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September 13, 24
スライド概要
HCL Notes/Dominoの機能の一つであるドメイン検索についてその設定方法や利用方法についてまとめました。
Notes/Dominoが好きな(株)エフの代表。 I only like Notes/Domino. However, the thing of only that. IBM Champion for ICS 2011-2019. HCL Master 2019. HCL Ambassador 2020-2024.
e f f e c t f o r c e のの会(notes knows community) 第66回 2024年9月12日 「ドメイン検索」を利用するには? 御代 政彦(みよ まさひこ) 株式会社エフ ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved.
アジェンダ e f f e c t f o r c e 概要 2. 設定方法(1) 3. 設定方法(2) 4. 検索方法 5. その他の機能 6. 注意事項 7. 参考資料 1. ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 2-
e f f e c t f o r c e ドメイン検索とはどういったものなのか? 1. 概要 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 3-
ドメイン検索の概要 e f f e c t f o r c e ❑ R5からの新機能 ❑ 同一Dominoドメイン内の複数のNotes DBを同時に検索する 前身(R4.6以前)の「サイト検索」機能を拡張したもの ✓ 「サイト検索」(srchsite.ntf)テンプレートを使って検索用のNotes DBを作成する 全文検索は一つのNotes DB内を検索する ドメイン検索では全文索引は利用しない(全文索引が作成されていなくても検索 できる) ❑ アクセス権も考慮した形で検索できる ACLや読者名フィールドなどが適切に設定されていないと効果を十分に発揮でき ない 本資料では「Notesクライアント」での「Notes DB」及び「添付ファイル」の検索について言及する →「Webクライアント」、「ファイルシステム」は対象外とする ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 4-
e f f e c t ドメイン検索のシステム構成図 f o r c e Dominoサーバー(インデックスサーバー) ドメイン検索 利用者 Notes DBの情報を集約 Domain Catalog 索引を管理 ドメイン索引 Dominoサーバー Notes DB Dominoサーバー Notes DB ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. Dominoサーバー Notes DB - 5-
e f f e c t f o r c e ドメインカタログの設定 2. 設定方法(1) ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 6-
カタログ DBの作成 e f f e c t f o r c e ❑ Dominoサーバーでcatalogタスクを有効にする Dominoサーバーでcatalogタスクが定期的に動作させる ✓ notes.iniの「ServerTasksAtxx=」に設定する – デフォルトでは「ServerTasksAt1=catalog,design」が設定済 ✓ もしくはプログラム文書で設定する カタログDBを作成するだけなら、サーバーコンソールで「load catalog」を実行しても良い ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 7-
e f f e c t カタログ DBの作成 f o r c e ❑ catalogタスクの実行 Dominoサーバーに「カタログ」(catalog.nsf)が作成されること を確認する ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. エントリの種類 ACLエントリ名 アクセス権 なし -Default- 作成者 なし Anonymous なし サーバー 自サーバー 管理者 ユーザーグループ LocalDomainAdmins 管理者 サーバーグループ LocalDomainCatalogServers 読者 サーバーグループ LocalDomainServers 読者 サーバーグループ OtherDomainServers 読者 - 8-
Domain Catalogの有効化 e f f e c t f o r c e ❑ Domain Catalogを有効にする ドミノディレクトリのサーバー文書を編集モードで開く [サーバータスク][Domain Catalog]タブを開く 「Domain Catalog」を"有効"にする サーバー文書を保存して閉じる ドメイン内に複数のDominoサーバーがある場 合、「ドメインカタログの実行範囲を次の サーバーに限定」にサーバー名を設定すると、 そのDominoサーバーだけがDomain Catalog の対象になる ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 9-
Domain Catalogの作成 e f f e c t f o r c e ❑ 「カタログ」を「Domain Catalog」にする Domain Catalogが“有効”な状態でcatalogタスクを実行 ✓ タイトルとACLに変化あり ✓ システム管理要求に「LocalDomainCatalogServers」グループを作 ACLエントリ名 アクセス権 成する要求文書が生成される エントリの種類 なし -Default- 作成者 なし Anonymous なし サーバー 自サーバー 管理者 ユーザーグループ LocalDomainAdmins 管理者 サーバーグループ LocalDomainCatalogServers 編集者 サーバーグループ LocalDomainServers 編集者 サーバーグループ OtherDomainServers 読者 タイトルは変わらないこともあるので信用しないこと →サーバー文書の「Domain Catalog」で確認すること ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 10 -
検索対象のDBの設定 e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン検索の対象とするNotes DBを設定する 検索対象としたいNotes DBのプロパティを開く ✓ 対象のNotes DBに「管理者」権限が必要なので注意! [設計]タブ(左から4番目)を開く 「データベースカタログに表示」 「サイト検索に含む」に チェックを付ける ✓ 「カテゴリ」にも値をセットしておく ドメイン検索の対象にしたいNotes DBに対して上記の操作を行う 終わったらcatalogタスクを実行して、「Domain Catalog」DBを 更新する ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 11 -
e f f e c t f o r c e ドメイン索引の設定 3. 設定方法(2) ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 12 -
ドメイン索引サイズの見積り e f f e c t f o r c e ❑ Domain Catalogから算出する 「catalog.nsf」の「($MultiDbIndex)」という隠しビューを開く ✓ Shift+Ctrlを押しながらNotes DBを開くと良い 表示されている文書を一つずつ開いて以下の値を記録する ✓ [全文索引]タブの「全文索引のバイト数」の値 – 全文索引がない場合は、Notes DBの20-40%とする – 設計要素より文書データが多ければ40%、そうでなければ20%で算出 この値はあくまでも初期値であり、 ドメイン索引サイズは増え続けていくので注意! ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 13 -
ドメイン索引サイズの見積り e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン検索の総バイト数 各Notes DBの全文索引のバイト数を合算した値 ✓ 推定サイズなので目安とすること ✓ 1,024で割るとキロバイト、さらに1,024で割るとメガバイトになる Domain Indexerの設定項目の「次のサーバーのDomain Wide Indexingを制限」にサーバー名が指定してある場合は、その サーバーのNotes DBだけが計算対象になる 各Notes DBの全文索引とは別にディスク容量を必要とするため、 Dominoサーバーのディスク容量には注意を払うこと ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 14 -
Domain Indexerの有効化 e f f e c t f o r c e ❑ Domain Indexerを有効にする ドミノディレクトリのサーバー文書を編集モードで開く [サーバータスク][Domain Indexer]タブを開く ✓ 「Domain Catalog」が“有効”になっていないと表示されない 「スケジュール」を“有効”にして、サーバー文書を保存する Dominoサーバーを再起動して設定を有効化する ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 15 -
Domain Indexerの有効化 e f f e c t f o r c e ❑ Domain Indexerの設定項目の説明 No. 項目 説明 1 ドメイン索引の実行 • 索引の更新を行う時間帯を設定する • 範囲、もしくは実行時刻が指定可能 • 実行時刻の場合、カンマもしくはセミコロンで区切って入力すること で複数時刻を設定可能 2 繰り返し間隔 • 「ドメイン索引の実行」に時刻の範囲を指定した場合は、実行間隔を 分単位で設定する • 実行時刻を指定した場合は、「0」(ゼロ)を設定する 3 曜日 • 索引の更新を行う曜日を設定する 4 次のサーバーのDomain Wide Indexingを制限 • Dominoサーバー名を設定すると、そこのサーバーにあるサイト検索 のNotes DBの索引だけを更新する • 空白の場合は、ドメイン内の全サーバーのサイト検索のNotes DBの 索引を更新する • これにより、Dominoサーバーごとに検索範囲を変えることが出来る ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 16 -
ドメイン索引の状態を確認 e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン索引 索引の更新状況はcatalog.nsfの[ドメインインデクサのステータ ス]-[インデックスサーバー]ビューで確認可能 ✓ 索引の作成には時間がかかる(1-2時間)ので気長に待つこと この部分がドメイン検索の対象 Notes DBになる →Dominoサーバーのcatalog.nsf ごとに検索範囲が異なっている ことに注目 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 17 -
e f f e c t f o r c e ドメイン索引ファイルの場所を変更する ❑ ドメイン索引ファイルの場所 デフォルトではDominoデータディレクトリ配下の 「ftdomain.di」に作成される ✓ notes.iniに「FT_Domain_Directory_Name」をにディレクトリの フルパスを設定することで場所を変更可能 – ディレクトリは自動で作成される – 設定後はDominoサーバーの再起動が必要 – 元の場所にあったディレクトリ(ftdomain.di)は削除されないので手 動で削除する必要あり • 先にload domidx –dで削除しておいて方が良い https://x.gd/R28j8 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 18 -
e f f e c t f o r c e ドメイン検索の対象Notes DBを絞り込む ❑ ドメイン索引に含めるデータベースを選択する ドメイン索引の対象はcatalog.nsfの($MultiDbIndex)ビューに表 示されたNotes DB 「サイト検索に含む」をチェックしても、このビューに表示されてい なければドメイン検索の対象にはならない ✓ ビューの選択式をカスタマイズして絞り込むことが可能 https://x.gd/lnKc5 ✓ ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 19 -
ドメイン索引の更新 e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン索引の更新 自動で更新する ✓ 前述の通り、サーバー文書の「Domain Indexer」タスクのスケ ジュールで行う 手動で更新する ✓ サーバーコンソールで「load domidx –s」を実行 – 先に「load domidx –d」で削除した場合はDominoサーバーの再起動が 必要になるので注意! https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0025681 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 20 -
e f f e c t f o r c e 実際に検索してみよう 4. 検索方法 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 21 -
ドメイン検索 e f f e c t f o r c e ❑ Notesクライアントでドメイン検索画面を表示する 画面右上の [詳細検索]-[ドメイン検索]をクリック 「検索文字列」に入力 [検索]をクリック Enterを押しても効かないので注意! 別ウィンドウで結果が表示される ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 22 -
ドメイン検索 e f f e c t f o r c e ❑ 検索結果の確認 簡潔な結果と詳細な結果で表示方法が異なる ✓ タイトルをクリックすると別ウィンドウで文書を表示する 「タイトル」は文書のうち、"Title"、"Subject"、 "Headline"、"Topic"フィールドのいずれかを表 示する →いずれも存在しない場合は「ウィンドウタイ トル」を表示する 簡潔な結果 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. 詳細な結果:DBタイトルが表示される - 23 -
e f f e c t 検索オプション f o r c e ❑ ドメイン検索のオプションの説明(1) No. 1 2 項目 検索文字列 選択肢 説明 文書 アプリケーション ドメイン検索を行うか、Notes DBの検索を行うかを選択する "文書"を選択した場合、ドメイン検索を行う "アプリケーション"を選択した場合、catalog.nsfに登録されているNotes DBのうち、 タイトルに含まれる文字列を検索する →「データベースカタログに表示」にチェックがついているNotes DBが対象 ※[詳細][アプリケーションの検索]と同じ効果(bookmark.nsfの機能) 検索を行いたい文字列を入力する キーワードを用いた検索も行えるが注意が必要 例えば、「FIELD “フィールド名” CONTAINS hogehoge」という指定をした場合、 フィールド名は対象Notes DB全部に存在している必要がある 検索対象のNotes DBのうち、一つでもフィールドがない場合は「検索情報のフィー ルド名がデータベースに見つかりません」というエラーになる 検索文字 3 検索区分 簡潔な結果 詳細な結果 4 ソート順 頻度順 古い順 新しい順 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. 検索結果の表示方法を選択する "簡潔な結果"を選択した場合、検索結果はタイトルだけが表示される "詳細な結果"を選択した場合、検索結果にNotes DBのタイトルやその文書の作成者 も表示される 検索結果の表示順序を選択する “頻度順”は検索文字列の関連度順 “古い順”、“新しい順”は文書の更新日の順序 - 24 -
e f f e c t 検索オプション f o r c e ❑ ドメイン検索のオプションの説明(2) No. 5 項目 選択肢 説明 検索文字列 テキスト 作成者 敬称 作成日 更新日 検索文字列に条件(AND, ACCURE, AND NOT等)を付与する形で指定できる “敬称”は文書の“Title”、“Subject”、“Headline”、“Topic”フィールドのいずれかに含 むかどうかを設定する “作成日”、“更新日”は文書の作成日や更新日に対して、完全一致や以前、以後、範囲 指定などを設定する Notesアプリケーション ファイルシステム 検索対象を選択する "Notesアプリケーション"を選択した場合はドメイン検索に登録したNotes DBを検索 する "ファイルシステム"を選択した場合、Dominoサーバー上のうちドメイン検索に登録 したファイルを検索する 両方にチェックを付けるか、どちらも選択しなかった場合は、両方が検索対象となる 6 検索対象 7 次のデータベースカテゴ リのみ検索する 「検索対象」が"Notesアプリケーション"のときだけ有効 チェックを付けた「カテゴリ」のNotes DBだけを検索する ※「カテゴリ」はNotes DBのプロパティで設定可能 8 語尾変化も含む 検索単語の語尾が変化したものも検索対象にする 例) 検索文字列が"study"の場合、studiedやstudyingも検索される ※日本語は対象にならない ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 25 -
e f f e c t 検索オプション f o r c e ❑ ドメイン検索のオプションの説明(3) No. 項目 9 あいまい検索 検索文字列に似た単語も検索対象にする 例) 検索文字列が“Califorrnia”の場合、CaliforniasやCaliforniaも検索される ※日本語は対象にならない 10 表示 1ページあたりの表示件数を設定する 設定可能値は1 ~ 100 最大 検索結果の最大数を設定する 設定可能値は1 ~ 32,767 notes.iniの FT_Max_Search_Results=nnnn(0 ~ 2,147,483,647) Temp_Index_Max_Doc=nnnn(0 ~ 2,147,483,647) の値が影響を受ける 11 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. 選択肢 説明 - 26 -
e f f e c t ドメイン検索に使用するcatalog.nsf f o r c e ❑ ドメイン検索で使用するcatalog.nsfはどれ? ロケーション文書の「カタログ/ドメイン検索サーバー」のサー バーにあるcatalog.nsfを利用する ✓ ワークスペースにDBアイコンがなくても検索可能 – 他のサーバーのものがあっても無視される catalog.nsfの「ドメイン検索」をクリックしても検索 可能 →そのDominoサーバー内のドメイン索引を検索する catalog.nsfの「ドメイン検索」をクリックした場合 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 27 -
e f f e c t ドメイン検索に使用するcatalog.nsf f o r c e ❑ catalog.nsfがなかったら? 「ホーム/メールサーバー」にも「カタログ/ドメイン検索サー バー」にもcatalog.nsfがない場合・・・ ✓ 「catalog.nsfは存在しません」というエラーになる 「カタログ/ドメイン検索サーバー」が空欄 の場合は、「ホーム/メールサーバー」の Dominoサーバーのcatalog.nsfを利用 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 28 -
e f f e c t ドメイン検索に使用するcatalog.nsf f o r c e ❑ catalog.nsfがなかったら?(2) catalog.nsfがドメイン検索に対応していない場合 ✓ ドメイン検索フォームは表示されるが検索は不可能 – 「文書が見つかりません」というエラーは変わらない ロケーション文書の「カタログ/ドメイン検索サーバー」はデスクトップポリシーの[基本] タブの「カタログ/ドメイン検索サーバー」で設定可能 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 29 -
e f f e c t f o r c e こんなこともできる 5. その他の機能 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 30 -
catalog.nsfを複製する e f f e c t f o r c e ❑ 複数のDominoサーバーのNotes DBを検索する ドミノディレクトリのサーバー文書でDomain Catalogを有効化 することで「LocalDomainCatalogServers」グループのメン バーになる catalog.nsfの「LocalDomainCatalogServers」エントリのレベ ルが"編集者"になる ✓ 複数サーバーのNotes DBカタログ情報を集約することができるよう になる https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0036853 手動でACLエントリーを追加したり、管理者ユーザーでレプリカは実行できるので、 あまり意味はないかも・・・ ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 31 -
e f f e c t f o r c e ドメイン索引のパフォーマンスを調整する ❑ ドメインインデクサのパフォーマンスを調整する notes.iniに「FT_Domain_Idxthds=xx」を設定することでドメ イン検索のパフォーマンスを向上することが出来る ✓ ただし、大きい値(8以上)を設定するとDominoサーバーのパ フォーマンスが落ちるので注意! https://x.gd/9aCnB ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 32 -
e f f e c t f o r c e ドメイン索引から添付ファイルを除外する ❑ ドメイン索引から添付ファイルを除外する ドメイン検索では大量の索引が必要となるため、添付ファイルを除 外することもできるようになっている notes.iniに「FT_Index_Attachments=2」を設定することで全添 付ファイルを除外可能になる ✓ デフォルトでいくつかの拡張子の添付ファイルは除外されている(検索 不可) 「FT_INDEX_IGNORE_ATTACHMENT_TYPES=」を使うと、特定 のファイルや拡張子を除外することも可能 ✓ 「FT_INDEX_IGNORE_ATTACHMENT_TYPES=*.docx,ABC.xlsx」の ように指定する ドメイン索引から添付ファイルを除外する https://x.gd/qqqkK サーバー上の添付ファイルの索引の制御 https://x.gd/XxzHo ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 33 -
検索フォームのカスタマイズ e f f e c t f o r c e ❑ 検索フォームはカスタマイズ可能 catalog.nsf以外にも作成可能 ✓ 検索用フォームと結果フォームを作成 ✓ ドメイン検索はNotesDatabase#FTDomainSearchメソッドを利用 https://help.hcl-software.com/dom_designer/12.0.2/basic/H_CUSTOMIZING_SEARCH_FORMS_7304.html https://help.hcl-software.com/dom_designer/12.0.2/basic/H_FTDOMAINSEARCH_METHOD_9515.html 検索フォーム ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. 結果フォーム - 34 -
e f f e c t f o r c e 利用時に覚えておくべき事がある 6. 注意事項 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 35 -
注意事項1 e f f e c t f o r c e ❑ 検索対象のNotes DB アーカイブデータのようなほぼ更新されないNotes DBを検索す るのに向いている ✓ よく使われているようなNotes DBでは全文検索の方が良い – 索引のサイズに多くのディスク容量を必要としたり、CPU負荷が高かっ たりするため ドメイン検索の対象とするNotes DBは厳選して少なくした方が良いかも ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 36 -
注意事項2 e f f e c t f o r c e ❑ 複数言語のサポート 製品ドキュメントには優先言語の設定は、notes.iniに 「FT_Summ_Default_Language=」で行えるとなっている ✓ Notes/Domino 8.0で廃止されているので注意! https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0025193 notes.iniを設定しなくても、 英語、日本語、中国語などの異なる言語 の検索は正常に行えるので あまり気にする必要はない ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 37 -
注意事項3 e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン検索の結果がおかしい ドメイン検索フォームで詳細検索を指定した場合、意図しない検 索結果数が返る場合がある ✓ 頻度順にした場合は詳細検索の「または」は使わないこと https://x.gd/dbnUk catalog.nsfのドメイン検索フォームではソート順が“頻度順” になっていると、詳細検索の"または"を選択した場合、“OR” ではなく“ACCURE”という演算子をセットしている →この演算子の効果により、検索結果が狂うことがある ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 38 -
e f f e c t 注意事項4 f o r c e ❑ 文書が見つからない場合の見分け方 ダイアログが表示される ✓ 検索結果が1件もない 結果フォームが表示される ✓ 検索結果はあるが文書(もしくはNotes DB)にアクセス権がない 本当に検索結果が見つからない ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. 検索結果はあるがアクセス権がないために表示されない - 39 -
注意事項5 e f f e c t f o r c e ❑ ドメイン索引の対象について Notes DBのレプリカがそれぞれ[サイト検索に含む]のチェック が付けられている場合 ✓ Domain Indexerの [次のサーバーの Domain Wide Indexing を制 限] フィールドに指定されたサーバー上のNotes DBだけが対象にな る – このフィールドに指定がない場合、文書数が一番多いNotes DBが対象 になる ✓ 複数サーバーが指定されていてレプリカも複数ある場合 – 文書数が一番多いNotes DBが対象になる [サイト検索に含む]のチェックは複製では同期されない ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 40 -
f o r c e e f f e c t 注意事項6 ❑ ドメイン検索の詳細検索の結果のサマリーについて 「検索区分」を“詳細な結果”にして検索した場合、結果に文書のサマ リー情報が表示される ✓ notes.iniに「FTG_No_Summary=1」をセットすると表示されない – ドメイン索引の再作成が必要 https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0089226 ドメイン間の認証はあるけど サーバーへはアクセス出来な い。でもNotes DBのACLは 読者のようなときにサマリー が見えてしまう サマリー情報が表示されている ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. サマリー情報が表示されてない ACLの「-Default-」は“なし” にするべき! - 41 -
e f f e c t f o r c e これらの資料を見ると理解が深まる 7. 参考資料 ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 42 -
参考資料 e f f e c t ❑ ドメイン検索の概要 ❑ ドメイン検索 と 運用上の注意点(「出直し!! ドミノ塾」より) ❑ All results for "ドメイン検索" ❑ ドメイン検索が有効な場合のアプリケーションを検索する方法 ❑ サイト検索アプリケーションの使用方法 f o r c e https://help.hcl-software.com/domino/12.0.2/ja/admin/conf_domainsearch_c.html https://www.denaoshidomino.com/2023/03/blog-post_30.html https://support.hcltechsw.com/csm?id=search&spa=1&q=%E3%83%89%E3%83%A1 %E3%82%A4%E3%83%B3%E6%A4%9C%E7%B4%A2 https://help.hcl-software.com/notes/12.0.2/ja/client/sch_ds_c.html https://help.hcl-software.com/notes/12.0.2/ja/client/sch_sch_site_c.html ©2024 ef Co., Ltd. All rights Reserved. - 43 -
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