北原研究室説明会 | ドクセル

北原研究室説明会

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September 30, 24

スライド概要

2年生向けの北原研究室の説明資料です。

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日本大学 文理学部 情報科学科 北原研究室。 「Technology Makes Music More Fun」を合言葉に、音楽をはじめとするエンターテインメントの高度化に資する技術の研究開発を行っています。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

北原研究室 説明会 北原 鉄朗 kitahara@chs.nihon-u.ac.jp http://www.kthrlab.jp/ Twitter: @tetsurokitahara

2.

研究室で失敗しないために

3.

研究室選びで気をつけてほしいこと ● 卒業研究のテーマとの相性 ● ● ● 卒業研究のテーマはどうやって決まるのか (教員が指定するのか、学生が自分で決めるのか) 指導方針との相性 ● ● ● 理論系(数学系)か実験系(システム系)か 成果が出るところまでみっちり指導してほしいか、 放任主義がいいか 多少大変でも結果を出せる方がいいのか、 楽して卒業できるのがいいのか 教員や仲間との相性 ● 相性が合わないと、ゼミ、合宿、忘年会などが大変

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過去の卒業研究の題目を見てみよう ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2018/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2017/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2016/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2015/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2014/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2013/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2012/ ● http://www.kthrlab.jp/sotsuken/FY2011/

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北原がどんな人か

6.

北原 鉄朗の研究内容 ● 学生時代から音楽情報処理の研究に従事 ● 最近は、機械学習(いわゆる人工知能)を用いた 自動作曲や作曲支援、演奏支援に興味がある ● コンピュータが適切に補助することで、音楽に関する 専門的な知識や演奏技術がなくても、演奏や創作を 気軽に楽しめる世の中を作りたい

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北原 鉄朗の研究業績 ● 音楽情報処理の国際会議などで毎年研究発表 ● 音楽情報処理に関する研究費を絶え間なく獲得 ● 知り合いの研究者からも、研究費獲得のお誘い ● 様々な学会で委員を歴任 ● ● 情報処理学会音楽情報科学研究会 運営委員・幹事・主査、 情報処理学会論文誌・電子情報通信学会論文誌・HI学会 論文誌 編集委員、人工知能学会 大会委員 など https://www.milive-plus.net/gakumon170201/univ/ に名前掲載

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学生はどんな研究をしているか

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何を研究してる研究室? 〜音楽系〜 音楽を聴く人を助けたい 演奏する人を助けたい 複数人が同じBGMを ピアノ初見支援 MIDIギターの 精度向上 聴く場面の楽曲推薦 演奏時の筋活動の分析 歌う人を助けたい カラオケを盛り上げる スマートタンバリン ハモリ練習支援 音痴な人の分析 Web 作曲する人を助けたい 旋律概形による作曲 ループシーケンサ マッシュアップの ための選曲支援 土台となる技術 音響処理 プログラミング (特にリアルタイム処理) (フーリエ変換 とか) 四声体和声の 自動生成 ベーシストの 特徴分析 etc 機械学習 (いわゆる 「人工知能」)

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何を研究してる研究室? 〜非音楽系〜 ふつうの声を「かわいい声」に変換する 人と会話できるエージェント/ロボットを作る ダンスを練習できるシステムを作る アマチュア演劇を支援するスマホアプリを作る etc Web 土台となる技術 音響処理 プログラミング (特にリアルタイム処理) (フーリエ変換 とか) 機械学習 (いわゆる 「人工知能」)

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詳細は、 http://www.kthrlab.jp/ または YouTubeで「日大文理 北原研」で検索

12.

ゼミの進め方

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3年: 研究テーマの決定とスタートアップ 配属前 面 接 どんな研究テーマに興味があるのかを聞きます。 率直な自分の考えを言ってください。 3年 前期 個別 ミーティング 「どんなシステムを作ったら、誰にとってどう有益か」を 念頭に、研究テーマを議論します。 (夏頃) 中間発表 考えた研究テーマについてゼミの中で発表します。 3年 後期 個別 ミーティング 個別 ミーティング (1月頃) 中間発表 4年になったら ひたすら研究を進める 前期に考えた研究テーマをさらに掘り下げて議論します。 システムの仕様を決める上でアンケートを取ったり、 システム開発に必要なプログラミング技術を学びます。 3年生のうちにシステム開発をどこまでやるかを決めて、 実際にシステム開発にとりかかります。 1年間の成果をゼミの中で発表します。 就職活動の時期には研究テーマが決まっているので、 自分の研究を魅力的に語れるようになっているはず!

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研究テーマ選びのよくあるパターン トップダウン型 放任主義型 教員がトップダウンに 研究テーマを決める 学生が自分でテーマを決め、 教員はノータッチ Merit Merit 研究のプロがテーマを決めるので、 ● 学生本人が興味を持てる研究が マトモ(無難?)なテーマになりやすい できる ● 早めにテーマが決まるので、研究を Demerit 進展させやすい ● 学術的な意義があまりなかったり、 Demerit すでに研究がたくさんされている ● 学生本人がそのテーマに興味を ようなテーマになりやすい ● 持てないと、苦痛でしかない 研究経験のない学生がテーマを 決めるので、成果が出にくい ●

15.

本研究室の研究テーマ選び ● 何に興味があって、何に興味がないかを、 面談、ミーティングを通して聞きます。 ● ミーティングでやりたい研究テーマ案を 提示してもらい、そこから何度も話し合いを して研究テーマを徐々に固めていきます。 興味のない研究テーマを やらされることはありません。 成果が出やすいかどうかを 加味してテーマを決めます。

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3年生の進め方 4月 研究とは何か グループ ミーティング 全体ゼミ 見学 音や音楽に 関する基礎知識 デジタ ルコン テンツ 1 中間発表会 8月 ゼミ合宿 (1泊 or 2泊) 9月 学会聴講 (2〜3日) 機械学習、 プログラミング、 Linuxなど 必要な知識 グループ ミーティング 全体ゼミ 見学 デジタ ルコン テンツ 2 1月 中間発表会 2月 卒研発表会 見学 (1〜2日) 3月 学会聴講 (2〜3日) オブジ ェクト データ 指向 科学 プログ 2 ラミング データ 構造

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4年生の進め方 4月 ガイダンス 卒研計画発表 各グループ 進捗発表 新歓コンパ 個別 ミーティング 7月 中間発表会 前期打ち上げ 8月 ゼミ合宿 (1泊 or 2泊) 飲んで騒ぐ 9月 学会聴講 (2〜3日) ( 卒研計画発表 各グループ 進捗発表 BBQ ) 個別 ミーティング 12月 中間発表会 1月 卒研発表練習 2月 卒研発表会 (他研究室と合同) 3月 学会発表 忘年会 他研究室と合同で打ち上げ 追い出しコンパ

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研究環境

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研究環境 北原研究室は,本学科の中で1位・2位を争うほど 「自由な環境」の研究室です。 ● PCは,必要な人には貸し出します。 貸出中は,用途を問わず自由に使用できます。 (持ち帰ってもOKです。) ● いつでも研究室に入って研究することができます。 ● プリンタやコピーも研究に関係がある限り自由です。 ● 研究室内のほとんどのものは,自由に使えます。 (ポット,電子レンジ,冷蔵庫など)

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研究機材 ● ノートPC (1人1台) ● ファイルサーバ、Webサーバ、プリンタなど ● 音楽機材各種、音楽ソフト各種 (MIDI音源、MIDIキーボード、MIDIギター、 MIDIパーカッション、ミキサー、スピーカー etc.) ● 小型ロボット 3台 ● Androidタブレット たくさん ● Kinect 2台

21.

こんな人に向いてます! ● せっかくだから、他人(彼女とか)に自慢できるものを 作ってみたい人 ● 技術好き、音楽好き、議論好き ● モノ作りが好きな人 ● 音響機器やMIDI楽器を使い倒したい人 ● 旅行好き、外国や地方に行って美味しいものを 食べたい人(ただし、大学院進学の場合のみ)

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その他

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大学院のススメ ● 卒業研究は 「いろいろ課題が見えてきた」 という 段階で終わることが多い ● ● 大学院では、大規模プログラムの開発ノウハウ、 機械学習の基礎、英語力などを実践的に習得 本研究室の大学院生は、全員国際会議で発表 院生A:スコットランド、スウェーデン ● 院生B:スコットランド、スウェーデン ● 院生C:スウェーデン ● 院生D:ギリシャ ● 院生E:中国、台湾 ●

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大学院のススメ ● 技術系志望であれば、就職活動で有利! きちんと研究していれば、話すネタはいくらでもある ● 学会発表の経験は、質疑応答の絶好のトレーニング ● 努力の結果を「研究業績」の形で客観的に示せる ● ● 経済的な問題 学費はかかる ● TAは結構おいしい ● 論文奨励金などの制度あり ● 奨学金は親の収入関係なく借りられる ● 優れた研究業績を出すと奨学金の返還免除もある ●

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注意事項 ● ● ● 年2回程度、学会聴講を予定しています(費用は持ちます) 時間割上のゼミの時間以外も、個別ミーティングや全体ゼ ミ、オープンキャンパスなどの行事があります 次の科目を履修してもらいます ● ● ● 前期: デジタルコンテンツ1,データ科学2,データ構造, オブジェクト指向プログラミング, マルチメディア情報処理 後期: デジタルコンテンツ2,発展プログラミング 研究室運営のお手伝いをお願いする場合があります

26.

選考方法 ● ● 下記の3点を総合的に判断して選考します。 ● プログラミング系科目の成績 ● マルチメディア表現のレポートの出来 ● 面接 「成績はよくないけど、今ならプログラミングが好き/ 得意」という人は、作成したプログラムを面接に持参 してアピールしてください。 ● 「どんな研究を行いたいか」などの研究に対する こだわりや情熱を重視します。

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面接について ● 成績に現れない「やる気」や「熱意」を見ます. ● 「配属後の抱負」を2ページぐらいでまとめた文書を 持参してください. ● 日時は早い者勝ちです.メールにて,希望する日時を 希望順で多めに教えてください.その中からこちらの 都合のよい日時を選んで連絡します. ● 第1希望者が想定される定員数を下回った場合でも, 面接は行います.

28.

おわりに ● ● ● 興味をもって取り組めば,皆さんも確実に成長できます. 学生が自主的に議論しながら研究テーマを決めることを 原則としていますので,「やらされ」感なく,興味を持って 取り組むことができます. 興味さえあれば,それほど大変ではありません. ● 本気になれる研究テーマで成長したい人,大歓迎! ● 大学院への進学を考えている人,大歓迎! みなさんと一緒に研究できることを楽しみにしています

29.

研究室のWebページ (http://www.kthrlab.jp)、 研究室のTwitterアカウント (@kthrlab) 、 YouTube北原研チャンネル(「北原研」で検索)も ぜひご覧ください。