⾵レーダーを⽀える技術 #af_iosdc

5.5K Views

September 13, 23

#af_iosdc #Yahoo Japan #iOS Engineer #Wind Radar #Technology #Apple Metal API

スライド概要

2023年9月11日に開催されたAfter iOSDC Japan 2023で天気・災害サービスiOSエンジニアの冨田が発表した、LT資料です。
風レーダーの開発の裏側や工夫について、説明させていただきました。

Yahoo!デベロッパーネットワーク

@ydnjp

スライド一覧

2023年10月からSpeaker Deckに移行しました。最新情報はこちらをご覧ください。 https://speakerdeck.com/lycorptech_jp

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

（ダウンロード不可）

関連スライド

深層学習による自然言語処理入門: word2vecからBERT, GPT-3まで

Yahoo!デベロッパーネットワーク 165.2K

ゼロから始める転移学習

Yahoo!デベロッパーネットワーク 86.6K

ヤフーにおける WebAuthn と Passkey の UX の紹介と考察 #idcon #fidcon

idcon fidcon

Yahoo!デベロッパーネットワーク 74.2K

OpenID Connectとネイティブアプリを取り巻く仕様と動向 Yahoo! JAPANの取り組み #openid #openid_tokyo

openid openid_tokyo

Yahoo!デベロッパーネットワーク 58.1K

運用業務とスクラムは本当に組み合わせにくいのか︖運用業務が大半を占めるプロダクト開発での試行錯誤

devsumi

Yahoo!デベロッパーネットワーク 36K

ヤフーのオンプレ機械学習基盤AIPFについて #ml_kubernetes

ml_kubernetes

Yahoo!デベロッパーネットワーク 29.3K

各ページのテキスト

⾃⼰紹介冨田悠斗 (Yuto Tomita) ヤフー株式会社メディア統括本部 iOSエンジニア X(旧Twitter): @tommy̲̲yj 2022年新卒入社最近のお仕事: •Yahoo!防災速報アプリ（iOS） •Yahoo! JAPAN アプリ（iOS） •Yahoo!天気アプリ（iOS） ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 4

10.

11.

https://www.mapbox.com

12.

13.

https://developer.apple.com/jp/metal/

14.

15.

16.

[beta]

Metalのコード (Shader)
#include <metal_stdlib>
using namespace metal;
vertex float4 vertex_main(constant float3 *vertices
[[buffer(0)]], uint vertexID [[vertex_id]]) {
return float4(vertices[vertexID], 1.0);
}
// 描画する色を指定
fragment float4 fragment_main() {
return float4(1.0, 0.0, 0.0, 1.0);
}
©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved.

16

17.

Metalのコード (呼び出し側) （前略） let vertices: [Float] = [ 0.0, 0.5, 0.0, -0.5, -0.5, 0.0, 0.5, -0.5, 0.0 ] commandEncoder?.setVertexBytes(vertices, length: vertices.count * MemoryLayout<Float>.size, index: 0) commandEncoder?.drawPrimitives(type: .triangle, vertexStart: 0, vertexCount: 3) commandEncoder?.endEncoding() commandBuffer?.present(drawable) commandBuffer?.commit() ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 17

18.

19.

20.

21.

22.

23.

24.

25.

26.

27.

28.

29.

30.

⾵レーダの負荷対策と⼯夫 •BEサーバーと端末に風情報をキャッシュする •リクエストパターンが最小限になるようし、キャッシュが効きやすくなるように設計 •BEからは風のメタ情報のみを受け取り、端末で風速ベクトルなどを計算 •情報の受け渡しが最低限になり、通信量が減る •1つ後の時間の情報をPre-fetchする •異なるFPSでも同じように見えるように、粒子の移動距離を調整 ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 30

31.

32.

33.

34.