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October 03, 26
スライド概要
セッション概要:
エンジニアが自分の知識をアウトプットする手段の1つに「技術同人誌を書く」という選択肢があることを知ってください!技術同人誌とはどんなものか、どんなメリットがあるのか、どうして技術同人誌がいいのか、などをお話します。
また、これまで技術同人誌を書いたことがない方に向けたTIPSやヒントなどをあわせてご紹介します。
技術書同人誌博覧会(技書博)は、技術に関する同人誌の即売会です。ITの他に、理工/数学/デザイン/マネジメントなど幅広い技術を取り扱っています。エンジニアのアウトプットを応援したい&増やしたいという思いからこのイベントが生まれました。初心者にもベテランにも優しく、ゆったりと交流しながら知識を深め、仲間を作ったり成長できるような場所を目指しています。
執筆 技術同人誌を書こう OSC2026 Online / Fall @gishohaku
About me ariaki @ariaki4dev 技術書同人誌博覧会 / 代表 株式会社MyAnimeList 2
About me fumiya @fumiyasac 技術書同人誌博覧会 / デザイン協力 サークル「just1factory」 3
おねがい 感想をツイートする際には #osc26on #技書博 をつけて いただけるとうれしいです! お寄せいただいた声は技書博のプロモーションに 使用する場合がありますのでご承知ください。 ぜひ最後まできいて、技書博に申し込んでね! 4
技術書同人誌博覧会 技術書(技術同人誌)オンリーの同人誌即売会イベント 5
技術書同人誌博覧会とは ● 略称は「技書博(ぎしょはく)」※これまで14回開催(約半年に1回) ● 2019年から開催している技術同人誌オンリーイベント ● 技術ならなんでもOK(IT/理工/数学/デザイン/マネジメント/etc..) ● 初心者にもベテランにも優しく、ゆったり交流しながら知識を深める ● エンジニアのアウトプットを応援したい&増やしたい より詳しい記事はこちら https://blog.gishohaku.dev/entry/2023/09/04/131252 6
頒布できるもの ● 技術書 ○ ● ● 技術同人誌・商業誌ともにOK 技術コンテンツ ○ 技術書のDLコード、動画/音声コンテンツ、ソフトウェア ○ ハードウェア、メディア、知育ゲーム、など その他グッズ ○ アクキー、缶バッジ、ステッカー、など 7
補足 ● 頒布価格の下限および上限はなし ● 同人誌/商業誌、新刊/既刊ともにOK ● 頒布物は全年齢向けに限定 ○ ● NG→過度なアダルト・暴力表現・グロテスク表現など 技術書以外のみが目的の出展はNG ○ 私たちのイベントは “技術” を伝えること が目的 ○ 技術本またはコンテンツを必ず1つ以上頒布 ○ ただしコミュニティ/協賛サークルは除外 8
技術ってなに? 「あなたが解説可能なものはすべて技術」です ● ● ITや理工以外の技術書もOK ○ 例)マネジメント、デザイン、生存戦略、組織論 ○ 例)編み物の技術、カレーをおいしく作る技術、飲み歩きの技術 技書博スタッフは原則、技術書の要件を満たしているか判断しません ○ ただし、行動規範に照らしあわせ妥当か個別に確認します 9
直近の技書博について 技書博#14が大田区産業プラザPiOにて2026年9月13日に開催されました。 参加者属性レポート(技書博13): https://blog.gishohaku.dev/entry/2026/05/27/002212 10
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大事なポイント “技術同人誌” はエンジニア等が自分の推したい技術 や知識を “本” という形で共有するもの 技書博は“アウトプットを応援する” ために作られた イベントで “本を書き始める or 書き続ける人” を応 援するために作られているということ 「技術書を書いて欲しい」という思いから、この様な企画を考えました! 12
技書博は執筆がはじめての方を応援しています! “技術書ってどんなもの?”って気になった方は、是非ブース に来てみて下さい。たくさん展示をしています。 “技術書を書いてみたくなった”方は、是非ブースに来てみて 下さい。説明はいくらでもします。 技書博は技術書を書く方がたくさんいて、コミュニティに迎 えてくれます。“みんなで書こう!” 13
私達エンジニアは アウトプットで成り立っている 14
アウトプットで成り立つ世界 ● 私たちエンジニアは 先人のアウトプット で成り立っている ○ 先人のアウトプットを元に私たちは 学んでいる ⇒書籍、ブログ、発表、動画番組、など ○ エンジニアが日常的に 利用するもの はすべて先人のアウトプット ⇒OS、ミドルウェア、言語、フレームワーク、など ● つまり、アウトプット(=先人の知恵)がなければ世界は成り立たない ○ アウトプットで誰かが 少しだけ豊かになる 行為を積み重ねていく 15
アウトプットが増えた世界線 ● コンテンツに対してより 安価かつ簡単にアクセス できる ● 学ぶうえで発生する 困難を乗り越えやすく なる ● 他者のアウトプットを享受することで 生産性が向上する ● アウトプットが増えたら相対的に 社会が豊か になる ● 情報量の増加に伴うデメリットもある ○ 情報整理、取捨選択、検索の困難、など 16
アウトプットが減った世界線 ● コンテンツが 高価になり、学ぶ方法や機会が少なくなる ● 悩んだときに解決しづらい(解決できない)可能性がある ● たとえばミドルウェアがないと開発すべき範囲が増える ● エンジニアの門戸が狭くなると エンジニア人口が減少する ○ カンファレンスや勉強会が開催されないかも? ○ 発行部数が減ったら本が高価になったり出版されなくなるかも? ○ 学習難易度があがったらエンジニアを志す人が減るかも? 17
アウトプットを続ける重要性 ● ● 自身が学びやすい世の中 を作り出す ○ アウトプットそのものを増やす ○ アウトプットによって コミュニティを増やす アウトプットを増やすことで 未来にバトンをつなぐ ○ 知見を共有して良いプロダクトを増やす ○ 後進を育てて エンジニア人口を増やす 18
アウトプットとコミュニティ ● ● コミュニティは アウトプットの機会として最高のマイルストーン ○ 機会 がなければ行動しない人が圧倒的に多い ○ きっかけ がなければ生まれないものが圧倒的に多い コミュニティはアウトプットがないと継続できない ○ ● 登壇者がいない勉強会…サークルがいない即売会… コミュニティによって「新しいヒーロー」を生み出し続ける ○ 十年〜数十年単位で考えると、今のヒーローは引退していく ○ 次世代のヒーローを登場させ、現役世代を引退させてあげる 19
どちらも“相互に影響し合う” もの それが良い社会への “Groove(高揚感)” に繋がる コミュニティ 🤝 アウトプット 知る機会・きっかけ 学ぶ機会・言語化 表現の場所 知見の共有 20
アウトプットしよう ● ● ● 自身を成長させる ○ 知識を”教える”ためには深い習熟が必要になる ○ 説明力・説得力・構成力などさまざまな技能が向上する 自身を表現する ○ 脳内に蓄積した知識を解釈&変換して、自分なりに表現する ○ 自分の知識や経験を外から観察してもらえる 社会を持続させる ○ 社会の豊かさの根源は学び、知の共有は必要不可欠である ○ 誰でも容易に知にアクセスできる状態を作ろう 21
アウトプットを始めるために ● たとえばこんなこと思っていませんか? ○ ● 自分の発信に需要はない / 発信できることがない / 発信するのは怖い テーマを絞ってみるといかがでしょう? ○ あなたがもっとも得意とする技術は? ○ 過去のあなたと同じ課題を抱えた人はいない? ○ 今のあなたがもっとも情熱をかけている技術は? ○ あなたは最近同僚に何を教えた/教えられた? ○ 自慢できる過去の体験はない? 22
あなたが “持っている引き出し” にヒントがある それが誰かにとっての “宝物” かもしれない 大きなカテゴリ 特定のテーマ 範囲を絞ってみる。 経験に目を向ける。 23
自分が書いていいの? ● ● ● 同じテーマでも視点は人それぞれ ○ あなたより少し後ろを歩いている誰かに届く可能性がある ○ どんな順番で学んだ?何につまずいた?どう理解したか? ○ 知識そのものが既知でも、その人が歩いた道順は同じではない 自身を表現しよう ○ 脳内に蓄積した知識を解釈&変換して、自分なりに表現する ○ 自分の知識や経験を外から観察してもらえる 学んでいる途中だからこそ、調べ直し、整理し、理解を深められる ○ 自分が学んできた道のりを、次に学ぶ誰かへ渡そう 24
はじめは小さな1歩からのスタート ● ● あなたのアウトプットは、「必ず誰かの役に立つ」 と考えよう ○ 自分の不便や悩みを誰かの便利にする ○ 自分の後に続く人にバトンを渡す やりたくない → やりたい ○ 学びによる変換を伝える できない → できる ○ 学びの経緯や道のりを伝える うまくいかない → うまくいく 少ない量 のアウトプットを続けてみよう ○ インプットした内容を日報等を活用してまとめてみる ○ 日々の調べた事や知識を「自分の言葉」で言い換えてみる ○ 学ぶ事ができた知識を図解という形でまとめてみる 25
アウトプットによる学び ● アウトプットの過程でのインプットからの学び ○ 「知っている」と思っていても、完全に理解していることは意外と少な い。だからこそ、準備の中にはたくさんの学びがある。 ● ● アウトプットは 良質なインプットのチャンス ○ 再調査しよう、深掘りしよう、知識を補完しよう ○ 考察しよう、整理しよう、法則を見つけよう アウトプットによって、重要な要素をより明確に意識することができる ○ 情報が不足していないか? / 理解できている? / その情報は正確か? / その情報は自身に定着しているか? / その情報は説明できるか? 26
アウトプットからつながる行動 浅 学習で補いながら伝える 知らなかった 学ぶ 新しい視点 知っている 忘れていた 知っていた 覚えていた 理解していた 深 知っていることを伝える (理解度) 知らなかった事を調べる過程で 知っている 新しい視点を発見する 27
アウトプットがもたらす “幸せのサイクル” アウトプット 事前準備 ● スキルや思考の整理と再認識 ● 説明力の向上 ● 学ぶべき方向性を定義 ● 会話力の向上 ● 学びの動機付けと意識向上 ● 文章力の向上 ● 学ぶ機会の増加 ● 記憶の再整理 インプット フィードバック ● 学びの質が向上 ● 周囲からの認知と評価 ● 学びの量が向上 ● モチベーションの向上 ● 学びの進捗が明確化 ● 感想や指摘など ● ゴールが明確化 ● 次のインプットを目指す
あなたのアウトプットが “あなたの周りの幸せに繋がる” 技術 書 エンジニアの活動は常に誰かの アウトプットによって成立している 29
アウトプットをしよう! 技術書を書いてみませんか? 30
あなたがもし ”まだ” エンジニアではなく “はじめて” プログラムを学習するとしたら どのような手段で学びますか? 31
“本で学ぶ” という方、 技術 書 たくさんいらっしゃいますよね? 32
本とは ● 特定分野の知識を 体系的に学ぶ のに最適なメディア ○ “学ぶべき内容” や “学ぶ順番” をばらばらに探さなくていい ○ “情報の品質” が最初から最後まで一定に保たれている ○ 誰かが苦労して学んだ知識を “苦労せずに” 手に入れられる ● 非同期(好きなとき)に学べる ● 他の学習法と比べて学習の 時間効率 を最大化できる ● さっと渡せて最も情報量を詰め込めて 名刺代わり になる 33
知識の組み合わせ あなたが長い時間をかけて “学んだこと” を 次に学ぶ人に向けて “体系的に発信” しよう 学ぶためのノウハウ 34
他アウトプットと比較 本 ブログ 勉強会 体系的な学習 ◎ ○ △ 情報量 ◎ ○ △ 時間あたり学習効率 ◎ ○ △ 情報の深さ/ニッチさ ○ ◎ ○ サンプルコードの実行 △ ◎ △ 情報の新鮮さ/更新の難易度 △ ◎ ◎ 視覚的理解(デモなど) △ ○ ◎ 感情の伝達 △ △ ◎ 35
技術同人誌を書こう 1/2 ● ● 自分が 企画したものをそのまま世に出す ことができる ○ 商業誌は ”広く一般に受ける” ことが条件になる ○ 同人誌は ”本当に自分が広めたい知識” を扱える 小さな執筆量 から始められる ○ ● 同人界隈の名言 ”書いたものを折れば本” より 濃いフィードバック を得られる ○ 即売会に参加すると ”買う人の顔や声” がわかる 36
技術同人誌を書こう 2/2 ● ● 技術以外の すべてのことを試行錯誤して学べる ○ 💪 技術を本としてまとめるための知識 ○ 🧐 製本に関する知識(印刷・紙質・入稿・専門用語、など) ○ 🥺 企画やプロモーションの知識 ○ 😇 会計や税務処理、など 完成した 本の手触り は最高! ○ 本の重み=作った実感 ○ 段ボールをあけたときのにおいが大好きな人がたくさんいます 37
どれくらい書く? ● 全体の7割が75ページ以下 ● 1ページあたり1時間+α程度かかっている ● 紙に印刷して折れば本です 38
技術同人誌作家が考える執筆の醍醐味 自分で作った本を、実際 マーケティングとか経理 イベントで著者同士が繋 に手に取ったときの感触 とかは、自分が普段業務 がれて懇親会で美味しい や重みが最高です😄 では絶対にやらない経験 物が食べれるなんて、こ を積めるのも面白い✌ れ本当に最高じゃん🥩 本を作る喜びと楽しみ 学びを得る喜び 仲間同士での交流 39
技術同人誌 = 企画から製造まで自分で決め 読者の顔や声を直接きける 40
アウトプットと私達 技書博が目指していく像 41
私たちのイベントは… ● 総参加者が数百人規模の小さなイベント ● 主役はサークルで “本を出した体験” ができる場所 ● こんな人が多いはず ○ 売れても売れなくても数万円程度の損益で楽しもう ○ ブース同士で活発に交流しよう ○ 手に取った人からのフィードバックがほしい 42
技書博の理念 ● ● 改めて技書博の理念は アウトプットを増やすこと ○ アウトプットを始める人を増やす ○ アウトプットを続ける人を増やす アウトプットによって豊かな社会の実現を目指す ○ アウトプットの質と量を向上させる ○ エンジニアが増える ○ 良いプロダクトやサービスが増える 43
技書博が気をつけていること ● テクノロジーニュートラルであること ○ ● ● すべての技術を等しく認め支える(IT以外も含め) アウトプットの垣根を作らないこと ○ 同人誌と商業誌を分け隔てなくつなげる ○ 技術書と他のアウトプット手段をつなげる 著者に寄り添い続けること ○ 企画はすべて著者のモチベーション向上を目指す ○ 執筆するための障壁を、周辺環境から崩していく 44
技術同人誌の未来をみんなで作ろう ● 技書博という ”場” を技術書が生まれるきっかけにしよう ○ 技術書を ”書き始める” 人を歓迎しよう ○ 技術書を ”書き続ける” ために支え合おう ● コミュニティとエンジニアが相互に支え合おう ● これからもアウトプットしたくなるような環境を作ろう 45
あなたの “アウトプット” は 誰かにとっての “応援歌” になる 自分の活動に価値を感じる。 そんな人が絶対にいる。 46
イベントに申し込もう ● 第15回 技術書同人誌博覧会 ○ 2027年5月15日(大田区産業プラザPiO) ○ 現在サークル参加&一般参加者募集中です! ○ ぜひ技書博公式Xのフォローお願いします https://gishohaku.dev 47
参加サークル 1. 技術に関する本(技術コンテンツ)を頒布するサークル 2. 技術コミュニティの広報を行うサークル 3. 協賛企業として広報を行うサークル 4. 出版関係者が技術書の販売や広報を行うサークル ※同人印刷関係者を含みます 48
コミュニティ向け情報 ● ● コミュニティフレンドシッププログラム ○ サークル参加費→無料 ○ 公式ガイドブックにカラー広告/技術記事を無料掲載、など 適用条件 ○ 技術者が対象の非営利コミュニティ向け ○ 定期的に活動している(もしくは今後活動する予定である) ○ オープンである(希望すれば一定条件のもと誰でも参加できる) https://blog.gishohaku.dev/entry/community-friendship 49
学生向け情報 ● 学生支援プログラム ○ ● サークル参加費→無料 適用条件 ○ 学生が主体で活動している ○ 非営利の活動団体である https://blog.gishohaku.dev/entry/scholarship 50
ご清聴ありがとうございました! 51