XP祭り2024_エクストリームな「人」を真似てみることのススメと対策

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September 28, 24

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1.

XP祭り2024 エクストリームな「人」を真似てみることの ススメと対策 2024年9月28日

2.

目次 0.はじめに 1.エクストリームな人々の中で感じること 2.バッドループの考え方を抜け出すために探究の根に着目して 2

3.

0.はじめに~自己紹介 3

4.

自己紹介 小泉 岳人 X(Twitter):@koitake_ note :https://note.com/rich_hyssop406/ 趣味:コントラバス 漫画 好きな食べ物:餃子 羽根つき餃子の町 蒲田に 住んで蒲田で働いています 4

5.

自己紹介 20年間ずっと同じ会社で働きつつも最近急に変容 2004年 COBOL プログラマー 2022年 Agile実施や コミュニティ参加 今ココ 登壇、 ブログ 等 ブログ(note)執筆 2023.3から始め て495記事執筆 社外登壇 2023.4から実施 して20回登壇 社内勉強会 2024.4からだけ で80回以上実施 5

6.

自己紹介 20年間ずっと同じ会社で働きつつも最近急に変容 ここの出会いが多く影響 2004年 COBOL プログラマー 2022年 Agile実施や コミュニティ参加 今ココ 登壇、 ブログ 等 ブログ(note)執筆 2023.3から始め て495記事執筆 社外登壇 2023.4から実施 して20回登壇 社内勉強会 2024.4からだけ で80回以上実施 6

7.

コミュニティで出会うエクストリームな方々 エクストリーム(最高な/超楽しい)な方々との日々の出会い 夜な夜な白熱するコミュニティ での対話 SNSで起こるディスカッション や楽しそうな発信 7

8.

コミュニティで出会うエクストリームな方々 アジャイルの話を永遠と続 けられるので、13:00から の登壇を昼休みから2時間 話して終わらない人 アジャイルに関するブック オフの釣果と感想が毎日流 れて来る人 コンウェイの法則の数学的 証明を喜々として話す人 自治会なりPTAなりも含め てアジャイルな進め方で楽 しんでいる人 プロダクト開発が好きすぎ て4年で21,000,000字wiki を書いている人 技術広報としてどのイベン トにもいて、乾杯している 人 勉強会に1年で1000回位の ペースで参加している人 「やってみましょう」のノ リがすごい、よく質問して いる人 ふりかえりという言葉を使 うと、トレースされる人 50歳まで仕事すると宣言 して、毎年本を出している 人 マネージャーとエンジニア がSNSでイチャイチャして いるメッセージが届く人達 火を燃やしたりしながら 恩送りしている人 10年以上続くチームを作 りながら、9500円の本を 配っている人 みんなが寝てる明け方に 「おはようございます」と SNSが届く人 短パンでプロセスしながら 創発を生み出している人 海外のアジャイルの記事を ポストしているハトの人 スクラム関係で調べると必 ずでてくるブログでDeep Diveしている人 実体がv-tuberです。 という人 アジャイルの歌を作ってい るプロダクトマネージャー And More・・・ 8

9.

コミュニティで出会うエクストリームな方々 一方で・・・ あんな風に なれたらな 自分には できない 9

10.

本日のラーニングアウトカム ・自分には無理だと思わず、 自分の好奇心のタネを育てたくなる ・登壇や記事発信等アウトプットしたくなる 10

11.

1.エクストリームな人々の中で感じること 11

12.

エクストリームな人々の中で感じること カンファレンスに行くと ○○をやって みました! いいなぁ。自分でも ちょっとやってみよう 12

13.

エクストリームな人々の中で感じること 上手くできなそう・・・ もっと良い方法があるのでは? ミーハーみたいで恥ずかしい・・・ ⇒ まだだ、まだその時ではない!! 13

14.

エクストリームな人々の中で感じること(バッドループ) ①.誰かのアウトプット を見てスゴイと思う ②.自分も同じようなこ とをやりたいと思う ④.結局眠らせておき、 変化に繋がらない ③.自分では同じような スゴイことは出来ない と気付く 14

15.

エクストリームな人々の中で感じること(バッドループ) ①.誰かのアウトプット 上手くできなそう・・・ を見てスゴイと思う ②.自分も同じようなこ とをやりたいと思う もっと良い方法があるのでは? ミーハーみたいで恥ずかしい・・・ ④.結局眠らせておき、 変化に繋がらない ③.自分では同じような スゴイことは出来ない と気付く 15

16.

エクストリームな人々の中で感じること(バッドループ) 上手くできなそう 上手くやるためには熟達がいる。 やらないと上達しない スクフェス大阪2023_森雄哉_ChatGPTを前に頭が真っ白を乗り越え人が答えることが困難な認 知負荷MAXなタフクエスチョンをどんどん回答させてプロダクト価値を爆速探求する https://speakerdeck.com/moriyuya/cognitive-load-question-and-chatgpt 16

17.

エクストリームな人々の中で感じること(バッドループ) もっと良い方法が あるのでは? 動いて見ないと良い方法が分かり づらい時代になっている 14章 変革の地形 高い山は適応を表し、山、谷自体も変わっ ていく 山や谷を移動することでさらに 高い山が見える。 =試していく必要性 マネジメント3.0 適応力の高いチームを育むための6つの視点 Jurgen Appelo 著 藤井 拓 訳 17

18.

エクストリームな人々の中で感じること(バッドループ) ミーハーみたいで恥ずかしい ・良くしよう。成長しよう。と 思う人に対して悪く思う人はいない ・そもそも周りはそんなに気にしていない 自意識過剰と分かってはいるが、 恥ずかしいものは恥ずかしい 18

19.

花ではなく根を目指す 誰も気にしていないとわかってはいても、 発信する時に、絵画コンクールに 絵を出すような、周囲の目が気になる感覚がある 19

20.

花ではなく根を大事にする 「興味のタネ」から「探究の根」が伸びその結 果が「表現の花」として表に出てくる 普段見ている「表現の花」よりむしろ地下深く に様々な方向に延びた探究の根が本質である 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 末永 幸歩 (著) 20

21.

花ではなく根を大事にする 「OUTPUTの花」を意識しすぎずに 「探究の根」を意識して、探究の根を 伸ばすために、OUTPUTしよう!! 21

22.

花ではなく根を大事にする とはいえ、どこからOUTPUTしよう?? 22

23.

発信活動に関して 発信活動はどれも等しく価値がある。自分に合ったところから発信数を増やす よう意識。また一定仕組み化する 1.チャットでの反応、X等のいいね 2.勉強会等への参加、コミュニティ参加 難 易 度 3.勉強会で感想を言う、コミュニティで発言する 4.分報、X等でのリポストやコメント 5.チームブログで発信、個人でのブログ記載 6.社内登壇、社外登壇 社内運営、社外運営 23

24.

発信活動に関して 発信活動はどれも等しく価値がある。自分に合ったところから発信数を増やす よう意識。また一定仕組み化する 1.チャットでの反応、X等のいいね チームで反応するようにルール化 2.勉強会等への参加、コミュニティ参加感想を共有する勉強会を繰り返す 難 易 度 3.勉強会で感想を言う、コミュニティで発言する 4.分報、X等でのリポストやコメント 分報の運営を作って盛り上げる 5.チームブログで発信、個人でのブログ記載 チーム内リレーブログ 6.社内登壇、社外登壇 発信しているコミュニティに参加 24

25.

発信活動に関して 小さなOUTPUTから育てていく:出世魚理論 書くのがしんどい 竹村 俊助 (著) 25

26.

2.バッドループの考え方を抜け出すために 探究の根に着目して 26

27.

探究の根に着目した事例 1.ブログについて ・ほぼ毎日ブログを書くために 2.社内勉強会について ・いかに社内勉強会を毎日やっているのか 3.社外登壇 ・社外登壇で探究していること 27

28.

探究の根に着目して (1.ブログについて) ブログについて 2022.12.31 記事書けないまま、 3カ月・・・・ aki.mさんに 出会って真似する 2023.3~ コミュニティや勉強会の 備忘録を中心に書き始める 今までに約500記事!!! 28

29.

探究の根に着目して (1.ブログについて) 花に着目 根に着目 ・○○さんがもっと良い記事 書いているし、自分が書く 必要ないかな ・○○さんはこういった事に 着目するんだ。面白いな ・内容があってるか不安。 見られると恥ずかしいな ・書く事で、考えて 気づきがある事も多い! ・人に見てもらえないし、 コスパ/タイパ悪いな。 ・どうしたら、楽に書く事出来 るか実験しよう 29

30.

探究の根に着目して (2.社内勉強会について) 社内勉強会について 2021.1~ 自分で読んだ本をまとめて 勉強会を実施 講師が大変!!! 人が集まらない!! 夜な夜な実施される どうカテゴライズして良いか わからない会(勉強会?) ⇒この辺の心構えを真似てみる 2023頃 ~ 自分たちが楽しめる事、楽に継続 できることをポイントに継続 毎日、社内勉強会?を実施 30

31.

探究の根に着目して (2.社内勉強会について) 花に着目 根に着目 ・参加者何人以上!! ・自分の学びは何か? ・勉強会をもっと盛り上げたい ・自分が楽しむためにはどうすれば? ・参加者にとって価値が 得られる勉強会の実施 ・「勉強会」という媒体を 使って面白い事出来ないか ・有名な人に講師してもらえる ・楽に継続するにはどうしたら? 31

32.

探究の根に着目して (2.社内勉強会について) 参考:MIMIGURIさんで整理している学習観 https://note.com/yuki_anzai/n/ncc420e09bd1c 32

33.

探究の根に着目して (3.社外登壇について) 社外登壇について 2023.4 初めての社外登壇(頼まれて実施) 自分なんかが 社外登壇なんて・・・ アジャイル始めたメンバーが 続々登壇。コトネさんの資料に 書いてあることを真似てみる https://www.docswell.com/s/ktnyt/5YW1JD-scrumfest-niigata-2023 「スクラムは、プロダクトを意識したフレームワーク。 『登壇は、発表がプロダクト/プロポーザルがMVPともい える』スクラムやっているのにプロポーザルや発表が上手 くできないのは本当にスクラムやれているのか??」 ⇒登壇をプロダクトと見立てて、真似てみる 現在 毎月プロポーザル提出や企画をして、毎月登壇(探究) 33

34.

探究の根に着目して (3.社外登壇について) 花に着目 ・発表バズりたい! 根に着目 ・価値ある発表と認められたい ・考えている事、やったことを 言語化して棚卸したい (関係づけたい) ・たくさんの人に見てもらいたい ・関係性を築きたい ・褒められたい ・自分のプレゼンテーションスキル、 ストーリーテリングスキルをあげたい ・プロダクトスキルを高めたい 34

35.

探究の根に着目して 花がダメと言っている訳では無く、 花も超大事で重要。。 ただ花だけを目指すのではなく自分 の「探究の根」を延ばすことを考え ないと辛くなる ※「探究の根」を考えると自然と頻度が上がる気はする・・・ 35

36.

おまけ(今気になっている探究の根) ・しゃべりに対して、苦手意識がある ・考えを関連付けたい ・創発的なアイデアを生み出したい 高頻度なポッドキャストやってたら、変容がありそう (でも恥ずかしいなぁ。僕なんかがしゃべるなんて・・・。) ※この発表の初めに戻る 36

37.

恥ずかしいと思っても自分の探究心に シンプルに従って、勇気をもって発信しよう 発信してくれた人を尊重して、フィードバック・ コミュニケーションしよう そうすることで、エクストリームな人(最高な・超楽 しい)になれる(と思う) ※SPの5つの価値 Fin 37