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September 02, 23
スライド概要
9/2(土) エンジニアの輪 at 東京 渋谷のLT資料
都内で働いているインフラエンジニアです。Azure を含むMicrosoft 製品、インフラ、開発周りに興味があります。
Microsoft のAzure 認定資格を知ろう 2023/09/02 エンジニアの輪 at 東京 渋谷 Kazuki Yamabe
アジェンダ ▪ 自己紹介 ▪ Microsoft 認定資格とは ▪ 認定試験の学習方法 ▪ 認定資格取得後について ▪ まとめ ▪ 参考資料 2
自己紹介 名前:Kazuki Yamabe 会社:株式会社エーピーコミュニケーションズ 業務内容:企業向けサービスの運用業務全般と開発など ■SNS ▪ X:@kdk_wakaba ▪ Linkedin:kdk-wakaba 3
このLTテーマにした経緯 SNS などでAzure の認定資格について知らない人が多い?変な誤解が生まれてたりする? AWS の資格試験受けました、って人は多いけどAzure の資格試験受けたって人を 全然見ないよね。 Azure の資格は有効期限が1年しかないので優位性が無い。 ⇛ よし、ちょっとみんなに説明してこようか。 4
Microsoft 認定資格とは – 認定資格・認定試験の概要 ▪ Microsoft が提供する特定のサービス、分野における知識・スキルを証明できるベンダー資格。 ▪ Fundamentals、Role-Based、Specialty の3分野に分かれている。 - Role-Based の中でAssociate とExpert の分類がある ▪ 受験料はFundamentals は12,500円 (税抜)、Associate 、Specialty は21103円 (税抜) (2023/09/02現在) - Virtual Training Days や大きなイベントのCloud Skill Challengeなどの達成で無料バウチャーを貰えることも。 - 企業がMicrosoft ESI を使っていると半額で受験できたりも。 ▪ 1000点中700点以上で合格。 ▪ 試験時間はFandamentals は45分、Role-Based などは100〜120分。 ▪ テストセンター、オンラインなどの方法で受験可能。 ▪ 英語、日本語など様々な言語で受験可能。 5
Microsoft 認定資格とは - Azure の認定資格について ▪ Azure に関する認定資格は現在18種類 (2023/09/02 現在) - 参考:Become Microsoft Certified 6
Microsoft 認定資格とは – 認定試験の主な試験形式 ▪ 単一選択問題 - 複数の選択肢から正答を1つを選択する問題。 ▪ 複数選択問題 - 複数の選択肢から複数の正答を選択する問題。 ▪ ドラッグアンドドロップ問題 - 選択肢から正答を1つまたは複数ドラッグアンドドロップで選択する問題。正しい手順を答える問題として出題される。 ▪ ホットエリア問題 - プルダウンリストから正答を選択する問題。コードや設定内容の穴埋めとして出題される。 ▪ ステートメント問題 - コード、設定内容を見て問いが正しいか間違っているかを答える問題。1問で複数の問いを聞かれる。 ▪ ケーススタディ問題 - 特定のケースに対する一連の要件に対し、各設問に回答する問題。一連の回答が終わると戻ることができない。 ▪ シナリオ問題 - 同じ内容の設問に対し、正しい解決方法をYes or No で回答する問題。一度回答すると設問に戻ることができない。 7
Microsoft 認定資格とは - Azure 認定資格を持つメリット ▪ Azure に関する知識・スキルを体系的に取得できる。 ▪ 仕事 (案件) へのアサイン、給料、キャリアアップへのきっかけとなる。 ▪ 就職・転職におけるAzure の基本的な知識・スキルのアピールにつながる。 ▪ Microsoft ソリューションパートナー認定企業のAzure に関するコンピテンシー貢献につながる。 8
認定試験の学習方法 – 学習ガイド ▪ Microsoft 側で認定試験の出題範囲、学習ガイドが提供されている。 ▪ 各試験ごとにどのようなサービスが出題されるか、どういった観点について問われるかを確認できる。 - 参考:試験 AZ-104 の学習ガイド: Microsoft Azure Administrator 9
認定試験の学習方法 – 学習リソース ▪ MS Learn - Microsoftが提供する無料トレーニング。認定資格用のコレクションもある。 ▪ 公式ドキュメント - Microsoft の公式ドキュメント。基本的な操作やサービスの詳細を学習するのに利用する。 - 試験中にドキュメントを見れるようになったため、どこに何を知っておくと試験本番で役に立つ。 ▪ 認定プラクティス - Microsoft が提供する試験を想定した練習コンテンツ。ケーススタディやシナリオは無いが学習内容の定着に使える。 ▪ Measureup - Microsoft の公式問題集。問題を解きながら内容を学習するコンテンツ。ドルで計算されるため円安だと高い。 ▪ Udemy - 認定資格に関する動画コンテンツなどで学習できる。英語コンテンツが多いがハンズオン系のは試験によって役立つ。 - 海外の怪しい問題集は買わない。 10
認定試験の学習方法 – 効果的な学習方法 ▪ 実際にサービスを利用して色々と試す - 試験内容にはサービスを触っていないとわからない問題が多いため。 - どう手を動かしてよいかわからない場合はドキュメントのチュートリアル、ブログなどを参考にする。 - サービスの利用料が気になる方はAzure の無料枠範囲でうまく利用する。 - https://azure.microsoft.com/ja-jp/free ▪ 問題集は内容の理解に重点を置く - 問題集丸暗記では試験本番で考えて答えることができず痛い目にあう。 11
認定資格取得後について ▪ Microsoft 認定資格の有効期限について - Fundamentals は有効期限なし、Role Based、Specialty は1年間。 - 無料の更新試験に合格することで有効期限を延長できる。有効期限内であれば何度も受験可能 (条件あり) - MS Learn で更新試験用の学習コンテンツが用意されている。 - 廃止となった認定資格は有効期限に関わらず廃止となる。 ▪ 資格のバッジを共有・利用できる - 各種SNS で共有することで、資格保持のアピールができる。 - 会社によっては名刺に資格のバッジを入れてくれるところもある。 ▪ Azure サービスを深く使い込み更なるスキルアップを - 資格を取って終わり、ではなく更にサービスを使い込んでみる。 - ブログ、登壇などのアウトプットをやってみる、など。 12
まとめ ▪ Azure 認定資格はAzure に関する知識・スキルを体系的に学習できる良いきっかけとなる。 ▪ 認定試験の学習は公式の学習リソースが多く、しっかり学習することで合格できる。 ▪ 更新試験は無料、有効期限内であれば更新試験を何度でも受けられる。 ▪ 認定資格取得後もAzure の継続的な学習をしていきましょう。 13
参考資料1 ▪ Microsoft の認定資格 - https://learn.microsoft.com/ja-jp/certifications/ ▪ 認定資格の概要 - https://learn.microsoft.com/ja-jp/certifications/cred-overview ▪ Microsoft Enterprise Skills Initiative - https://esi.microsoft.com/ ▪ ソリューションパートナー認定 - https://partner.microsoft.com/ja-jp /partnership /solutions-partner 14
参考資料2 ▪ MS Learn - https://learn.microsoft.com/en-us/training/ ▪ 公式ドキュメント - https://learn.microsoft.com/ja-jp/docs/ ▪ Microsoft 認定資格のプラクティス評価 - https://learn.microsoft.com/ja-jp/certifications/practice-assessments-for-microsoftcertifications ▪ Measureup - https://www.measureup.com/ ▪ Udemy - https://www.udemy.com/ 15
ご清聴ありがとうございました。 16