TesConJourney21_NaITE36

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June 02, 24

スライド概要

NaITE#36 テスト設計コンテスト'21を語る
https://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/224924/
で発表した資料です。

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大阪のQAエンジニアです。

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各ページのテキスト
1.

テスコンを支えた技術 ~他社の他者と共に駆け抜けたまちがいさがし。の方法論~ やました 2022/3/12 NaITE#36 1

2.

前置き 想定している前提知識 テスト設計コンテストに出てみたくらいの知識や経験 ターゲット 制約の多い状態で業務外のプロジェクト進める人 テスト開発プロセスがよくわからんかった人 話さないこと 技術的に確かで有益な情報 感想的な内容を話します 2

3.

チーム紹介 ちびこん'21 チーム「まちがいさがし。」 現実で会ったことのないメンバー同士(Twitter で出会ったメンバー) 会社とかテストプロセスとかバラバラ 「テスコンを通して学ぶ」ことがコンセプト http://www.aster.or.jp/business/contest/finalsu30.html 3

4.

チームの中でのやました役割(だと意識していたこと) テスコン失敗経験の有識者('19&'20) 感情的になった議論のケア 発散した議論の方向性とりまとめ 4

5.

2 つのポイント マネジメント的側面 エンジニアリング的側面 5

6.

マネジメント的側面 チームビルディング 6

7.

現状&問題 リモートなチーム 大阪の人やら東京の人やら距離的に会えへん 近場でもコロナで会えへん 他社の他者 会ったことのないメンバー よく知らない会社 大人数 初対面、事前知識なし、限られた時間 5 人ってチームとしては多くないですか? 7

8.

解決策 意思決定する会議体 週一回火曜日のミーティングで確実に意思決定する リーダーを作らず持ち回りでファシリテータになる 会議の数だけしか意思決定できないので、残りの時間的リソースが明確になる ✗あと 10 週あるじゃん ○あと 10 回しか意思決定できない 8

9.

余談 ツールの活用 コミュニケーション Discord ドキュメント管理 kibela タスク管理ツール backlog 成果物作成・管理 google のツール ドライブ、ホワイトボード、スプレッドシート、ドキュメント 9

10.

エンジニアリング的側面 (チュートリアルに反する)ボトムアップアプローチ 10

11.

テスト設計プロセスとは? 11

12.

参考:チュートリアルってこんなん テスコンチュートリアルでそれっぽいの説明してくれたけど http://www.aster.or.jp/business/contest/doc/2021_chibicon_V1.0.0.pdf 12

13.

現状&問題 テスト設計プロセスってよくわからん テスト要求分析もよくわからん テスコンのチュートリアルもよくわからん 13

14.

解決策 ゴールイメージを固める ゴールとは? 14

15.

テストケース テストケースについて定義する そして、実際のテストケースをさっさと作る方向性にシフトチェンジ ※まちがいさがし。の場合はテストケースを「入力値、期待結果のセット」と した ※事前条件と事後条件をどうするかは割と揉めた 我々は"テストケースを開発"しているだから、 テストケースとは何かを知ることが大切 そして、テストケースで何を解決できるかを知ること 15

16.

チュートリアルへの反逆 結果的に仕様書からテストケースを作った 仕様書から対応する「テスト条件」を(無理やり)導く テスト技法を適用してカバレッジ基準とテスト値を導く テストケースを導く 自分たちは何を作ろうとしているのかをチームで理解して作業することができた 16

17.

他にも色々工夫したことあった バランス感覚とサーヴァントリーダーシップ リモートでコミュニケーションを取りやすする仕組み(黒板) ファイブフィンガーとか細かいプラクティス 17

18.

成果 予選時点で全種類の成果物を作ることができた テスコン終わってからも相談とかできる仲間ができた いい思い出になった 18

19.

所感 他人とテストプロセスについて真剣に語り、作ることは困難 でも工夫次第でなんとかなる場合もあるし、学びに繋がる いい思い出になった 19

20.

おわり 20