Yahoo! JAPAN MeetUp #8 (インフラ技術カンファレンス)LT⑧

>100 Views

January 30, 17

スライド概要

profile-image

2023年10月からSpeaker Deckに移行しました。最新情報はこちらをご覧ください。 https://speakerdeck.com/lycorptech_jp

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

P Yahoo! JAPAN MeetUp #8 Lightning Talk

2.

自己紹介 ◼ P 2 佐藤 佑介 ◆ 2009年度新卒入社(8年目) ◆ サーバ・ストレージ・OS などを担当 ◆ 2013年からチームリーダー

3.

P 3 OCPあれこれ

5.

OCPとは? ◼ Facebookが主導 ◆ Google, Microsoft, Appleなども参加 ◼ オープンソースハードウェア ◼ 大規模運用を前提とした設計 ◆ Efficiency ◆ Scale ◆ Simplicity ◆ Vanity Free ◆ Easy to Operate P 5

6.

特徴 ◼ 19inch => 21inch ◼ 1 OU : 1U = 1.89インチ : 1.75インチ ◼ 電源ユニットはラック集約 ◼ 高密度なサーバ・ストレージ P 6

7.

P 7 なぜOCPに取り組むのか

8.

Yahoo! JAPAN ◼ 100以上のサービス 620億PV/month ◼ サーバ 約10万台 P 8

9.

Growing Data Center ◼ P 9 サーバ台数の増加 ◆ 様々なメーカー・モデルのサーバが稼働 ◆ モデルごとの違いから運用コストが増大 ◆ OCPは統一された仕様に基づいて複数のベンダが製造 Photo by Aflo

10.

Growing Data Center ◼ P 10 サーバ台数の増加 ◆ 様々なメーカー・モデルのサーバが稼働 ◆ モデルごとの違いから運用コストが増大 ◆ OCPは統一された仕様に基づいて複数のベンダが製造 大規模環境に特化して設計されたサーバで CAPEX/OPEXを削減 Photo by Aflo

11.

Yahoo! JAPAN & OCP ◼ 2014: OCPの検討を開始 ◼ Oct. 2015: 米国DCにOpenStack基盤としてOCP導入 ◼ Feb. 2016:米国DCにHadoop基盤としてOCP導入 ◼ Aug. 2016:国内DCにOpenStack基盤としてOCP導入 P 11

14.

OCPサーバはメンテナンス性が良い?

15.

“80%のパーツが3分以内で交換可能”

16.

やってみた Photo by Aflo

17.

テスト環境 ◼ Compute node (3nodes / 2OU model) ◼ 1人での作業を想定 ◼ 各パーツの交換にかかる時間を測定 ◆ Disk, ◼ DIMM, CPU, NIC, Raid Card... 複数人の平均を算出 P 17

18.

P 18

19.

Result P 19

20.

Result P 20 3minutes

21.

Result P 21 ◼ 2.5” SSD x6 ◼ DIMM x16 ◼ NIC x1 ◼ CMOS BATTERY x1 ◼ CPU x2 ◼ RAID x1 ◼ MSATA SSD x1 less 3minutes more 24 4

22.

Result P 22 ◼ 2.5” SSD x6 ◼ DIMM x16 ◼ NIC x1 ◼ CMOS BATTERY x1 86% ◼ CPU x2 14% ◼ RAID x1 ◼ MSATA SSD x1 less 3minutes more 24 4

23.

Photo by Aflo 23

24.

実際に入れてみて ◼ メンテナンス性が高い ◆ 徹底的にツールレス (パーツ交換時 工具不要) ◆ すべてフロントアクセス ◼ 割り切り・慣れが必要 ◆ VGA出力不可 (IPMIでの運用が前提) ◆ おしゃれな管理GUIなどはない P 24

25.

最後に ◼ オープンソースコミュニティのメリットはユーザ数に比例 ◆ 課題の発見 ◆ ナレッジの共有 ◆ ボリュームディスカウント P 25

26.

最後に ◼ オープンソースコミュニティのメリットはユーザ数に比例 ◆ 課題の発見 ◆ ナレッジの共有 ◆ ボリュームディスカウント 国内OCPユーザが増えることを期待しています! P 26

27.

P 27 おわり Yahoo! JAPAN Yusuke Sato