>100 Views
October 14, 15
スライド概要
potatotips #22で発表した資料の加筆修正版です。
http://connpass.com/event/20240/
SwiftとLEGOとBluetooth LEが好きなプログラマ
Swift 2.0で RxSwift、ReactKit、 ReactiveCocoaを使ってみた 株式会社メルカリ iOSエンジニア ⼤庭慎⼀郎
⾃⼰紹介 ⼤庭 慎⼀郎 (ooba / bricklife) 株式会社メルカリ 2013年4⽉⼊社 「メルカリ」iOS版を開発
メルカリとは? いわゆる「フリマアプリ」 2013年7⽉ JP版リリース 2014年8⽉ US版リリース
Swift 2.0で リアクティブプログラミング
選択肢 RxSwift ReactKit ReactiveCocoa etc..
RxSwift ReactiveXによる正統派Rx RxCocoaと⼀緒に提供されている Swift 2.0対応版は2.0。現時点でプレリリース版のみ https://github.com/ReactiveX/RxSwift/tree/ 2.0.0-alpha.4
ReactKit LINEの稲⾒さん作。Swift初期からある 同じ作者のSwiftTaskと合わせて使う Swift 2.0対応版が正式リリースされている https://github.com/ReactKit/ReactKit
ReactiveCocoa Objective-C時代からある⽼舗 Swift 2.0対応版は4.0。現時点でプレリリース版のみ https://github.com/ReactiveCocoa/ ReactiveCocoa/tree/v4.0-alpha.1
公式なドキュメントと サンプル
RxSwift ドキュメント、サンプル ともにリポジトリの中に 含まれる。結構豊富
ReactKit ドキュメントは最低限。 サンプルは専⽤のリポジ トリがあって結構豊富 https://github.com/ ReactKit/ ReactKitCatalog
ReactiveCocoa ドキュメントは多めだが、サンプルはなし 現状README.mdのコードもコンパイル通らない… つらい…
実際に使ってみた
やってみたこと データバインディング(プロパティ⇔UI) APIアクセスのストリーム化 インクリメンタルサーチ
データバインディング
Swiftでのプロパティ更新監視 純粋なSwiftのクラスではKVOができなくなった リアクティブプログラミングのライブラリでは各⾃で 更新監視できる仕組みを⽤意している ※ NSObjectのサブクラスでdynamicなプロパティな らKVOが動く
RxSwift KVOの代わりにVariableを使う
ReactKit KVOに依存
ReactiveCocoa KVOの代わりにMutablePropertyを使う
古き良きReactiveCocoa RAC(self.accountNumberTextField, text) = RACObserve(self.viewModel, accountNumber); プロパティの変更をテキストフィールドに⾃動反映 RAC(self, inputText) = textField.rac_textSignal; テキストフィールドの変更をプロパティに⾃動反映
APIアクセスのストリーム化 with APIKit
RxSwift
ReactKit
ReactiveCocoa
インクリメンタルサーチ
RxSwift
ReactKit
ReactiveCocoa
他にも試したいこと プロミス デリゲートメソッドコールのストリーム化 通知のストリーム化 MVVM etc..
どれを使えばいいか どれも⻑所短所があって選ぶの難しい 機能や安定性、学習コストを考えると現時点では RxSwiftか? データバインディングはSwiftBondなどを使う選択肢 もあり
組んでみたコード 整理してGitHubで公開予定 公開次第、資料アップデートします
ありがとうございました メルカリ新規事業でメンバー⼤募集中! https://www.wantedly.com/projects/29699 Swift 2.0+iOS 8以上で開発したい⼈ ご連絡お待ちしております