【MCP やコネクタだけじゃない!】ファイルシステム化による AI 連携の可能性【JIRAFS を作った話】

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July 06, 26

スライド概要

ACE (Atlassian Community Event) Tokyo Meetup で Jira / Confluence をファイルシステム化し AI にファイルとして見せることで、安全で簡単にコンテキストを与えるアプローチを紹介しました。
https://github.com/srz-zumix/jirafs
OSS として公開、brew install srz-zumix/tap/jirafs ですぐに使えるようになっています。AI 活用における1つのアイディアとして試していただき、フィードバック頂けると嬉しいです。

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各ページのテキスト
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【MCP やコネクタだけじゃない!】 ファイルシステム化による AI 連携の可能性 【JIRAFS を作った話】 2026/06/23 #81 ACE (Atlassian Community Event) Tokyo Meetup あなたの組織の"関係性"まで理解したAIが出す回答とは 〜 人・仕事・知識・目標をつなぐ Teamwork Graph 入門 © DeNA Co., Ltd. 1

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目次 1 自己紹介 2 JIRAFS を作りました 3 デモ 4 ファイルシステム化によるAI連携に可能性はあるか? 5 おまけ © DeNA Co., Ltd. 2

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自己紹介 ● 白柳 隆澄(しらやなぎ たかずみ) ● 株式会社ディー・エヌ・エー所属 ● ゲームサービス事業本部で 「ゲーム開発者のための SRE」 ● CEDEC 運営委員 © DeNA Co., Ltd. 3

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「ゲーム開発者のための SRE」とは? ● ゲーム開発者向けに開発上のツールやシステム、ワークフロー やコミュニケーションに至るまで様々な物事をサービスと捉え て、開発を「楽」にするべく活動している SRE ● 職能としての SRE と思想・働き方としての SRE を実践中 ○ 理想はみんな SRE、現実は役割としての SRE が必要 ● 詳しくは CEDEC の登壇資料をみてください ○ https://cedec.cesa.or.jp/2024/session/detail/s6604f029340ec/ © DeNA Co., Ltd. 4

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CEDEC ● コンピュータエンターテインメント開発者を対象としたゲーム に関する技術や知識を共有する国内最大級のカンファレンス ● CEDEC2026 は 7/22〜24 開催! ○ https://cedec.cesa.or.jp/2026/ ● CEDEC2027 の公募受付は来年年明けくらい開始(たぶん) ○ ゲーム業界以外からの応募もお待ちしてます! © DeNA Co., Ltd. 5

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JIRAFS を作りました JIRAFS ってなに? © DeNA Co., Ltd. 6

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AI 活用における Jira / Confluence の課題 ● セキュリティと権限管理 ○ 接続する場合の権限管理、シークレットの管理など ● コミュニケーションツールとの断絶 ○ ナレッジの分散 ○ 情報との距離 ● ユーザー親和性 ○ 他サービスとの連携 ○ どこでなにができるのか © DeNA Co., Ltd. 7

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Rinchan の事例 ● 【DeNA × AI Day】社内ライブラリ特化のチャットAIが起こ す、開発現場での変革 | ドクセル ○ https://www.docswell.com/s/DeNA_Tech/ZN1G67-aiday-commo dity-1700 ● Slack コミュニケーションを中心とした事例 ● わかりやすく、便利で、すぐできる ● さらに LLM の進化でいつも頼りになる存在になった © DeNA Co., Ltd. 8

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セキュリティと権限管理は忘れてはいけない課題 ● Rinchan は適切な権限とシステム制限により ユーザーは意識する必要がなく、安全に利用が可能 ● 我々が使う AI ツールは Rinchan 以外にもある ● すべてのユーザーが 適切な権限を意識して使うのは難しさがある © DeNA Co., Ltd. 9

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もう1つのアプローチ ● AI に与える権限を極小にする ● 単なるファイルとして扱えたらいいのでは? © DeNA Co., Ltd. 10

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JIRAFS ● https://github.com/srz-zumix/jirafs ● JIRA と Confluence を ファイルシステム化するソフトウェア ● macOS のみ対応 ● brew install srz-zumix/tap/jirafs © DeNA Co., Ltd. 11

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JIRAFS ● Jira ○ プロジェクトとチケットを階層化 ○ チケット内容とは別に メタデータ、添付ファイルを格納 ● Confluence ○ スペースとページを階層化 ○ ページ内容とは別に メタデータ、添付ファイルを格納 © DeNA Co., Ltd. 12

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デモ ちょっとだけ © DeNA Co., Ltd. 13

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Jira ● チケットごとにフォルダ ● タイトル ● 本文 ● コメント ● 添付ファイル ● メタ情報 ● HTML(オプショナル) © DeNA Co., Ltd. 14

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Jira ● 1コメント1ファイル ● メタ情報は コメントで埋め込み ● 改良の余地あり © DeNA Co., Ltd. 15

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Jira ● 添付ファイル © DeNA Co., Ltd. 16

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Jira ● メタ情報 ● チケットの関係性など API で取れる情報を格納 © DeNA Co., Ltd. 17

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Jira ● 特定プロジェクトのみに フィルタ可能 ● 見せたくない プロジェクトを除外できる © DeNA Co., Ltd. 18

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Confluence ● ページ階層がそのまま ファイルシステム化 ○ メタ情報などは 隠しファイル ● 基本的には Jira と同様 ● マクロ展開は今後対応 © DeNA Co., Ltd. 19

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Confluence ● Jira 同様 スペースフィルタ可能 © DeNA Co., Ltd. 20

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AGENTS.md ● Jira/Confluence 共に AGENTS.md を配置 ● AI に JIRAFS の ファイル構造を伝達 © DeNA Co., Ltd. 21

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AGENTS.md © DeNA Co., Ltd. 22

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ファイルシステム化による AI連携に可能性はあるか? © DeNA Co., Ltd. 23

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ファイルシステム化すると何が嬉しいのか? ● セキュリティと権限管理の負担が軽減 ○ 簡単にAIエージェントツールから扱える ○ AIにトークンなど認証情報を与えなくて良い ○ 権限が JIRAFS に閉じ込められており真に Read Only ● コンテキストエンジンとなる ○ チケットやページをそのままコンテキストにできる ○ ローカルツールと組み合わせて使える © DeNA Co., Ltd. 24

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ファイルシステム化の課題 ● 書き込み操作ができない ○ 実装はできると思うが、必要だろうか? ● ファイル化による意味消失 ○ メタ情報のファイル化と AGENTS.md で補ってはいる ● 大規模化すると全文検索など網羅的な操作が遅い ○ クエリ検索した方が早い ● macOS でしか使えない ○ FSKit 使う前提で始めたので Windows 対応の予定はなし © DeNA Co., Ltd. 25

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可能性はあるのか? ● まだわからない ● 手軽さはあるので是非使っていただいて フィードバックください ○ https://github.com/srz-zumix/jirafs/issues © DeNA Co., Ltd. 26

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© DeNA Co., Ltd. 27

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おまけ © DeNA Co., Ltd. 28

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おまけ ● JIRAFS は GitHub Copilot で作成しました ○ Claude Opus 4.6 で初期仕様作成 ○ Claude Sonnet 4.6 で実装 ○ 人間が使い勝手を確認しながら ○ Claude Opus 4.8 で診断、レビューさせつつ v1 リリース ● FSKit 部分の実装が難航 ○ Apple のサンプルでは実装しきれなかった ○ https://github.com/indragiek/GHFS 先行事例を参考にして突破 © DeNA Co., Ltd. 29

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おまけ ● JIRAFS は AI がなければ作る機会も、作り上げることもできなかった ● ちょっとお願いすればできちゃう時代 ● 何を作るのか、何を作らないのか、が大事になってくる ● でも作るのは大好き ● AI-Ready を意識して、 AI を使い、体験しながら、 ものつくりを楽しんでいきたいと思います © DeNA Co., Ltd. 30