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September 14, 24
スライド概要
スクフェス三河2024の登壇内容です。
チームレジリエンスについて説明をしています。
Insurtechラボで作成しているスライドです
ScrumFest三河 自己組織的なチームから空虚なチームへ変貌させた 3カ月の組織運営からの教訓 2024年9月14日
2024.5スクフェス新潟登壇内容 5月「SECIモデルを回して、組織の学習は盛り上がっている」と発表!!! https://www.docswell.com/s/Insurtech-lab/KJL7RE-2024-05-11-090601 2
2024.5スクフェス新潟登壇内容 6月の組織の状態・・・ 有志のOST/勉強会 ふりかえりでの意見 我々のミッションっ て何? 同じところをずっと ループしてる感じ 急かされている。無 理やり決めている 発言できる雰囲気に なっていない OST,勉強会の参加者が ほぼいない 3
2024.5スクフェス新潟登壇内容 何があったのか??? 4
本日のラーニングアウトカム ・チームレジリエンスの低下要因と、 それを改善する具体的な方法を理解する ⇒ チーム(組織)改善に役立てられる 5
ScrumFest三河 自己組織的なチームから空虚なチームへ変貌させた 3カ月の組織運営からの教訓 2024年9月14日
目次 1.自己紹介 2.チームレジリエンスとは 3.実際何が起こったのか?(アンチパターンの説明) 4.現在試行していること 5.おわりに 7
1.自己紹介 8
自己紹介 小泉 岳人 X(Twitter):@koitake_ note :https://note.com/rich_hyssop406/ ニッセイ情報テクノロジー(株) プロダクトサービス事業推進室 主席スペシャリスト 趣味:コントラバス 9
組織紹介 プロダクトサービス事業推進室 プロダクトサー ビス事業推進室 別のR&Dの部署 R&D① 別のR&Dの部署 別のR&Dの部署 保険Webサービス のR&D 2022設立 R&D② 2024に 統合 R&D③ Webサービス 約27名 プロパー :10名 パートナー:17名 ※若手が多い組織 ※3チーム この組織のリーダー 10
組織の状態 2022年 組織設立 2024.4 大きな変化 組織再編 プレスリリース チームパフォーマンス (主観) 11
組織の状態 2022年 組織設立 チームパフォーマンス (主観) 2024.4 大きな変化 組織再編 プレスリリース 戻らない 12
レジリエンス 危機的な「困難」に直面した際に、立ち直り、 回復するための能力やプロセス 13
2.チームレジリエンスとは 14
チームレジリエンスとは チームレジリエンス チームが「困難」から回復・成長 したりするための能力やプロセス 池田めぐみ,安斎勇樹 著 (2024.5) 逆境によって引き起こされたプロ セスロス(プロセスの損失)から 立ち直るチームの能力 ADAMC. STOVERINK,BRADLEY L. KIRKMAN, SAL MISTRY,BENSON ROSEN 著 (2020) 15
チームレジリエンスとは 個人、チーム、組織のそれぞれのレジリエンスがある それぞれのレジリエンスで重要なこと 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 向かう 割分担や連携の仕方も回復 に大きく影響する 16
チームレジリエンスとは 個人、チーム、組織のそれぞれのレジリエンスがある それぞれのレジリエンスで重要なこと 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 レジリエンスの高い個人は、チームよりも自身 向かう 割分担や連携の仕方も回復 を守るような行動に出る可能性が高い レジリエンスが高い に大きく影響する 個人を集めてもチー ムのレジリエンスが 高まるわけではない 17
チームレジリエンスとは 個人、チーム、組織のそれぞれのレジリエンスがある それぞれのレジリエンスで重要なこと 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 チームに降り注ぐ困難は、人によって解釈の仕 向かう 割分担や連携の仕方も回復 方が異なり、問題を難しくしている(他の人が 回復に向けて行う行 に大きく影響する 見ている景色も見ないと全体が見えない) 動は個人とチームで 異なる 18
チームレジリエンスとは 個人、チーム、組織のそれぞれのレジリエンスがある それぞれのレジリエンスで重要なこと 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 向かう 割分担や連携の仕方も回復 に大きく影響する 本日説明する対象 (チームレジリエンスの話ですが、 一部組織の話も入ってます) 19
チームレジリエンスとは チームレジリエンスを高める方法 ②困難から学ぶ ①課題を定めて対処 ③被害を最小化 0チームの土台 (1.チームの一体感,2.心理的安全性,3.適度な自信,4.状況に適応する力,5.ポジティブな風土) 20
チームレジリエンスとは 困難を解決可能な課題に 落とし込む ビジョン,成果目標,プロ セス目標を分解 チームに対話癖をつける ダブルループ学習(前提を 疑う) 普段から情報収集/発信す る 適切な期限と目的を設定 問題を根治課題と緩和課 題に分ける マネジャー業務を15%減 らしておく ふりかえりを習慣化する チーム内部の困難なサイ ンを察知する チーム内のストレスケア 目標そのものを定期的に 見直す 撤退条件を決めておく ②困難から学ぶ ①課題を定めて対処 ③被害を最小化 0チームの土台 (1.チームの一体感,2.心理的安全性,3.適度な自信,4.状況に適応する力,5.ポジティブな風土) 目標をストーリーとして腹 落ちする リーダーが身近であろうと する メンバーで個性や感情を共 有する メンバーにネガティブな意 見を求める 他のチームの成功例を見聞 きする メンバーが主体的に動ける 以前より進歩した部分に注 目する 遊び心やユーモア 21
チームレジリエンスとは 困難を解決可能な課題に 落とし込む ビジョン,成果目標,プロ セス目標を分解 チームに対話癖をつける ダブルループ学習 (前提を疑う) 普段から情報収集/ 発信する 適切な期限と目的を設定 問題を根治課題と緩和課 題に分ける マネジャー業務を15%減 らしておく ふりかえりを習慣化する チーム内部の困難なサイ ンを察知する チーム内のストレスケア 目標そのものを定期的に 見直す 撤退条件を決めておく ②困難から学ぶ ①課題を定めて対処 ③被害を最小化 0チームの土台 (1.チームの一体感,2.心理的安全性,3.適度な自信,4.状況に適応する力,5.ポジティブな風土) 目標をストーリーとして腹 落ちする リーダーが身近であろうと する メンバーで個性や感情を共 有する メンバーにネガティブな意 見を求める 他のチームの成功例を見聞 きする メンバーが主体的に動ける 以前より進歩した部分に注 目する 遊び心やユーモア ○○ :1Qでアンチパターンを実施した所 22
3.実際何が起こったのか? (アンチパターンの説明) 23
アンチパターンの説明 メンバーの成長により、“仕事観“ ”チーム観” “プロダクト観”が合わなくなってきた 2年間での成長 目の前の事を やってみよう それぞれの仕事観 チーム観 プロダクト観 24
チームレジリエンスとは 組織統合によりMVVを不明にした ミッション:『理解しやすい保険体験が「優しい世界」を創る』 ビジョン:6つの指針 バリュー:悪の組織のメタファー 25
チームレジリエンスとは 組織統合によりMVVを不明にした ミッション:『理解しやすい保険体験が「優しい世界」を創る』 ビジョン:6つの指針組織統合でいきなり、 バリュー:悪の組織のメタファー “悪の組織” とか話しても微妙かもしれない。。。 26
チームレジリエンスとは 組織全体のMTが出来たので、LAB単体のMTを廃止した 新設 室全体 でのMT プロダクトサービス事業推進室 LAB組織 他LAB 他LAB 中止 LAB単体 でのMT 各チーム 各チーム 各チーム 27
チームレジリエンスとは リーダーが忙しくなり、ビジョニングが滞った POタスクも委譲した 組織統合対応 プロダクトサービスの プレスリリース 28
チームレジリエンスとは リーダー不在での合議による“青い鳥” ビジョン探しで疲弊した このゴールで本当に全員、 合意できるのか?? 29
チームレジリエンスとは 2024.1Qで出てきた“ふりかえり”の意見 急かされている感じがす る。無理やり決めて進ん でいる 目的が明確になってない からか、色んな人の意見 に右往左往する 発言できる雰囲気になっ ておらず、成長機会を 奪っている気がする 同じところをずっとルー プしてる感じ モブワーク疲れる 行き当たりバッタリ感が 強い、積上げ感が弱く徒 労感 重要なものが多すぎて何 を重視するのかわからな い ゴールが調整不可 我々のミッションって 何? 何のために始めたのか分 からなくなってきた 委譲の話したけど難しい リーダーのトラック№1 問題 メンバーが忙しそ う・・・ 遊び心が少ない ワークの中で、柔軟な” 議論”ができなかった 学習があまり進んでいな いと感じる 30
チームレジリエンスとは 多少混乱するし、停滞は すると思ってたけど、 こんなに状態が悪くなるなんて・・・ 31
チームレジリエンスとは 困難を解決可能な課題に 落とし込む ビジョン,成果目標,プロ セス目標を分解 チームに対話癖をつける ダブルループ学習 (前提を疑う) 普段から情報収集/ 発信する 適切な期限と目的を設定 問題を根治課題と緩和課 題に分ける マネジャー業務を15%減 らしておく ふりかえりを習慣化する チーム内部の困難なサイ ンを察知する チーム内のストレスケア 目標そのものを定期的に 見直す 撤退条件を決めておく ②困難から学ぶ ①課題を定めて対処 ③被害を最小化 0チームの土台 (1.チームの一体感,2.心理的安全性,3.適度な自信,4.状況に適応する力,5.ポジティブな風土) 目標をストーリーとして腹 落ちする リーダーが身近であろうと する メンバーで個性や感情を共 有する メンバーにネガティブな意 見を求める 他のチームの成功例を見聞 きする メンバーが主体的に動ける 以前より進歩した部分に注 目する 遊び心やユーモア ○○ :1Qでアンチパターンを実施した所 32
どのようにチームレジリエンスも低下していったか リーダーシップが表明なし 組織のビジョンが不明確 リーダーが身近であろうと する マネジャー業務を15%減 らしておく ビジョン,成果目標,プロ セス目標を分解 目標そのものを定期的に 見直す 目標をストーリーとして腹 落ちする チームに対話癖をつける メンバーで個性や感情を共 有する メンバーが主体的に動ける チーム内のストレスケア 遊び心やユーモア メンバーにネガティブな意 見を求める 他のチームの成功例を見聞 きする 普段から情報収集/ 発信する 適切な期限と目的を設定 チーム/組織で対話する機会が 少ない・対話への理解が浅い チームの学習意欲の低下 33
4.現在試行していること 34
1.リーダーシップの表明とメンバの共有会 2.対話を中心としたワークの実施 35
リーダーシップの表明とメンバーでの共有 全員での対面のロングMTを開催 ・リーダーとして迷走させたことの謝罪 ・リーダーの想い(妄想)の表明 ・対話の重要性を共有 ・個人毎の3カ月のふりかえりとチームでの共有 ・ワークショップ「妖怪ウォッチ」 36
リーダーシップの表明とメンバーでの共有 リーダーの想い(妄想)を表明・開示 https://note.com/rich_hyssop406/n/n e1a6c6e8c4d9 改めて元のMVVをアピール 想いを開示 37
今、2029年として、10年間の組織の歴史を書いてみる。。。 1.リーダーシップの表明とメンバーでの共有 2020年 私たちの組織にとって試練の年でした。私たちは突如としてスタートアップにWebサービスのプロジェクトを奪われるという、冷 たい現実に直面しました。この瞬間、私たちはデザインやビジネスドメイン、最新技術に関する知識とスキルの不足を痛感し、組織 としての脆弱性に直面しました。しかし周囲のメンバーは、「こういったプロジェクトは自分たちがやるプロジェクトではなく、 もっと大きな案件をやるべき」といった、どこか他人事のような雰囲気がありました。この経験が、私に痛烈に変革の必要性を認識 させました。DXレポートにも書いてある通り、SIerとしての私たちの役割が、変わりゆく市場の中で急速に陳腐化していることを痛 感し、組織としての進化が急務であることを認識しました。 この時から、より会社の外に出ていくようになりました。 ~ 2024年 私たちの組織にとって新たな試練の年となりました。いくつかの組織が統合することになったのです。組織統合は、はじめ混乱と 不安を伴いました。異なる文化とプロセスを持つ組織が一つになることの難しさを、私たちは身をもって経験しました。 しかし、私たちは互いの強みを学び、異なる視点を受け入れることで、新しい組織文化の創造に向けて歩み始めました。統合の過 程で、幾度となく対話をすることで、だんだんとお互いの事を理解していきました。 この年の経験は、私たちが直面する困難を乗り越え、成長するためのレジリエンス(回復力)を強化しました。私たちは、変化を 恐れずに受け入れ、挑戦を新たな学びの機会と捉えるようになりました。 また、自分にとっても、結局、自分自身が変わらないと何も始まらないと思い、大きく成長に繋がった1年でもありました。 ~ 2028年 我々の物語は新たな章を迎えました。それは、社内ベンチャーとして新しい会社を立ち上げるという冒険の始まりでした。お客様 への価値提供や学習の文化が根付いていく一方、更に尖った研究や手法の推進が必要となり、ニューラルインターフェースや量子コ ンピューティング等の必要性が大きくなり、より特化した組織が必要となってきたのです。 独立する決断は、未来への不確かな一歩でしたが、この年の旅は、挑戦と学びに満ちていました。しかし、この「始まり」が、未 来への大きな一歩となることを、私たちは心から信じています。 38
リーダーシップの表明とメンバーでの共有 対話の重要性を改めて共有 議論 合意形成や意思決定のための納得解を決める話合い 対話 自由な雰囲気の中で相互理解を深め、共通認識を作る 話合い ※想定を持ち出さず、判断を保留状態にする ことが求められる ※議論も大事だよ 39
リーダーシップの表明とメンバーでの共有 ワークショップ「妖怪ウォッチ」 ※2on2 αチーム βチーム 10分 αで問題について対話。βは聞いている 10分 βでαの話を受けて、問題について対話、αは聞いている 10分 αでβの話を受けて、問題についてゆさぶり、反転 10分 βでαの話を受けて、問題についてゆさぶり、反転 20分 全員で問題に対して妖怪の名前を付け、妖怪の特徴を 考える 宇田川 元一 著 (2021.4) 40
リーダーシップの表明とメンバーでの共有 「妖怪ウォッチ」で認知された妖怪 ⇒ワークショップ後も、これらの妖怪を見たか、時々共有を続ける 41
対話を中心としたワークの実施 対話について上手くなるために、毎週1時間とって、 1on1の勉強会/練習を実施 ①.勉強会 ②.チームのメン バー同士で1on1 ③.全員に共有 ※くりかえし 42
対話を中心としたワークの実施 ①.勉強会 ポイントとする章を読んで、ディスカッ ション & 関連する記事や動画鑑賞 (運営側で)チェックシートを作成 聞き手 話し手 話したいことをそのまま話せる ネガティブなことでも、素直に言 ように促すことが出来たか? えたか? https://guide.1on1guide.org/ 尾澤 愛実,笹尾 納勇仁, @chachaki,@eroccowaruico 著 (運営側で)困ったときの 質問事例を作成 感情や思いつきを引き出す事例 チームで働いてみた感じを天気で言い表 すと、晴れ or 雨 or 曇 のどれですか? 43
対話を中心としたワークの実施 ②.チームのメンバー 同士で1on1 テーマ:自身が実施する(した)内容 /興味/不安について共有して、問題 があれば、方向性について話し合う 1on1 シート作成 ふりかえり 44
対話を中心としたワークの実施 ③.全員で共有 取組をやって出た意見 1on1がなかったら聞けな かった悩みがあったから、 とても良かった! ・どんなことを話したか ・1on1ガイドを意識できたか? ・やってみて何か変わったか etc フォーマットを決めてやる のも対話の練習になって良 い チームの中で1on1した人の 関係性が少し変わったとい う意見が複数出ていて、驚 いた 一週跨ぎだったからか、勉 強会の内容を活かせなかっ た気がする 45
5.おわりに 46
おわりに メンバーにヒアリングすると、前よりは チームのパフォーマンスよくなってそうと言われるが、 正直よくわからない・・・ 47
おわりに 個人レジリエンスと組織レジリエンスは急激に上げることが可能 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 向かう 割分担や連携の仕方も回復 に大きく影響する 個人レジリエンスが 高い人を連れて来る 強いリーダーにする 48
おわりに 一方、チームレジリエンスは. . . . 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 向かう 割分担や連携の仕方も回復 に大きく影響する メンバー同士の関係性や経験等、 すぐにどうこう出来る話では無さそう さらに個人や組織から受ける影響も大きい 49
おわりに 個人レジリエンス チームレジリエンス 組織レジリエンス チームレジリエンス 個人の問題解決行動と、物 メンバー同士の目線合わせ リーダーの立てる戦略や資 事の考え方により、回復に が大切。メンバー間での役 源の配分などが重要 向かう 割分担や連携の仕方も回復 に大きく影響する 難しい メンバー同士の関係性や経験等、 すぐにどうこう出来る話では無さそう さらに個人や組織から受ける影響も大きい 50
チームレジリエンスとは https://speakerdeck.com/takaking22/the-stable-team 51
チームレジリエンスとは やってみて分かったこと ・下がったから見えるものも大きい ・下がったことの認知は人によっても 異なり、その景色合わせが重要 52
良いチームへの旅は続く 53