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July 25, 22
スライド概要
治療的評価法 (疼痛減弱テスト)
”治療的評価法”とは 痛みが緩和または消失するアライメント に徒手や口頭で誘導する検査法 整形外科的テストの多くが痛みを誘発するもの。 患者さんにとっては不快刺激に...
”治療的評価法”の適応 ◯治療的評価法は運動時痛、動作時痛などの鋭い痛み (メカニカルストレスに伴う疼痛、一次痛¹⁾)に有効! ◯安 静 時 痛 、 夜 間 時 痛 な ど の 鈍 く う ず く よ う な 痛 み (炎症性疼痛)は基本的に適応外となる。 ◯両者が混在する混合型²⁾もある。この場合は、疼痛増 悪のない範囲に留めて慎重に評価を進める。 1)沖田 実,他:ペインリハビリテーション 入門.株式会社三輪書店,2019. 2)林 典雄:肩関節拘縮の評価と運動療法.株式会社運動と医学の出版社,2013.
”治療的評価法”のメリット ◯治療手技としてそのまま活用もできる ◯その場で痛みが減るため、なにより患者さんが 喜び、安心感を得られ信頼関係を築きやすい ◯検査手技がそこまで難しくない 治療的評価法は 治療的評価法はメカニカルストレス メカニカルストレス メカニカルストレスに伴う疼痛に有効! に伴う疼痛に有効!
”治療的評価法”の臨床応用 ◯疼痛変化の効果判定にはNRS(0-10)を用いる。 ◯治療として活用する場合は、その手技を反復する。 ただし回数は、多くとも10回に留める。 ◯治療的評価法で疼痛が減弱する場合は、セルフエク ササイズにも反映させる。 ◯治療的評価法をひとつ学んだら解剖学や運動学に基 づきいろんなパターンに自分で発展させる。
”治療的評価法”の良い使い方 ◯あくまで「評価」のひとつ ◯治療手技に留めない 思考を止めないで! ◯痛みが減った理由を考えること ◯他の評価と統合して解釈する パフォーマンスのためだけの活用はオススメできない