Catoクラウド導入事例 クレジットエンジン・グループ株式会社様

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October 08, 24

スライド概要

金融業界としては初めてのCatoクラウド導入事例になります。
CDNベンダーのSSE(SWG)を利用されており、グローバルIPアドレスが固定できない、VPNとの共存が難しいなどの課題を持たれていましたが、Catoクラウドに移行されたことで、すべての課題を解決されました。
是非、ご覧ください。
https://www.scsk.jp/case/case-details/202410creditengine/index.html

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※ ドクセルのテスト中です ※ 最近は、ゼロトラスト、特に SASE(SSE)、Catoクラウドのエバンジェリスト活動が多くなっていますが、クラウドセキュリティ(CNAPP、CSPM、xSPM)にも力をいれています。 趣味はランニングです。

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1.

お客様事例 働 き 方 改 革・生 産 性 向 上 金融機関が求めるセキュリティ要件を満たすべくCatoクラウドを導入 ハンズオンや情報提供などSCSKの顧客支援や技術力を高く評価 クレジットエンジン・グループ株式会社 様 お客様プロフィール SD-WANを実現するCato SocketでレガシーVPNが不要に。 機能過多にならずリーズナブルに導入できるライセンス形態。 事例のポイント ■ お客様(クレジットエンジン・グループ様)の課題 リモートワークの実施にあたり、ネットワークセキュリティ強化が急務だった 取引先金融機関から求められているセキュリティ要件を満たす必要があった 急遽導入したCDN※1サービスのSWG※2は、既存のVPNとの共存が難しいな どの課題があった クレジットエンジン・グループ株式会社 所 在 地 東京都港区六本木 7-15-7 U R L https://group.creditengine.jp/ ■ 課題解決の成果 Catoクラウドの導入により従来課題を解決し、運用負荷を大幅に削減 SD-WANを実現するCato Socketの導入で、レガシー VPNが不要になった SCSKの技術ブログやFAQサイトが充実しており、不明点を自己解決できた ■ 導入ソリューション Cato Networks社 Catoクラウド 金融機関向けに独自の融資・債権回収管理シス テムを提供するサービス事業者。2016 年に中 小事業者向けに独自のオンライン融資サービス 事業を展開する会社として創業し、2018 年に金 融機関向けオンライン融資管理システムを提供 するクレジットエンジン株式会社を設立。2020 年に持 株 会 社 体 制 へ 移 行した。 「" かす をかえ る。 かりる をかえる。」をミッションに掲げ、現 在 は クレジットエ ン ジ ン が 提 供 す る「Credit Engine Platform」の開発・運営を主軸に、関連 会社で債権管理回収事業などを展開している。 ※1 CDN(Contents Delivery Network/ コンテンツ配信ネットワーク) ※2 SWG(Secure Web Gateway) 「SCSKが提供している技術ブログやFAQサイトなどドキュメントが非常に充実してい て、それらを参考にしながら私たち自身で導入・設定を進めることができました。不明 な点があっても、問い合わせをすると適切な回答が迅速に得られたので、短期間のうち に運用を開始できました」 クレジットエンジン・グループ コーポレートITチーム リード 冨田 浩司 氏 背景・課題 セキュリティ強化を目的にSWGを導入したが て浮き彫りになったのが、ネットワークセキュリティ の課題だった。 「オフィスワークが中心だったときは社内ネット VPNとの共存が難しいなど新たな課題に直面 ワークとインターネットの境界にUTM(統合脅威管 クレジットエンジン・グループは、金融機関向け した。しかしリモートワーク環境では境界型のセキュ オンライン融資管理システムの企画・開発・運営を リティ対策が難しく、金融機関の厳しいセキュリティ 行うクレジットエンジン株式会社、債権回収管理業 要 件 を 満 た す た めにもクラウド上 で 提 供 さ れる 理)を設置することでセキュリティ対策ができていま 務を行うLENDY債権回収株式会社といったグルー CDNサ ービ ス の SWG機 能 を 急 い で 導 入しまし プ子会社を傘下に置く持株会社だ。国内で初めて た」 (クレジットエン ジン・グループ コーポレートIT オンライン融資事業を開始したパイオニアであり、 チーム リード 冨田 浩司氏) そのノウハウやスキルを活かした独自システムを金 融機関向けに提供している。 同社ではコロナ禍以前からリモートワークを推進 ところがこのSWGを運用し始めてすぐに、新た な課題に悩まされた。 「 取引先の金融機関によって は、お客様が利用する業務基盤にアクセスする端末 しており、現在は社員の8 〜 9割が在宅勤務を選択 のグローバルIPアドレスを登録することが求められ している。そんなリモートワークを実施するにあたっ ます。しかしな がら、導 入したSWGの 契 約 ではグ クレジットエンジン・グループ株式会社 コーポレートITチーム リード 冨田 浩司 氏

2.

お客様事例 クレジットエンジン・グループ株式会社 様 働 き 方 改 革・生 産 性 向 上 ローバルIPアドレスを固定できず、やむなくVPN を導入して社内ネットワーク経由でアクセスする 方 法 を とることにしまし た が、今 度 はSWGと VPNを共存させることが難しいという課題に直面 しました」 (冨田氏) 図:クレジットエンジン・グループ様におけるCatoクラウド活用イメージ Before After 送信元IP制限 利用システム 送信元IP制限 利用システム コ ー ポ レ ートITチ ー ム の 工 夫 に より何 とか SWGとVPNを共存できたものの、設定や接続手 Cato Client Catoクラウド 順が複雑でユーザーに不便を強いる場面も多々 あった。そこでネットワークセキュリティのあり方 リモートワーカー を改めて見直すことにした。 解決策と効果 リモートワーカー VPN Catoクラウドで運用負荷を大幅に軽減 Socket SCSKのWebでの情報提供を高く評価 ネットワークセキュリティの刷新に向けて動き出 Remote PC したクレジットエンジン・グループでは、最適な課 Cato Client Remote PC 題 解 決 策 とし てSASE(Secure Access Service Edge) に注目。グローバルIPアドレスを固定でき、 VPNとの共存が可能なSASEソリューションを探 グループA グループB グループA グループB モバイルPC モバイルPC Remote PC モバイルPC モバイルPC Remote PC すことにした。 「既存のSWGが提供するオプションへアップグ インターネット利用 レードするという選択肢もありましたが、不要な Remote PC利用 送信元IP制限利用システム 機能が含まれていてコストも跳ね上がるので見 また、基 本 機 能に、IPS/IDSやマルウェア対 策 設定も、管理画面の操作性が優れているのでテン 送りました。自前で構築することも検討しましたが、 といった自社に必要な機能だけを追加するライ プレートを少しカスタマイズするだけで済みます。 運用管理負荷を考えると現実的ではありません センス形態のため、機能過多にならずリーズナブ また、月次で出力しているサマリーレポートを見 でした。そのうえで導入候補となる複数のSASE ルに導入できることも決め手になった。 ればネットワークの利用状況やセキュリティ対策 ソリューションをピックアップし、テスト環境が用 クレジットエンジン・グループがCatoクラウドの の状況が把握できるので、ネットワークセキュリ 意されているものは実際に試しながら機能やコス 導入を正式決定したのは、2023年1月。まずは1カ ティの運用管理にかかる作業負荷は大幅に削減 月無償トライアルライセンスの提供を受け、同社の できました」 ( 冨田氏) トを入念に調査しました」 (冨田氏) ソリューションを比較検討した結果、クレジット コーポレートITチームが導入・設定作業を進め、 ト エンジン・グループが採用を決めたのが、Cato ライアル環境からそのまま本番環境へと移行した。 Networks社の「Catoクラウド」だった。 「SCSKが用意している技術ブログやFAQサイ 「ソリューション選定で最も重視したのは、固定 トなどドキュメントの内容が非常に充実していて、 今後の展望 モニタリング機能/アナリティクス機能など Catoクラウドの活用を拡大する予定 のグローバルIPアドレスが利用できること、VPN それらを参考にしながら私たち自身で導入・設定 との共存が可能または代替機能が用意されてい を進めることができました。不明な点があっても、 こうしてネットワークセキュリティをCatoクラ ることでした。これらを実現できるのがCatoクラ 問い合わせをすると適切な回答が迅速に得られ ウドによるSASEソリューションへと一新したクレ ウドでした。Webで 検 索 す るとすぐにSCSKの るので、短期間のうちに運用を開始できました」 ジットエンジン・グループだが、今後はCatoクラ ページがヒットし、Catoクラウドに関する充実し (冨田氏) ウドの活用をさらに拡大させていく計画だ。 た情報が目にとまり、直近のセミナーに急遽参加 ちなみにSCSKでは、Catoクラウドのサポート 「テクノロジーの急速な進歩によって新しいク を申し込みました。単なる説明や動画のセミナー サ ービ ス 提 供 に 関 する認 証 制 度 で あ る「Cato ラウドサービス、新しいツールがどんどん登場し ではなく、Catoクラウドの管理画面を実際に操作 Distinguished Support Provider」を 取 得 し、 てくる中、それらの利用状況をしっかり管理する するハンズオン形式だったので、当社の課題解決 Cato クラウドを利用する企業に手厚い情報提供 ことは非常に重要です。すでにクラウドストレージ にぴったりのソリューションだという確信を持つこ やサポートサービスを行っている。 とができ、そのままSCSKと商談を進めることにし ました」 ( 冨田氏) 冨田氏は、固定のグローバルIPアドレスが3個提 の利用状況を定期的に確認するといった取り組み クレジットエンジン・グループでCatoクラウド は行っていますが、Catoクラウドはより高度なモ の本番運用が始まってから約半年が経過し、冨田 ニタリング機能、詳細に分析するアナリティクス 氏はすでに導入効果を実感している。 機 能 が 充 実しています。今 後はそうした機 能を 供 さ れ る こ と、拠 点 に エッジ デ バ イ ス (Cato 「SWGを利用していたときに抱えていた課題 もっと活用していこうと考えています」 ( 冨田氏) Socket) を設置するだけでVPNと同等のSD-WAN について、ほぼ100%解決できたことは最大の導 SCSKでは、お客様が常に最新の情報をキャッ を構築できることに、大きなメリットを感じていた。 入効果です。取引先が利用する環境に合わせて チアップできるよう、AIやXDRを絡めたCatoクラ さらに、CatoクラウドのBackhauling機能を使う VPNを 使 わ な け れ ば い け な い 場 合 もCato ウドの最新情報をこれからも技術ブログやFAQ ことで、Catoクラウドを利用しながら元の自社の Socketで対応できるため、レガシー VPNの運用 サイトで提供し続けていく。 固定IPを利用することもできる点も便利であった。 も不要になりました。Webフィルタリングなどの ● ソリューションの詳細情報や問い合わせ先はこちら ▲ PickUpソリューション 働き方改革・生産性向上 https://www.scsk.jp/pickup/workstyle/ Catoクラウド https://www.scsk.jp/product/common/cato/index.html 本件に関するお問い合わせ先 Mail:[email protected] ▲ ▲ 本リーフレット記載の会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。なお、本文中や図版にはⓇマーク、TMマークを表記しておりません。 記載されているロゴ、文章、図版その他を無断で転載、複製、再利用することを禁止します。 ● 本リーフレット記載されている情報は制作時点の内容であり、予告なしに変更することがございます。予めご了承ください。 ● ● (2024 年 10月初版)