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September 08, 25
スライド概要
青木島遊園地廃止問題に関する市民検証報告書 要点
「青木島遊園地廃止検証市民委員会」として、報告書の要点をお伝えします。 まず結論から申し上げます。私たちの検証委員会は、青木島遊園地の廃止は合理性を著しく欠き、市がとるべき政策ではなかったと断定します。
1. この問題の本質:深刻な人権侵害です
• これは長野市だけの公園廃止問題ではありません。この一件は全国に報道され、多くの子育て世帯が、理不尽な決定の結末に注目しています。全国の親たちが合理的な決着を待望していることを自覚していただきたい。
• 市の誤った対応により、青木島の子どもたちの「遊ぶ権利」が奪われ、尊厳が踏みにじられた人権侵害の問題です。
2. 検証で明らかになった重大な事実
• 正式な「決裁文書」が存在しないまま廃止が強行され、違法な公費支出が行われました。
o 市は廃止の意思決定を示す文書をただの一度も示せていません。市の検証報告書の中でさえ、廃止決定の日付が2022年1月説と2月説の二つに割れており、正式な手続きがなかったことを自ら露呈しています。
o さらに重大なのは、この正当な廃止決定を文書上で確認しないまま、市の会計部門が原形復旧工事費を支出したことです。これは地方自治法に抵触する極めて不適切な公金支出です。
• 市長の明確な公約違反です。
o 市長は「子どもを大切にするまち」を公約に掲げましたが、その中心となるべき子どもたちの遊び場を、十分な説明もなく一方的に廃止しました。これは公約と真逆の行為です。
• 市は、顧問弁護士の「子どもの声は法的に問題ない」との助言を無視しました。
o 市長はこのコンプライアンス違反の事実を認識しながら、廃止を止めませんでした。その行政的・政治的責任は極めて重大です。
• 市が掲げる「6つの廃止理由」に正当性はありません。
o 客観的根拠に乏しく、市の怠慢が生んだ結果を責任転嫁しているに過ぎません。
3. 長野市が被った深刻なダメージ
• 全国に「子どもを大切にしないまち」という不名誉な烙印を押されました。
o 試算による経済的損失は、少なくとも4億7千万円に上ります。
• 最も大きな損失は、子どもたちの心に残された深い傷と、行政への信頼の失墜です。
4. 市長への具体的な提言
言い訳や責任転嫁はもう終わらせてください。 失われた信頼を回復するため、以下の点を強く求めます。
1. 市長自身の言葉による、子どもたちと市民への謝罪と責任の明確化
2. 市から完全に独立した、真の第三者委員会による再検証の実施
o 市の検証は、市長の政策判断という核心を避け、利害関係者が委員を務めるなど、独立性・中立性に重大な疑義があります。市民の疑問に答える真の検証が不可欠です。
3. 奪われた遊び場を回復するための、代替公園設置の具体的な約束
o 青木島小学校内に作られた遊び場は、面積が4分の1でボール遊びもできず、**代替施設にはなり得ません。**失われた緑地と同等以上の公園を設置してください。
4. 人治から法治への転換と、コミュニティ再生支援
o 二度とこのような事態を繰り返さないため、公共施設の設置や廃止のプロセスを条例で定め、恣意的な判断を許さない「法治」の仕組みを構築してください。
o 市の失策によって深く分断された青木島地域の信頼関係を回復するため、専門家を交えた対話の場を設けるなど、市が責任をもってコミュニティの再生を支援してください。
私たちの声、そして声なき子どもたちの思いが詰まったこの報告書を、真摯に受け止め、勇気ある英断を下されることを、市民として強く願います。
◆徹夜必至につき閲覧注意の「〇見え通信」https://linktr.ee/koizumikazuma◆長野市議4期◆自称スーパー無所属◆情報公開徹底◆市民第一主義◆主著「長野県庁の『不都合な真実』」は平安堂ランク最高2位◆元長野県庁職員◆大北森林組合事件で住民監査請求成功◆一軒の苦情で!? 青木島遊園地廃止に大反対◆URLまとめhttps://bit.ly/m/kazuma◆以前使っていた資料公開サイトhttps://www.slideshare.net/kazumakoizumi1/documents
青木島遊園地廃止問題に関する市民検証報告書 要点 「青木島遊園地廃止検証市民委員会」として、報告書の要点をお伝えします。 まず 結論から申し上げます。私たちの検証委員会は、青木島遊園地の廃止は合理性を 著しく欠き、市がとるべき政策ではなかったと断定します。 1. この問題の本質:深刻な人権侵害です これは長野市だけの公園廃止問題ではありません。この一件は全国に報道さ れ、多くの子育て世帯が、理不尽な決定の結末に注目しています。全国の親 たちが合理的な決着を待望していることを自覚していただきたい。 市の誤った対応により、青木島の子どもたちの「遊ぶ権利」が奪われ、尊厳が 踏みにじられた人権侵害の問題です。 2. 検証で明らかになった重大な事実 正式な「決裁文書」が存在しないまま廃止が強行され、違法な公費支出が行 われました。 o 市は廃止の意思決定を示す文書をただの一度も示せていません。市 の検証報告書の中でさえ、廃止決定の日付が 2022 年 1 月説と 2 月 説の二つに割れており、正式な手続きがなかったことを自ら露呈してい ます。 o さらに重大なのは、この正当な廃止決定を文書上で確認しないまま、 市の会計部門が原形復旧工事費を支出したことです。これは地方自 治法に抵触する極めて不適切な公金支出です。 市長の明確な公約違反です。 o 市長は「子どもを大切にするまち」を公約に掲げましたが、その中心と なるべき子どもたちの遊び場を、十分な説明もなく一方的に廃止しまし た。これは公約と真逆の行為です。 市は、顧問弁護士の「子どもの声は法的に問題ない」との助言を無視しまし た。 o 市長はこのコンプライアンス違反の事実を認識しながら、廃止を止めま せんでした。その行政的・政治的責任は極めて重大です。 市が掲げる「6 つの廃止理由」に正当性はありません。 o 客観的根拠に乏しく、市の怠慢が生んだ結果を責任転嫁しているに過 ぎません。
3. 長野市が被った深刻なダメージ 全国に「子どもを大切にしないまち」という不名誉な烙印を押されました。 o 試算による経済的損失は、少なくとも 4 億 7 千万円に上ります。 最も大きな損失は、子どもたちの心に残された深い傷と、行政への信頼の失 墜です。 4. 市長への具体的な提言 言い訳や責任転嫁はもう終わらせてください。 失われた信頼を回復するため、以下 の点を強く求めます。 1. 市長自身の言葉による、子どもたちと市民への謝罪と責任の明確化 2. 市から完全に独立した、真の第三者委員会による再検証の実施 o 市の検証は、市長の政策判断という核心を避け、利害関係者が委員を 務めるなど、独立性・中立性に重大な疑義があります。市民の疑問に 答える真の検証が不可欠です。 3. 奪われた遊び場を回復するための、代替公園設置の具体的な約束 o 青木島小学校内に作られた遊び場は、面積が 4 分の 1 でボール遊び もできず、**代替施設にはなり得ません。**失われた緑地と同等以上 の公園を設置してください。 4. 人治から法治への転換と、コミュニティ再生支援 o 二度とこのような事態を繰り返さないため、公共施設の設置や廃止の プロセスを条例で定め、恣意的な判断を許さない「法治」の仕組みを構 築してください。 o 市の失策によって深く分断された青木島地域の信頼関係を回復するた め、専門家を交えた対話の場を設けるなど、市が責任をもってコミュニ ティの再生を支援してください。 私たちの声、そして声なき子どもたちの思いが詰まったこの報告書を、真摯に受け止 め、勇気ある英断を下されることを、市民として強く願います。