「お料理のコツ」と情報教育

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August 08, 08

スライド概要

2008年のPCカンファレンスでの角南の発表スライド。知識ではなく実感、実践の文脈を意識した情報教育が大事だと述べた。

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教育系ウェブデザイナー

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各ページのテキスト
1.

「お料理のコツ」 と 報 情 教育 すなみ ほくと 2008.08.07 PCC2008 in 慶大SFC design719

2.

自己紹介 角南 北斗(すなみ ほくと) 大阪府在住。フリーランス。 専門:Webデザイン、日本語、教育。 design719

3.

日本語教育 大学院での専門は日本語教育学 日本語学校等で日本語を教えていた 現在は教材開発や授業支援がメイン design719

4.

情報教育 PCカンファレンスには2003年より参加 諸研究会での発表、ブログでの情報発信 調理師専門学校で情報デザイン講師 design719

5.

Webデザイン 2005年よりフリーランスでWeb制作 教育関係を中心にWebサービスを設計 現場のITアドバイザーとしても活動 design719

6.

http://shokuto.com design719

7.

さて、本題 design719

8.

「料理ができる」と 「コンピューターができる」は けっこう似てますよね? design719

9.

料理ができる =レシピと食材と道具があれば作れる =冷蔵庫の残りものでサッと80点以上 design719

10.

コンピューターができる =特定環境で指示があれば操作できる =制約のなか自分で判断して問題解決 design719

11.

「できる」ということ =特定環境で言われた通りに手が動く =制約の中で目的に応じて結果を出す design719

12.

「できる」は感覚 「記憶」ではなく「把握」している 「誰にも同じ知」ではなく「自分の世界観」 「情報伝達」ではなく「感覚の創造」 design719

13.

コツはうまく説明できない でもコツを実感することはできる 大事なのは「いかに実感してもらうか」 design719

14.

いつもはここで終わるんですが・・・ design719

15.

実感につなげるために 1.柔軟な実践力(どんな方法がある?) 2.実践の深い理解(それをする意味は?) design719

16.

柔軟な実践力 1.授業(整えられた環境)でできる 2.現実(ありそうな場面)に対応できる 3.外的な評価に対応できる design719

17.

実践の深い理解 1.個々のタスクが指示通りできる 2.タスクの前後をふまえられる 3.全体における意味を考えられる design719

18.

大事なのは「いかに実感してもらうか」 design719

19.

教師がしたことより学習者が学んだこと 実践の「内容」より「意図」 哲学なき教育に「コツ」はなし design719

20.

おしまい。 design719

21.

ご静聴ありがとうございました ご意見・ご感想・その他なんでも 下記までお願いします [email protected] http://shokuto.com design719