⼿戻りを防ぐデザインの進め⽅を考えてみた maruhama
⼿戻りを防ぐデザインの進め⽅を考えてみた ⽇々振ってくる依頼を、最速で⼿戻りなくこなしたい…! との思いから普段実⾏しているデザインの進め⽅を、今回はチラシの作成を例に紹介します。
⾃⼰紹介 丸浜 美⾥ 多摩美術⼤学美術学部グラフィックデザイン学科卒 少数広告制作会社でグラフィックデザインに従事 50⼈規模のIT企業でLP、バナー、チラシ、営業資料など社内のデザイン なんでも屋 2023年1⽉にHelpfeelにマーケティングデザイナーとして⼊社 ⼊社後、LP改善、LP制作、展⽰会の壁やノベルティ、営業資料などさま ざまな案件に関わっています。
デザイン依頼(制作会社) 代理店から依頼される 決まった条件 クライアント 〇に出す 紙⾯広告 代理店
デザイン依頼(インハウス) あらゆる部署から振ってくる いろんな粒度で振ってくる マーケ サイト 改善 セールス back office チラシ ai→png
デザイン依頼の現状と課題 スピード感も⼤事だし、 品質を保つことも⼤事
デザイン依頼の現状と課題 でも2⼈しかいない
チームでの対策 デザイン依頼フォーム マニュアル 外部への依頼
個⼈での対策 ⼿戻りを最⼩限にする
⼿戻りを減らすために ⼿戻りを最⼩限にするために意識すること ‧⼿段が⽬的に合っているか疑う ‧ゴールイメージを明確にする
参考例:チラシの作成 弊社のサービス「Scrapbox」のチラシ作成
参考例:チラシの作成 step1. ヒアリング ⽬的 ‧⽬的に合った⼿段か確認 ✅ 何を得るための制作物なのか ✅ だれがいつどこで使う想定なのか ゴールイメージ ‧理想イメージに近いものはないか確認 ✅ 他社のチラシを共有してもらう ✅ こちらからも共有し、何がイメージと違うか聞き出す
参考例:チラシの作成 ちなみに… こんなラフスケッチを いつも⼿元で⾛らせてます
参考例:チラシの作成 step2. google slideでラフの作成 ゴールイメージ ‧理想イメージに近いか確認 ✅ デザインを⼊れすぎると論点がずれるので注意 ✅ どう⾒せたいかの確認なので、⽂字は緩急つけて⼊れる ✅ コピーも仮で⼊れておくと、依頼者は修正しやすい
参考例:チラシの作成
参考例:チラシの作成 ! 形にすることで依頼者の 「どうしたいか」を 引き出せる
参考例:チラシの作成 step3. デザインを⼊れて完成 ✅ ラフに正規画像とあしらいを追加 ✅ これまでの制作物に沿った形で作成
今後さらに加速するために デザインガイドラインの制定 社内のデザイン⼒向上 デザイナー増員 Guide やりたいことはたくさんある。そのために効率よく進⾏できる組織になっていきたい。
まとめ ⼿戻りを最⼩限にするために⼤切なこと ‧依頼がプロジェクトの⽬的に合った⼿段か確認 ‧ゴールイメージを明確にする 今後もインハウスデザインの強みを活かし、効率化に取り組んでいきます。 ありがとうございました!