ベンゾジアゼピン系の睡眠薬

1.1K Views

February 01, 22

スライド概要

ベンゾジアゼピン系を主とした睡眠薬について講義やYouTubeで解説するのに使用した資料です。講義などでの使用はOKです。

profile-image

精神科医、大学教員かつYouTuberです。資料は講義での使用OKです。 私がYouTubeで使用している資料につき公開をご希望の方がいたら、該当する動画のコメント欄でお知らせください。

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

睡眠薬

2.

睡眠薬や抗不安薬の ほとんどが ベンゾジアゼピン

3.

●●ゾラム ●●ゼパム はベンゾジアゼピン

4.

睡眠薬や抗不安薬の ベンゾジアゼピン 睡眠 抗不安 抗けいれん 筋弛緩

5.

ベンゾジアゼピンの副作用 血圧低下 呼吸抑制 転倒

6.

ベンゾジアゼピン 短時間型 中時間型 長時間型 がある

7.

長 時間型の睡眠薬 入眠困難だけでなく 中途覚醒や 早朝覚醒にも効く ハ ン グ オ ーバ ー 持ち越し効果 に注意

8.

短 時間型の睡眠薬 入眠困難だけに効く 中途覚醒や 早朝覚醒が 出やすい

9.

短 時間型の睡眠薬 健忘

10.

短 時間型の睡眠薬 依存性 離脱症状 =退薬症候

11.

離脱症状「Ash! Ash! As……」 A Autonomic Anxiety Agitation 自律神経症状 不安 焦燥 S Stomach Sleep Seizure 胃の症状(嘔気) 不眠 てんかん発作 H Hallucination Hand Tremor 幻覚 手指振戦

12.

Z系と呼ばれる ゾルピデム マイスリー🄬 ゾピクロン アモバン🄬 エスゾピクロン ルネスタ🄬 非ベンゾジアゼピン

13.

Z系は非ベンゾであり 転倒・依存が少ない?

14.

非ベンゾであるZ系も ベンゾジアゼピン受容体作動薬 転倒・依存のリスクが 少ないとはいえない

15.

ベンゾジアゼピン受容体作動薬 ではない睡眠薬もある ラメルテオン ロゼレム® メラトニン受容体作動薬 スボレキサント レンボレキサント ベルソムラ🄬 オレキシン受容体拮抗薬 デエビゴ🄬

16.

本剤の影響が翌朝以後に及び、眠気、 注意力・集中力・反射運動能力等の低下が 起こることがあるので、自動車の運転等 危険を伴う機械の操作に従事させないよ う注意すること ゾルピデム、ニトラゼパム、フルニトラゼパムなどの添付文書

17.

睡眠薬を処方する上で 医師は「車の運転OK」とは いえない ゾルピデム、ニトラゼパム、フルニトラゼパムなどの添付文書