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October 15, 26
スライド概要
20261002 アジャイル福井を盛り上げる会での登壇資料です。
https://agile-studio.connpass.com/event/403055/
Insurtechラボで作成しているスライドです
AI時代の組織の学習を 考えてみるってばよ 2026年10月2日 アジャイル福井を盛り上げる会
自己紹介 小泉 岳人 X(Twitter):@koitake_ ニッセイ情報テクノロジーでマネージャーやっています。 趣味:コントラバス #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 2
開発の背景 ⚫ アジャイル開発を支援 お客様・開発会社の間に入り、アジャイル推進をサポート ⚫ 約20名の混成チーム 複数組織・会社で、アジャイル・AIを実践しながら開発 (我々の組織以外はほぼ初めて:アジャイル、クラウドネイティブなアーキテクチャ、AI駆動開発) ⚫ 新規開発を有識者のプラットフォームチームが支援 我々の組織のメンバー お客様が発注した別会社/組織のメンバー AIハーネス、アーキテクチャ、インフラを整備 お客様 (PO) PO Dev Dev Dev Dev Dev プラットフォームチーム #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 デザイ ナー Dev Dev Dev Dev Dev Dev ScM Dev ScM 開発チーム(ストリームアラインド) 3
AI駆動開発で直面した悩み AIで「作る」ことは速くなった。だが、理解が追いつかなければ、判断できないものが高速に積 み上がる。目指したかったのは、作るたびに理解と判断力も蓄積され、進むほどよくなる状態 実際の状況 1 目指したかった開発 2 1 AIで形にする(理解負債が増える) 1 AIで形にする(理解負債が増える) 2 動くもの・実例で理解/学びが進む 2 人の理解より先に成果物が増える 3 理解負債が返済される 3 理解負債が積みあがる 4 学びをAI/ルール/設計に戻す 4 判断・責任が曖昧になりAI依存が進む 5 開発が進むほど速く・良くなる 5 後半で手戻り・停滞が増える 人とAIがともに成長する開発 #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 AIに判断を預ける開発 4
なぜ、分からないまま進むのか AIにより、分からなくても開 発は進む。だからこそ、「わ からない」を意図的に表出し ないといけない 1 スキル不足 基礎スキルが不足。「わから ない」ことが分からない 2 文化・契約 3 受委託関係が複雑な中、 「わからない」を出せない Agile習熟不足 問題発見や学習がAgileの強み だが、「問題(わからな い)」に気づきにくい ワンチーム お客様 なぜか進む #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 会社1 会社2 再委託 再委託 問題はありません 5
気づけば、周りは言われた通りに動いていた 生き生き働けるチームをつくりたかったのに #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 6
NARUTOをヒントに 考えてみた #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 集英社 著者:岸本 斉史 7
衝動とは 人生のレールを外れる衝動のみつけかた 谷川嘉浩 (著) ①個人の衝動 ②仲間との実践 衝動とは、何でないか? ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 衝動の特性 強い熱量 続いてしまう 気分の強さではない 疲れても、また戻る きれいな目的 とりつく 最初から説明できない 役立つ理由 すぐ成果に回収されない #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 筑摩書房(2024.4)より 内側にあるのに、外から 来るように動く 書き換える 見方と行動を少しずつ変える 8
衝動はどうやったら立ち上がるのか ①個人の衝動 ②仲間との実践 人生のレールを外れる衝動のみつけかた 谷川嘉浩 (著) ③熟達者の支援 筑摩書房(2024.4)より ④組織を越えた挑戦 衝動は、内側だけから湧くのではなく、外の対象に“ジャックイン”して立ち上がる 1 多孔的な自己でいる • 外から影響を受けやすい 状態にしておく #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 2 外部の対象にジャッ クイン※する • ただ眺めるというより自 分から接続しにいく 3 見方が変わり、衝動 が立ち上がる • 小さく動くことで、見方 が少し書き換わる →衝動の立ち上がり ※ジャックイン:「ただ眺めるのではなく、自分の生活や行動を少し変えるくらい対 象に接続しにいく 9
NARUTOに見る衝動 ①個人の衝動 ②仲間との実践 誰かから見てほしいと いたずらし続けるナルト ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 引っ込み思案な“サクラ”は “いの”との友情で変わっていく 復讐に取り付かれたサスケも チームの中で変わっていく #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 10
NARUTOに見る衝動 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 ナルトを中心にしながら物語の中で 引っ込み思案な“サクラ”は 誰かから見てほしいと それぞれの衝動の変化を扱う群像劇 “いの”との友情で変わっていく いたずらし続けるナルト ⇒関係性の中で衝動が変わっていく 復讐に取り付かれたサスケも チームの中で変わっていく #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 11
スリーマンセル+先生での小規模チームの可能性 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 スリーマンセル+先生の構成が基本 スリーマンセルの利点 ・第3者の視点が入り、自分への気づきが増える ・役割を入れ替えやすく、持続可能性がある ・ドラマが動きやすい #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 12
スリーマンセル+先生での小規模チームの可能性 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 生成AIで、一定規模の開発にも3人チームという選択肢が広がる 観点 これまでの壁 生成AIによる変化 作業量 3人では実装・テストなど の作業を担いきれない AIの支援で、3人でも進めら れる作業が増える スキル 3人では必要な知識・経験 をそろえにくい AIの支援で、専門外の領域に も取り組みやすくなる ⇒ AIで担える仕事が広がった。その力を、3人で考え、学び合う チームづくりに使いたい #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 13
熟達者の支援について ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 任務を共にこなす先生の存在が重要 先生がいることの利点 ・今の力を超える挑戦がやりやすい ・熟達者の判断に触れられる ・実践を学びにつなげる(本人たちが気づいていない課題・成長を返せる) #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 14
熟達者の支援について ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 ジェネレーターとしてのスクラムマスター “ジェネレーターシップが発揮される場は、正統的周辺 参加とは微妙に異なる。 師匠の技に憧れ、「ああなりたい」と成長していく場と は少し異なる。 市川 力 (著), 井庭 崇 (著) 出版社 : 学事出版(2022.3) #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 中心にあるのは、「なんだか分からないけれど、やって みたい」という好奇心。参加者が対等に関わり、何が生 まれるか分からないものを、一緒にたくらみ、つくり出 していく。“ ※本文の内容から小泉にて編集 15
組織を越えての活動 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 中忍選抜試験 ・組織を越えた交わる機会を意図的に作る #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 16
おまけ:中忍試験のその後 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 おまけ 中忍試験はうやむやな形で終了している。 実際の“組織を越えた場“も うやむやになって終わるケースは多い #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 17
おまけ:中忍試験のその後 ①個人の衝動 ②仲間との実践 ③熟達者の支援 ④組織を越えた挑戦 更なるその後 より強いムーブメントが起こり、 協力する関係性につながった。(忍界大戦) 個人の衝動が、人との関わりを 通じて周囲に広がる #アジャイル福井を盛り上げる会 #アジャ イル福井を盛り上げる会 18