Catoクラウド導入事例 株式会社ブルボン様

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March 09, 24

スライド概要

中国拠点との通信課題をCatoクラウドで解決。
「本当にそれでできるの?」と思うくらいシンプルかつ簡単に運用できる仕組みで、事前に中国からのPoCにてレスポンスの大きな改善が行われたことから採用を決定。
日中間の国際専用線をやめてCatoクラウドへ刷新しました。
https://www.scsk.jp/product/common/cato/

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※ ドクセルのテスト中です ※ 最近は、ゼロトラスト、特に SASE(SSE)、Catoクラウドのエバンジェリスト活動が多くなっていますが、クラウドセキュリティ(CNAPP、CSPM、xSPM)にも力をいれています。 趣味はランニングです。

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各ページのテキスト
1.

お客様事例 中国拠点のITインフラを刷新し、高速化・効率化を実現 SASEソリューションでネットワーク基盤を再構築 株式会社ブルボン 様 お客様プロフィール SCSKが提案したCato Cloudを導入し 柔軟かつ高性能で安定した通信環境を実現 事例のポイント ■ お客様(ブルボン様)の課題 株式会社ブルボン Cato Cloudにより、中国国内・日中間で柔軟、高速、セキュアなネットワークを構築 本社の社内イントラに中国から容易にアクセスでき、利便性が向上 構成がシンプルなCato Cloudをグローバルで採用することで、運用効率が向上 背景・課題 中国ITインフラの課題が浮き彫りに 解決に向けたプロジェクトが始動 部長代理 磯野 伸幸 https://www.bourbon.co.jp/ 株式会社ブルボン デジタル推進部 部長代理 「SCSKの提案は運用を踏まえた構成・段取りがきちんと提示され、実際の導入 作業も淀みなくスムーズに進んだことを高く評価しています」 デジタル推進部 新潟県柏崎市駅前 1-3-1 U R L 1924 年に創業した総合菓子食品メーカー。 「ルマ ンド」 「アルフォート」など国内シェアトップのビス ケットをはじめ、チョコレート、米菓、飲料など、多 様なカテゴリーのバラエティ豊かな商品を提供し ている。 「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。 」 の合言葉のもと、 食 の提供だけでなく、心と体 の健康づくりの観点から文化・芸術・スポーツ支 援活動にも積極的に取り組んでいる。事業活動を 通じ、 「健康増進総合支援企業」として継続的な発 展と社会貢献を目指す。 ■ 課題解決の成果 株式会社ブルボン 所在地 磯野 伸幸 氏 氏 北京をはじめ 10 都市以上に営業拠点を構え、中国に おける事業拡大を進めてきた。そうしたなか、中国拠 点の基幹業務システムやネットワークなどITインフラ 面の課題が浮き彫りになったという。 ブルボンは、1923 年に発生した関東大震災の影 「2014 年に更新した中国生産拠点の基幹業務シス 響から地方への菓子供給が全面的にストップした窮 テムの経年に伴い、リプレースが必要となっていまし 状を見た創業者・吉田吉造氏が、 「地方にも菓子の量 た。調査・ヒアリングを通じて、中国国内、日中間の通 産工場を」という決意のもとに新潟県柏崎で立ち上 信帯域が狭いなど、ネットワークの整備・構築も急務 げた企業。ビスケットから始まり、キャンデー、チョコ であると認識しました」 (磯野氏) レート、スナック、米菓など多種多様な菓子類を生産 これらの課題を解決するために、情報システムを担 する大手総合菓子食品メーカーへと成長した。現在 当するデジタル推進部は2021年7月に中国の ITイン は飲料、健康食品、冷菓など、幅広い分野の商品を フラを刷新する検討を開始。現状の課題を改めて洗い 開発・製造・販売している。 出したうえで要件をRFP(提案依頼書)にまとめた。 近年は事業のグローバル化に力を入れており、そ 「RFP ではサーバー老朽化対応や機器調達とは別 の足掛かりとして 2007 年に中国・上海に販売拠点を に、インターネット接続やセキュリティ対策を含む中 設立。翌 2008 年に長興に生産工場を設立。その後、 国国内、および日中間のネットワーク更改に関する 株式会社ブルボン デジタル推進部 システム管理課 課長 鈴木 久豊 氏 株式会社ブルボン デジタル推進部 システム管理課 係長 近藤 雄斗 氏

2.

株式会社ブルボン 様 お客様事例 図:中国拠点との高品質で安全なネットワーク接続を行えるCato Cloud 提案をお付き合いのあるSI ベンダー3 社と新たに SCSK へ依頼しました」 (鈴木氏) モバイルユーザー (中国) RFP には中国国内のネットワークは必要な帯域 を安定して確保できること、日中間のネットワーク は高額・低速な帯域保証型の国際専用線を廃止し て新たなネットワークサービスを導入することなど PoP 上海 が示された。その RFP に対して提案を回答したの 日本 (本社) 北京 Socket 大阪 は 3 社。そのうちの 1 社が SCSK だった。 東京 PoP PoP 「実は今回の中国 IT インフラ刷新とは別に、当 PoP 社 の 新しいネットワーク基盤を検討するなかで SASE(Secure Access Service Edge)ソリュー 案をいただいたのが初めてでした。その後お話さ せていただく中で、中国 IT インフラ刷新の話が持 Cato Cloud 広州 長興 Socket ち上がり、 『Cato Cloud』の紹介を受けていたこ モバイルユーザー (日本) 上海 ションに 興 味 を 持 ち、情 報 収 集して い ました。 SCSKとのお付き合いは、同時期に別商材のご提 PoP 深圳 PoP PoP ともあり、SCSK にもお声掛けをし、提案を受ける Google Workspace 香港 ことにしました」 (近藤氏) 解決策と効果 SCSKが提案するCato Cloudを採用 中国法人の手厚い支援も決め手に ケーションの実現などを支援してくれました。この を想定しています。中国国内にはネットワークの 構築・運用を担当する専任担当者がいませんが、 Cato Cloud の PoC を実施した結果、中国拠点 2021 年 10 月に RFP の回答を受け取ったブル 最終的に同社が採用することに決めたのが、SCSK の提案だった。 「RFP の回答があった 3 社のうちの 2 社は、イン ※)PoP・・・Point of Presence 世界75+のPoPを整備( 22年9月) ような SCSK 上海の貢献も、SCSK を選定した大き な決め手の一つです」 (鈴木氏) ボンは、すぐに提案内容の入念な比較検討を実施。 Socket Cato Cloud ならば難なく運用できます。現地ス タッフが一様に外部システムを利用でき、情報共 の現場からは「ネットワークのレスポンスが非常に 有やコミュニケーションが可能になったことに加え、 良くなった」という高い評価を得たという。さらに 何よりも通信速度が大幅に高速化し、エンドユー PoC を通じ、エージェント導入の容易さを含め、運 ザーがストレスなく業務を行えるようになったこと 用コストの低減が見込めると判断した。 が最大の効果です」 (近藤氏) 「RFP では中国国内、および日中間で円滑な情 ターネットVPN や中国の独自クラウドサービスを 組み合わせた提案でした。それに対しSCSK からは、 ネットワークとセキュリティを Cato Cloud に一元 化するという提案でした。中国との接続においては、 構成が複雑になることや、設備メンテナンスや障 害発生リスクにより運用負荷が高まることを想定し ていたのですが、SCSK の提案は『本当にそれでで きるの?』と思うくらいシンプルかつ簡単に運用で きる仕組みでした。SCSK には Cato Cloud の豊 富な導入実績とノウハウもあることから、SCSK の 提案に沿った PoC(Proof of Concept) を実施し てみることにしました」 (磯野氏) 報共有とコミュニケーションを図る目的でオンラ インストレージやビジネスチャットツールを導入す ることも要件に挙げており、SCSK からもそれに則 した提案がありました。ところが、PoC を進めるな トを立ち上げ、2021 年 10 月から 2022 年 1 月に かけて Cato Cloud の PoC を実施した。このとき 国内ネットワークの一元化も予定 グローバル化推進の基盤として期待 かで Cato Cloud を経由すれば、当社が国内で導 中国拠点への Cato Cloud の導入に合わせ、ブ 入している『Google Workspace(旧 G Suite)』 ルボンでは日本にある本社も Cato Cloudに接続。 が、中国のグレート・ファイアウォールの影響を一 日中間における安定、かつセキュアなネットワー 切受けずに、そのまま利用できることが分かりま ク基盤を整備した。現在は日本全国の新設の事業 した。結果的にオンラインストレージやビジネス 所、あるいはライフサイクルのタイミングで順番に チャットツールを新たに導入する必要がなくなった Cato Cloud を展開している。直近では現在運用 わけです」 (近藤氏) している既存 SWG(Secure Web Gateway)を この ような PoC の 結 果 を 受 け、正 式 に Cato ブルボンでは中国拠点の主導によるプロジェク 今後の展望 Cato Cloud へとリプレースする方針だ。 Cloud の導入を決断したブルボンだったが、ちょう 「これから数年をかけて国内各拠点のネットワー どその時期に中国各地でコロナ禍によるロックダ クを Cato Cloud に統合していく計画です。Cato に大きな役割を果たしたのが、SCSK の中国現地 法人、思诚思凯信息系統(上海)有限公司(以下、 ウンが発令されるという想定外の事態に見舞われ Cloud の導入により世界中で利用可能なネット る。これにより導入スケジュールに若干の遅れが生 ワーク基盤を構築できたことで、国際競争力の強 SCSK 上海)だった。 じたものの、段階的なロックダウン解除の中、中国 化とグローバル化推進を目指す当社の海外進出も 「SCSK 上海は各拠点の現地に赴いて IT インフ 現地と綿密なコミュニケーションを行い、導入作業 容易になるものと考えています。SCSKには引き続 日を決定し、SCSK 上海が迅速に対応。2022 年 7 き、手厚いサポートと支援を期待しています」 (磯 月に本番稼働に漕ぎ着けた。 野氏) ラの現在の状況を調査するアセスメントの実施を はじめ、Cato Cloud の PoC や導入において、現 地調査の結果を踏まえた最適な Socket 設置の提 案や、SCSK 上海の現地スタッフを介して、当社 中国拠点のスタッフとの円滑かつ正確なコミュニ 「長興と上海の拠点にはエッジデバイス(Cato SCSK では 今 後 も Cato Cloud による SASE ソ Socket)を設置し、その他の営業拠点からは今後 リューションを通じ、ブルボンのグローバルネット リモートアクセスで Cato Cloud に接続する方法 ワークを支え続けていく。 ● ソリューションの詳細情報や問い合わせ先はこちら https://www.scsk.jp/product/common/cato/index.html ▲ Cato Cloud Mail [email protected] ▲ 本件に関するお問い合わせ先 ● ● ● 本リーフレット記載の会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。なお、本文中や図版にはⓇマーク、TMマークを表記しておりません。 記載されているロゴ、文章、図版その他を無断で転載、複製、再利用することを禁止します。 本リーフレット記載されている情報は制作時点の内容であり、予告なしに変更することがございます。予めご了承ください。 (2022 年 9月 初版)