ビジネスインパクトを最大化するEM戦略【EM Oasis #4】

799 Views

April 19, 24

スライド概要

profile-image

ウェルスナビ株式会社 技術広報チームの公式アカウントです。

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

完成された業務フローの改善に 取り組んだ話 伊代⽥ ⼤樹 ビジネスインパクトを最⼤化するEM戦略【EM Oasis #4】 1

2.

⾃⼰紹介 氏名 伊代田 大樹(いよだ ひろき) ウェルスナビ株式会社 Webフロント開発T / Engineering Engagement T Engineering Manager 略歴 ● バックエンドエンジニアとしてキャリアスタート ● ScM,PjM/PMOを経てEMへ ウェルスナビでの役割 ● Webフロントエンド開発チームのEM ● 開発組織強化(DevRel)を担当するチームの責任者 2 @2023 WealthNavi Inc.

3.

完成された業務フローとは ● 改善の余地がない業務フローのこと ○ これ以上改善の余地がないと関係者が思っている ○ 課題は解消し、⼗分に良い結果を出している ● 本当に? ○ 状況が⽇々変わる中で完成されることはあるのだろうか? ● 現状の業務フローの改善はビジネスインパクトへも影響ある ○ 利益最⼤化とコスト最⼩化への道のり ○ EMはチームとしてこれに⽴ち向かう 3 @2023 WealthNavi Inc.

4.

アジェンダ 1. WNのフロントエンド開発チーム 2. チームでのEMの役割と目指したチームの形 3. 完成された業務フローに対する取り組み 4. まとめ 4 @2023 WealthNavi Inc.

5.

1. WNのフロントエンド開発チーム どんなチームがどのように仕事しているか 5 @2023 WealthNavi Inc.

6.

Webフロントエンド開発チーム ミッション:Webフロントエンドの開発を通してWNの顧客のプロダクト体験を最⼤化する 対象プロダクト:ロボアド(WealthNavi)のWebアプリ、サービス紹介サイト(、⼀部新規事業) メンバー構成: ● EM(チーム責任者:伊代⽥) ● フロントエンドエンジニア 3名(うち業務委託の⽅1名) 業務内容:以下の業務範囲をメンバー全員が状況に合わせて対応 Web制作業務 Webアプリ開発業務 ユーザーに効率よく質の⾼い情報を伝えるためのシステム開発 ユーザーの課題を解決するためのシステム開発 ● ● ● コーポレートサイトやLPなどのコーディング等 マーケターやWebディレクター、デザイナーと開発 サーバーサイドの保守運⽤も⾏う 主な使⽤技術 ● HTML/CSS/JS(Vue) ● WordPress,Laravel ● ● ● ロボアドに関するフロントエンド開発 PMやバックエンド開発チームなどと開発 ⼀部フロントはNext.jsによるSSRを採⽤しているためNext サーバの運⽤も⾏う 主な使⽤技術 ● HTML/CSS ● Next.js/TypeScript ● (Java/Springboot/Thymeleaf) @2023 WealthNavi Inc.

7.

2. EMの役割 WNのフロントエンド開発チームのEMの役割 7 @2023 WealthNavi Inc.

8.

エンジニアリングマネージャーのマネジメント4領域 テクノロジーマネジメント ピープルマネジメント ● ● ● ● ● チームビルディング 組織戦略 メンバーフォロー 採⽤、評価、⽬標 etc.. ● ● ● ● ● プロジェクトマネジメント ● ● ● ● ● PMBOK アジャイル/リーン リリースマネジメント プロセスマネジメント etc… ソフトウェア品質 技術選定、技術リード 運⽤戦略‧設計 アーキテクチャ etc… プロダクトマネジメント 8 ● ● ● ● ● プロダクト(システム)のビジョン 「Core, Why, What, How」 企画⽴案 ロードマップ etc… @2023 WealthNavi Inc.

9.

チームでのEMの役割 ● EMとして⽬指しているチーム像 ○ チームのパフォーマンスの最⼤化を通してのプロダクトビジョンの実現 ○ 短期ではなく⻑期継続的に価値の提供を最⼤化していきたい ● チームの良いところ ○ ベテランメンバーが多く業務知識が豊富 ○ メンバーが柔軟に動きかつコミュニケーションも積極的 ○ コンフォートゾーンから抜けるチャレンジもできる環境がある(新規事業含む) ● チームの課題 ○ やりたいことや担当業務領域に対して⼈数が少ない ○ 業務フローが完成されつつあるがもっと改善できそう 9 @2023 WealthNavi Inc.

10.

3. 完成された業務フローに取り組む ビジネスインパクトを最⼤化するために 10 @2023 WealthNavi Inc.

11.

完成された業務フローとその課題 ● 業務に対するチームの役割ができあがっていた ○ チームとして3年が経過 ○ 例えばWeb制作系の業務において、 ■ Webディレクター、デザイナーと責任範囲がきっちり分かれていた ■ FEチーム内での業務フローは完成されていた ■ ただ、それが適切にビジネスに対して効果的かの検証が継続的にできてい なかった ● 改善の観点がチーム内に向けて固定されていた ○ 改善するフローはあったが、あくまでチーム内だけだった ○ 協業という意味では他チームともよく連携されていたが、改善の対象はFEチー ム内に閉じていた ■ 事業会社の中で良い受託開発を⾏っていた状態 ○ 業務フローの改善が⾃チームでやるかそうでないかで判断されることがあった 11 @2023 WealthNavi Inc.

12.

課題へのアプローチ ● 業務フローを広く捉えることができるように取り組んだ ○ ふりかえりを広く関係者を巻き込んで⾏うようにした ■ 改善をFEチーム内だけでなく広げていくことでよりビジネスの近くで⾏う ようにしていった ● 積極的に他チームとコミュニケーションを取り、⼀緒に考える時間を増やした ○ 困っていることはないか、もしくは困っていることを積極的に他チームに共有 していく、もしくは座組みを作った ● 問題を他チームへスライドするだけでは課題が解決しないことを⽰した。 ○ 誰がやるべきかのその先へ ○ 1チームとはいえ、全体最適を⽬指すアプローチが重要であることを事あるご とに説明し判断軸としていった。 ■ (必ず越境すべきとか、他の⼈の役割まで全うすべきではなく) 12 @2023 WealthNavi Inc.

13.

4. まとめ 結果とこれから 13 @2023 WealthNavi Inc.

14.

まとめ ● 取り組んだ結果 ○ チームメンバーが広く課題に向き合うようになり改善対象が幅広くなった ○ 思い込みが減り、業務フローが広くブラッシュアップされた ○ チーム外とのコミュニケーションも活発になった ● 今後 ○ 広い観点で課題を捉えその中でチームがパフォーマンスを出せることを追求し ていく ○ 今の完成は永久の完成ではないので⽇々改善をしていく 14 @2023 WealthNavi Inc.

15.

積極的に採⽤中です ウェルスナビでは複数の開発系ポジションで採⽤を強化しています。 主な採⽤中職種 ● ● ● ● ● フロントエンドエンジニア バックエンドエンジニア エンジニアリングマネージャー(各チーム) SRE QAエンジニア 採⽤情報詳細 ● 下記URL(QRコード)よりご確認ください。 https://hrmos.co/pages/wealthnavi 採⽤に関する お問い合わせ先 ● ● 「カジュアルに話を聞いてみたい」という温度感でも構いません。 ウェルスナビ採⽤チーム([email protected])までご連 絡お待ちしております。 15 @2023 WealthNavi Inc.

16.

ご清聴ありがとうございました 16 @2023 WealthNavi Inc.

17.

【重要な注意事項】 ● 本資料は、断定的判断を提供するものではなく、情報を提供することのみを⽬的としており、いか なる種類の商品も勧誘するものではありません。最終的な決定は、お客様⾃⾝で判断するものと し、当社はこれに⼀切関与せず、また、⼀切の責任を負いません。 ● 本資料には将来の出来事に関する予想が含まれている場合がありますが、それらは予想であり、ま た、本資料の内容の正確性、信頼性、完全性、適時性等を⼀切保証するものではありません。本資 料に基づいて被ったいかなる損害についても、当社は⼀切の責任を負いません。また、当社は、新 しい情報や将来の出来事その他の情報について、更新⼜は訂正する義務を負いません。 ● 本資料を利⽤することによりお客様に⽣じた直接的損害、間接的損害、派⽣的損害その他いかなる 損害についても、当社は⼀切の責任を負いません。 商号等:ウェルスナビ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第2884号 加入協会:日本証券業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 17 @2023 WealthNavi Inc.