
展開方法
展開完了
Operations Manager Consoleの展開および接続
- 管理
- SCOM MIのいろいろな機能
- SCOM MI: Manage: Infrastructure
- Monitored Resources (Preview)
- Managed Gateways (Preview)A
- Workbooks (Preview)
- Grafana (Preview)
- Power BI
- Scaling
- Update
- Log Analytics workspace
- Resource Health
- Azure Monitor で Operations Manager のアラートを表示する
- 管理パックの追加
- SCOMエージェントの管理
- SQL MIのスケールアップ、スケールダウン
- まとめ
- 参考情報
#
- term
- About SCOM MI
- Difference between SCOM MI and SCOM etc.
- Deployment of SCOM MI
- Prerequisites for SCOM Managed Instance deployment
- Points that should be decided in advance
- Deployment method
- Deployment completed
- Deploy and connect perations Manager Console
- Management
- Various functions of SCOM MI
- SCOM MI: Manage: Infrastructure
- Monitored Resources (Preview)
-Managed Gateways (Preview)A
-Workbooks (Preview)
- Grafana (Preview)
- Power BI
- Scaling
- Update
- Log Analytics workspace
- Resource Health
- View Operations Manager alerts in Azure Monitor
- Add management pack
- Management of SCOM agents
- SQL MI scale up, scale down
- summary
- Reference information
WindowsとSC 2019、Linuxも。いまは主にS2DとWindows Admin Center。趣味は、 風景、花、サーフィンの写真撮影、ガンプラ。Microsoft MVP CDM, MCSE Private Cloud, RHCSEです。
SCOM Managed Instanceを作ってみました Microsoft MVP Cloud and Datacenter Management 指崎 則夫 Norio Sashizaki 2023年12月09日
ご注意 本セッションの内容は、所属社の見解ではありません。 本セッションの内容で、正式リリース前の情報を扱っています。 本セッションの内容は、発表時点の情報に基づくこと、ご了承ください。 2023/12/09 2
自己紹介 指崎則夫(さしざきのりお) http://sashiz.seesaa.net → http://sashiz.wordpress.com → http:// sshzk.blogspot.com http://www.slideshare.net/noriosashizaki/ https://www.docswell.com/user/sshzk https://speakerdeck.com/sashizaki https://www.facebook.com/norio.sashizaki https://mstdn.jp/web/@sshzknr @sshzk https://www.linkedin.com/in/norio-sashizaki-a4208a89/ SCUGJ運営スタッフ Microsoft MVP Cloud and Datacenter Management 2014/01~2023/06 Windows Server 2016、Windows Server 2019、 Windows Server 2022、 System Center 2019、S2D/Azure Stack HCI、 Azure Stack Hub、Windows Admin Centerなど 写真撮影 ガンプラ… 2023/12/09 3
用語 AD: Active Directory AD DC: Active Directoryドメインコントローラー Azure VM: Azure仮想マシン Azure VNet: Azure仮想ネットワーク MSI: マネージド サービス ID SCOM: System Center Operations Manager SCOM MI: Azure SCOM Managed Instance SQL MI: Azure SQL Managed Instance 2023/12/09 4
アジェンダ 用語 SCOM MIについて SCOM MIとSCOMなどとの違い SCOM MIの展開 管理 SCOM MIのいろいろな機能 SCOM MI: Manage: Infrastructure Monitored Resources (Preview) Managed Gateways (Preview)A Workbooks (Preview) SCOM Managed Instance展開の前 提条件 Grafana (Preview) Power BI 決めておいた方が良い点 Scaling 展開方法 Update Log Analytics workspace Resource Health Azure Monitor で Operations Manager のア ラートを表示する 管理パックの追加 SCOMエージェントの管理 展開完了 Operations Manager Consoleの展 開および接続 SQL MIのスケールアップ、スケールダウン まとめ 参考情報 2023/12/09 5
SCOM MIについて 2023/12/09 6
SCOM MIについて (1/2) 下記の公式情報より複数スライドに渡って抜粋していきますが、引用元の詳細もご確認ください。 Azure Monitor SCOM Managed Instanceについて https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-manager-managedinstance-overview?view=sc-om-2022 主な利点 SCOM Managed Instanceは、既存のすべての System Center Operations Manager 管理パックと互換性があり、オ ンプレミスセットアップから管理パックの構成を移行できます。 System Center Operations Manager インフラストラクチャ管理が簡素化 クラウドに接続されているすべての System Center Operations Manager コンポーネントやハードウェア/ソフトウェア更新 プログラムは、Microsoft によって管理されます。 オンプレミスからクラウドにインフラストラクチャまたはワークロードを移行を通じて監視を続行できます。 Azure またはオンプレミスのあらゆる場所でワークロードを監視できます。 上記公式情報には記載ありませんが、下記の点に留意が必要ではないでしょうか。 オンプレミス上のSCOMに対する初期コストと運用コストと比較および精査が必要と思われます。 SCOM Managed Instanceのコストは不明確な点がありますし、使用するSQL MIの月額運用コストだけで十万円台後半が必 要です。SQL MI構築時の画面ショットにて、コスト感を後ほどご確認ください。 監視の要件が、SCOM MIと合っているかは、事前に確認や検証を実施した方が良いと思われます。 2023/12/09 7
SCOM MIについて (2/2) 機能 Azure で E2E System Center Operations Manager セットアップ (SCOM MI) を構成します。 Azure で SCOM Managed Instanceを管理 (表示、削除) します。 System Center Operations Manager Ops コンソールを使用して SCOM MIに接続します。 Ops と Web コンソールを使用し、既存の管理パックを使用しながら、ワークロード (配置されている場所) を監 視します。 データベース管理がSQL MIにオフロードされるため、データベースメンテナンス (Ops データベースとデータ ウェアハ ウス データベース) がゼロになります。 物理サーバーを追加または削除する必要なく、インスタンスをすぐにスケーリングします。 Power BI で SCOM MI レポートを表示します。 最新のバグ修正と機能を使用して、ワンクリックでインスタンスにパッチを適用します。 2023/12/09 8
SCOM MIのアーキテクチャ https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-managermanaged-instance-overview?view=sc-om-2022 – architecture より図を引用します。 2023/12/09 9
SCOM MIとSCOMなどとの違い 2023/12/09 10
SCOM Managed InstanceとSCOMの違い (1/3) SCOMを構成するコンポーネントから見た差異 SCOM SCOM Web Console 単一サーバーで 構成可能 IIS SCOM Agnet SCOM MI SCOM Management Console 別サーバー で構成 SCOM Management Server SQL Server SCOM MI Azure SQL MI SQL Server Reporting Service SCOM Web Console IIS SCOM Agnet 別サーバー で構成 SCOM Management Console 2023/12/09 11
SCOM Managed InstanceとSCOMの違い (2/3) 下記の公式情報より引用しますが、引用元も必ずご確認ください。 Azure Monitor SCOM Managed Instanceについて https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-managermanaged-instance-overview?view=sc-om-2022 シナリオ 機能 オンプレミスの Operations Manager 6 か月から 7 か月ごとにリリースされた RollUps (UR) を更新 します。 お客様は、すべての System Center Operations Manager コンポーネントを更新するために日数を費やす必要が あります。 顧客が手動で管理します。 SCOM マネージド インスタンス 監視インフラストラクチャの管理容易性 Patching 監視インフラストラクチャの管理容易性 エージェント管理 監視インフラストラクチャの管理容易性 可用性、信頼性、および Fault-Tolerance 顧客の責任。 製品によって約束された HA または BCDR はあ インスタンス レベルの可用性と許容度。 りません。 監視インフラストラクチャの管理容易性 最適化とスケーリング 顧客の責任と重いインフラストラクチャ。 ワークロードの監視 System Center Operations Manager 管 すべてのエージェント ベースの管理パックがサポートされています。 すべてのエージェント ベースの管理パックがサポートされています。 理パックの再利用 ワークロードの監視 ドメイン以外のワークロードの監視 ゲートウェイ サーバー経由でサポートされます。 ワークロードの監視 Arc とマルチクラウドのワークロードの監視 Arc はサポートされていません。 Azure 管理パックの可用性。 Azure ベース、Arc 接続済み、オンプレミスのワークロード。 ログの収集と分析 監視データのクエリと分析 クエリを実行できます。 アラート インフラストラクチャとアプリのリアルタイム アラート System Center Operations Manager Ops コンソールを Azure Monitor との統合アラート。 使用したアラート。 ダッシュボード 監視のセットアップに関する基本的なレポート SSRS ベースのレポート。 ダッシュボード アプリ固有のレポート Azure Managed Grafana 2023/12/09 12 のダッシュボードのパートナー発行 お客様は SquaredUp と手動で統合する必要があります。 ライブラリ。 自動オペレーティング システムの修正プログラム。System Center Operations Manager は、15 日から 20 日ごとに パッチを適用します。 ボタンのクリックでパッチを適用します。 Azure VM 拡張機能を使用して管理されます。 ボタンをクリックしてポータルから手動で開始します。 Azure 以外のエンドポイントの場合はゲートウェイ サーバーを使 用し、Azure エンドポイントのマネージド ID を使用します。 SQL マネージド インスタンスで管理されます。 データをログ分析ワークスペースに流し、中央のデータ プレーンを 維持する最高級の機能。 Azure Managed Grafana 用の Azure ブックとダッシュボー ドの組み込みテンプレート。 元の翻訳を見直 しました。悪し からずご了承く ださい。
SCOM Managed InstanceとSCOMの違い (3/3) 最も大きな違いは、SCOM MIにレポートが無いことです。 SCOM SCOM MI 2023/12/09 13
SCOM Managed InstanceとAzure Monitor、SCOMの違い SCOM Managed InstanceとAzure Monitor、SCOMの違いについては、下記の公式情報をご確 認ください。 ハイブリッド クラウドの監視 https://learn.microsoft.com/ja-jp /azure/cloud-adoptionframework/manage/monitor/cloud-models-monitor-overview - hybrid-cloud-monitoring 2023/12/09 14
SCOM Managed Instanceの展開 SCOM Managed Instance展開の前提条件 2023/12/09 15
SCOM Managed Instance展開の前提条件 展開を通じてこれらの前提条件が必要と考えています。過不足あれば別途掲載するブログ記事などを通じてご指摘いただけると大変助 かります。 Azure管理権限 Azureのリソースクォータ AD DC、SQL MI、SCOM MIといった単位でサブネットを構成 必要に応じ、VNetピアリングを構成 Azure Bastion 安全なAzure VMへのリモートデスクトップ接続 オンプレミスADとAzure間の接続経路 西ヨーロッパ、 米国西部、 北ヨーロッパ、 米国東部、米国東部 2 リージョンでのみ作成できます。 Azure VNet SCOM MIの展開に必要なリソースクォータがあるか、事前確認が必要です。 SCOM MIの提供リージョン Azure Key vault(キー コンテナー)の管理権限、アクセスポリシー変更権限 Azure VPN or ExpressRoute AD管理権限 加えてADドメインへの参加権限 ADドメイン参加時に一般ユーザー権限を使う場合、ADドメイン参加可能な回数(既定は10回まで)に注意します。 2023/12/09 16
SCOM Managed Instanceの展開 決めておいた方が良い点 2023/12/09 17
SCOM Managed Instance展開で決めておいた方が良い点 リソースの命名規則 今回は展開を優先したため決めないまま進めましたが、命名が不統一でわかりにくくなりました。 Azure Cloud Adoption Frameworkを参照して命名することを推奨します。 パスワード ハブアンドスポークモデルとするのか、単一のAzure Vnetのままとするのかを検討します。 サブネット分割 SQL MIの管理者ログイン Azure VNetのトポロジー リソースによっては、名称の最大長に違いがある点も要注意。 SQL MI、SCOM MI以外に、Gateway、Firewall、Bastionといったサブネットを構成するか否かも検討しま す。 AD DCの配置先 遅延を少なくなるように、SCOM MIと同じAzure VNetへ配置する方式もあります。 2023/12/09 18
SCOM Managed Instanceの展開 展開方法 2023/12/09 19
ネットワーク構成概要 展開方法のご説明前に、今回のネットワーク構成概要をご紹介します。 Azure 米国東部 Windows Server 2022 AD DC Azure 東日本 My Home Windows Server 2022 AD DC Windows Server 2022 AD DC Windows Server 2022 AD DC SQL MI 自宅NW Azure Bastion Windows Server 2022 Hyper-V Server SCOM MI NAT ゲートウェイ NAT ゲートウェイ VPN VNetピアリング SSG-140-SH 2023/12/09 20
展開方法概要 (1/2) SCOM MIの展開方法概要は、下記のとおりです。 https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-manager-managed-instanceoverview?view=sc-om-2022 - next-steps より引用します。 手順 1. SCOM Managed Instance リソース プロバイダーを登録する. 手順 2. VNet に個別のサブネットを作成する. 手順 3. SQL Managed Instance を作成する. 手順 4. キー コンテナーを作成する. 手順 5. ユーザー割り当て ID を作成する. 手順 6. コンピューター グループと gMSA アカウントを作成する. 手順 7. キー コンテナーにドメイン資格情報を格納する. 手順 8. 静的 IP を作成する. 手順 9. ネットワーク ファイアウォールを構成する. 手順 10. Azure と内部の GPO ポリシーを確認する. 手順 11. SCOM Managed Instance手順の自己検証. 手順 12. SCOM Managed Instanceを作成する. 上記手順から、留意すべき手順の項目を抜粋して説明していきます。 2023/12/09 21
展開方法概要 (2/2) 手順によって、操作場所が異なりますのでご留意ください。 オンプレミス Azure 手順 1. SCOM Managed Instance リソース プロバイダーを登録する. 手順 2. VNet に個別のサブネットを作成する. 手順 3. SQL Managed Instance を作成する. 手順 4. キー コンテナーを作成する. 手順 5. ユーザー割り当て ID を作成する. 手順 6. コンピューター グループと gMSA アカウントを作成する. 手順 7. キー コンテナーにドメイン資格情報を格納する. 手順 8. 静的 IP を作成する. 手順 9. ネットワーク ファイアウォールを構成する. 手順 10. Azure と内部の GPO ポリシーを確認する. 手順 11. SCOM Managed Instance手順の自己検証. 手順 12. SCOM Managed Instanceを作成する. 2023/12/09 22
手順 2. VNet に個別のサブネットを作成する. SQL MI、SCOM MIのサブネット作成後、NATゲートウェイ作成およびサブネットへの割り当てを忘れな いようにしましょう。 2023/12/09 23
手順 3. SQL Managed Instance を作成する. SQL MIは、手順通りSQL認証とします。 あらかじめ決めておいたSQL MI管理者ログインのユーザー名およびパスワードを設定すれば良いです。 2023/12/09 24
手順 4. キー コンテナーを作成する. コンテナーのアクセスポリシーを選択します。 2023/12/09 25
手順 5. ユーザー割り当て ID を作成する. (1/3) MSIとして作成するユーザー割り当て IDは、SCOM MI用リソースグループに作成します。 またリージョンは、SCOM MIを作成するリージョンを指定します。 2023/12/09 26
手順 5. ユーザー割り当て ID を作成する. (2/3) SQL MI用「管理者の設定」には、作成したユーザー割り当て IDを割り当てます。 「保存」のクリックもお忘れなく。 2023/12/09 27
手順 5. ユーザー割り当て ID を作成する. (3/3) アクセスポリシーは、既定で全く権限がありません。よって、全権を持つアクセスポリシーを一つ作成しておく と、ユーザー割り当て IDに割り当てるアクセスポリシーを円滑に作成できます。 2023/12/09 28
手順 6. コンピューター グループと gMSA アカウントを作成 する. (1/2) ドメイン参加用のユーザーは、ドメイン管理者権限ありでも良いです。 手順通り、ドメインユーザーを作成して良いですが、ドメインに参加させるマシンの制限は既定10 台までであること にご留意ください。 Active Directory ドメイン参加のトラブルシューティング ガイダンス https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-server/identity/active-directorydomain-join-troubleshooting-guidance コンピューター グループに指定する「マネージド ユーザー/Managed By」には、ドメイン参加用のユーザー を指定します。 2023/12/09 29
手順 6. コンピューター グループと gMSA アカウントを作成 する. (2/2) ドメイン参加させるADドメイン名を「gMSA アカウントを作成して構成する」にてFQDN指定します。 2023/12/09 30
手順 7. キー コンテナーにドメイン資格情報を格納する. ドメインユーザーのシークレットは、ユーザー名とパスワードの二つ作ります。手順にも書いてある通りです。 ドメインのどのクレデンシャルなのか、わかるような命名規則が必要かも知れませんね。 キーボードによるのかも知れませんが、¥をシークレットに入力するとダメなケースがありました。 https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/store-domain-credentials-in-keyvault?view=sc-om-2022 - to-store-domain-credentials-in-a-key-vault より をコピー&ペース トし、ドメインユーザー名形式として入力したら解消しました。 SCOM MIのパラメーターとして別々に指定します。 画面キャプチャは後ほど掲載します。 2023/12/09 この写真 の作成者 不明な作成者 は CC BY-NC のライセンスを許諾され 31
手順 11. SCOM Managed Instance手順の自己検証. (1/2) 三つある自己点検は、権限や確認の範囲が異なります。 Operations Manager 管理者による手順の自己検証 Active Directory 管理者による手順の自己検証 ネットワーク管理者による手順の自己検証 今回は、「 Operations Manager 管理者による手順の自己検証」を実行しましたが、ADドメイン管 理者も使っています。 自己検証で使うRunValidationAsSCOMAdmin.ps1のパラメーター例は下記の通りです。 $settings = @{ Configuration = @{ DomainName="sshzk2016.local" OuPath= "OU=SCOM_MI,DC=sshzk2016,DC=local" DNSServerIP = "10.0.2.4" UserName="sshzk2016¥sashizaki" Password = “パスワードです" SqlDatabaseInstance= “east-us-sql-mi01.文字列.database.windows.net" ManagementServerGroupName= "sshzk2016ServerGroup" GmsaAccount= "sshzk2016¥sshzk2016gMSA$" DnsName= "sshzk2016LB.sshzk2016.local" LoadBalancerIP = "10.1.6.4" } 2023/12/09 32
手順 11. SCOM Managed Instance手順の自己検証. (2/2)
自己検証結果は、下記のように全ての項目がPassedとなるのが、正しいです。
[{"RuleName":"Setting up pre-requisites on the test machine","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"Pre-requisite configuration complete [Time
taken: 41 ms]"}
,{"RuleName":"Internet connectivity","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"Internet connectivity test successful. The SCOM MI pro duct bits will
automatically
be downloaded and installed [Time taken: 161 ms]"},{"RuleName":"SQL MI connectivity","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"SQL MI is
reachable [Time taken:
657 ms]"},{"RuleName":"DNS Server connectivity","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"The DNS IP (10.0.2.4) is valid and the DNS server is
reachable [Time ta
ken: 784 ms]"},{"RuleName":"Domain connectivity","CheckResult":"Failed","CheckResultMessage":"Domain controller for domain sshzk2016.local is not
reachable from thi
s network, or ports 88, 389/636, 9389, 3268/3269, 135, 445 is not open on at least one domain controller. This could also be an issue with the
provided DNS Server
IP or your network configuration [Time taken: 181 ms]"},{"RuleName":"Domain join validation","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"Joining
of the test manage
ment servers to the domain is successful [Time taken: 36 ms]"},{"RuleName":"Static IP and LB FQDN
association","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"Static I
P (10.1.6.4) and Load Balancer DNS (sshzk2016LB.sshzk2016.local) are correctly associated [Time taken: 35 ms]"},{"RuleName":"Computer group
validations","CheckResul
t":"Passed","CheckResultMessage":"The input computer group (sshzk2016ServerGroup) is configured correctly [Time taken: 64
ms]"},{"RuleName":"gMSA account validation
s","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"The gMSA (sshzk2016gMSA) is valid [Time taken: 23 ms]"},{"RuleName":"Group policy
validations","CheckResult":"Passed
","CheckResultMessage":"Group policies validated [Time taken: 708 ms]"},{"RuleName":"Post validation cleanup","CheckResult":"Passed","CheckResultMessage":"Post val
idation clean-up complete [Time taken: 443 ms]"}]
2023/12/09
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手順 12. SCOM Managed Instanceを作成する. (1/2) 「手順 9. ネットワーク ファイアウォールを構成する.」に「SCOM Managed Instance サブネット内のドメイ ン名解決で、ネットワーク待機時間やパフォーマンス、ファイアウォールの問題を回避」との記載があります。 よってADドメインコントローラーは近い方が良いです。 ネットワーク待機時間(ネットワークの遅延)が長いと、事前検証がパスしない可能性あります。 SCOM MIのパラメーターとしてユーザー名とパスワードの資格情報は、別々に指定します。 2023/12/09 34
手順 12. SCOM Managed Instanceを作成する. (2/2) 手順12のvalidationでグループポリシーがfailedでした。が、事前検証でグループポリシーの検証がpassし ていたので、「Next: Review + Create」をクリックして続行しました。 2023/12/09 35
展開完了 (1/4) 当該環境の場合、35分ほどで展開完了しました。 ドキュメント上は、「展開完了までに1時間」とのことです。 SQL MIには、下記のデータベースができました。 2023/12/09 36
展開完了 (2/4) SCOM MIの概要画面は、下記の通りです。 2023/12/09 37
展開完了 (3/4) ADドメインへ、下記のオブジェクトが登録されていました(ドメイン参加されてました)。 C 2023/12/09 38
展開完了 (4/4) SCOM MI展開完了後、VNetに接続するデバイスは、下記の通りでした。 Subnet02がSQL MI用です。 Subnet03がSCOM MI用です。 2023/12/09 39
Operations Manager Consoleの展開および接続 (1/5) 「Connect with」を展開し「Operations Manager Console」をクリックすると、Operations Manager Consoleの展開および接続方法が確認できます。 2023/12/09 40
Operations Manager Consoleの展開および接続 (2/5) 実行ファイルから、インストーラーを取り出します。 2023/12/09 41
Operations Manager Consoleの展開および接続 (3/5) ウィザードに従ってインストールを進めます。 次ページへ 2023/12/09 42
Operations Manager Consoleの展開および接続 (4/5) ウィザードに従ってインストールを進めます。 次ページへ 2023/12/09 43
Operations Manager Consoleの展開および接続 (5/5) ウィザードに従ってインストールを進めます。インストール完了後、手順8で指定したFQDNに接続します。 2023/12/09 44
管理 2023/12/09 45
SCOM MIのいろいろな機能 2023/12/09 46
SCOM MI: Manage: Infrastructure (1/2) Infrastructure自身のプロパティ 2023/12/09 47
SCOM MI: Manage: Infrastructure (2/2) Infrastructure自身のKey metricx 2023/12/09 48
Monitored Resources (Preview) リソース監視は、1台を対象に追加してみました。 2023/12/09 49
Managed Gateways (Preview) Managed Gatewaysは未構築です。 2023/12/09 50
Workbooks (Preview) | ギャラリー 既定で二つのWorkbookがあります。 2023/12/09 51
Grafana (Preview) 複数データソースの可視化ツールと連携できます。 参考)Azure Managed Grafana のダッシュボード http://xn--https-8lb//learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/dashboards-on-azure-managedgrafana?view=sc-om-2022 2023/12/09 52
Power BI Power BIと連携できます。 参考)Power BI でレポートを作成する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-manager-managed-instancecreate-reports-on-power-bi?view=sc-om-2022 2023/12/09 53
Scaling SQL MIのスケールアウト、スケールインを制御できます。 参考)Azure Monitor SCOM Managed Instanceのスケーリング https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/scale-scom-managed-instance?view=sc-om2022 2023/12/09 54
Update SQL MIの更新状況を確認したり、更新を実施できます。 参考)Azure Monitor SCOM Managed Instanceにパッチを適用する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/patch-scom-managed-instance?view=sc-om2022 2023/12/09 55
Log Analytics workspace Log Analytics workspaceと連携できます。 2023/12/09 56
Resource Health 当該リソースの状況を確認できます。 2023/12/09 57
Azure Monitor で Operations Manager のアラートを表示する 実際の画面をお見せしようと思いましたが、当該サブスクリプションで表示されず。Learnの画面を引用する 旨、ご勘弁ください。 参考)Azure Monitor で Operations Manager のアラートを表示する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/view-operations-manager-alerts-azuremonitor?view=sc-om-2022#view-operations-managers-alerts-in-azure-monitor 2023/12/09 58
管理パックの追加 SCOM Management Consoleで管理パックの追加、削除などができます。 2023/12/09 59
SCOMエージェントの管理 SCOMエージェントの追加、削除などが可能です。画面上は、SCOM MIのみです。 2023/12/09 60
SQL MIのスケールアップ、スケール ダウン 2023/12/09 61
SQL MIのスケールアップ、スケールダウン SQLのパフォーマンスを増減できます。 下記の画面は、SCOM MIの推奨構成であり、コスト感をご確認ください。 2023/12/09 62
まとめ 2023/12/09 63
まとめ コスト感次第ですが、基盤側の維持管理を省力化したい場合に向いていると考えます。 SCOM Managed Instanceは、既存のすべての System Center Operations Manager 管理パックと互換性が あり、オンプレミスセットアップから管理パックの構成を移行できます。 System Center Operations Manager インフラストラクチャ管理が簡素化 クラウドに接続されているすべての System Center Operations Manager コンポーネントやハードウェア/ソフトウェ ア更新プログラムは、Microsoft によって管理されます。 オンプレミスからクラウドにインフラストラクチャまたはワークロードを移行を通じて監視を続行できます。 管理は、ざっと見た感じでは、通常のSCOMを変わらない感じです。 管理パックも追加可能です。 ただしレポートが無いので、 Grafanaを使います。 2023/12/09 64
参考情報 Announcement: SCOM is now available in Azure too! https://techcommunity.microsoft.com/t5/system-center-blog/announcementscom-is-now-available-in-azure-too/ba-p/3981327 Azure Monitor SCOM MI: New SQL Server monitoring solution in Azure https://techcommunity.microsoft.com/t5/sql-server-blog /azure-monitor-scom-minew-sql-server-monitoring-solution-in/ba-p/3987575 Pricing calculator https://azure.microsoft.com/en-in/pricing/calculator/ Azure Monitor SCOM Managed Instanceについて https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-managermanaged-instance-overview?view=sc-om-2022 ハイブリッド クラウドの監視 https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-adoptionframework/manage/monitor/cloud-models-monitor-overview - hybrid-cloudmonitoring 2023/12/09 65
参考情報 Azure リソースの名前付けおよびタグ付けの戦略を作成する https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-adoption-framework/ready/azurebest-practices/naming-and-tagging 名前付け規則を定義する https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-adoption-framework/ready/azurebest-practices/resource-naminghttps://learn.microsoft.com/ja-jp /azure/cloudadoption-framework/ready/azure-best-practices/resource-naming SCOM Managed Instanceを作成する手順 https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-managermanaged-instance-overview?view=sc-om-2022 - next-steps Active Directory ドメイン参加のトラブルシューティング ガイダンス https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-server/identity/activedirectory-domain-join-troubleshooting-guidance 2023/12/09 66
参考情報 Azure Managed Grafana のダッシュボード http://xn--https-8lb//learn.microsoft.com/ja-jp /system-center/scom/dashboardson-azure-managed-grafana?view=sc-om-2022 Power BI でレポートを作成する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/operations-managermanaged-instance-create-reports-on-power-bi?view=sc-om-2022 Azure Monitor SCOM Managed Instanceのスケーリング https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/scale-scom-managedinstance?view=sc-om-2022 Azure Monitor SCOM Managed Instanceにパッチを適用する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/patch-scom-managedinstance?view=sc-om-2022 Azure Monitor で Operations Manager のアラートを表示する https://learn.microsoft.com/ja-jp/system-center/scom/view-operations-manageralerts-azure-monitor?view=sc-om-2022#view-operations-managers-alerts-inazure-monitor 2023/12/09 67