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February 25, 12
スライド概要
とりあえず、使ってみませんか? 2012/02/25 in ヒーロー島
自己紹介 HN:ぶらっく(@__Black)※広島在住 ぶらっくの技術メモ http://blackssi.cocolog-nifty.com/blog/ 金融系業務パッケージ担当SE パッケージ適用 業務アプリ作成/カスタマイズ 機器制御プログラム作成(RS-232C) クラスタ環境構築 TFS使い始めてまだ1年半ぐらい?
自己紹介 最近の出没場所 Team Foundation Server Users Group:TFSUG ・毎月開催(MS品川本社) ・TFSとありますが、TFS使ってなくてもOK ・TFSのプラグイン関連でスピーカー させて頂きました。
TFSって何? 「なんとか管理ソフト」ではありません! ・ソース管理ソフト ・バグ管理ソフト ・進捗管理ソフト ・タスク管理ソフト
TFSって何? 「新しいシステムの開発開始から、システムの 終焉まで活用される開発インフラ」です! →Application Lifecycle Management(ALM)用ソフト ソフトウェア構成管理/ビルド管理/プロセス 制御・自動化/プロジェクト計測/バグ管理/ テスト支援/タスク管理/要件管理 →全部使えます! ようわからんが、ようけあるんじゃのぉ (-。-)y-゜゜゜
何のためにTFS(とか)を使うのか?? ソース管理/バグ管理/作業項目 管理などの単体管理ではなくて、 「統合的な管理作業」を「楽に」 行うため →楽に管理できると時間ができる →できた時間をもっと前向きな 作業に割り当てる!
何のためにTFS(とか)を使うのか?? バグ票 要求 仕様 ソース
何のためにTFS(とか)を使うのか?? この間は どうするの? バグ票 要求 仕様 ソース
何のためにTFS(とか)を使うのか?? 例えば... ○その1 「この前のバグ対応で修正したソースは どれ?」 →「この前のバグ対応で」:バグ管理 「修正したソース」:ソース管理 バグ管理とソース管理が統合されていないと 簡単にはわからない。
何のためにTFS(とか)を使うのか?? 例えば... ○その2 「このバグ修正の作業効率はどのぐらい?」 →作業項目管理+ ソース管理(時間/Steps) 作業項目管理とソース管理が統合されて いないと簡単にはわからない。
何のためにTFS(とか)を使うのか?? どうやって関連づけてますか? ・Excel台帳 ・Word+SharePoint(FastSearch) 案件番号/バグ管理番号で検索~ などなど でも、こんなことに体力とか時間を使いたく ないですよね。
TFSで開発/管理をもっと早く楽に 各管理機能が「きれいに」統合されている .NETだけじゃない マルチリンガルな開発プロジェクト ありませんか?? 開発者/管理者の道しるべ TFSの機能を知っていくと、これからどんな 開発作業/管理を目指していけば良いかが わかる
どんな機能があるの? タスク管理 ソース管理 修正履歴/シェルブ(棚上げ:一時的な保管) バグ管理 テスト支援 Test Manager/UIテスト自動化支援 ビルドサーバ CI(継続的インテグレーション)環境 Lab Management テストに必要なサーバ/クライアント仮想環境を まとめて管理
どこがおすすめなの? あくまで個人的にですが、 複数の修正ソースが「変更セット」で まとめて管理される バーンダウンチャート/ワークロードなどの 管理資料が自動で作成できる SQL Serverのレポーティング機能で カスタマイズ/追加作成も可能 作業項目とソース管理の関連付け ソースコードチェックイン時に、どの作業に 対する修正なのかを指定させることが可能
どこがおすすめなの? きれいなソースだけをチェックインさせる ことが可能 「ゲートチェックイン」で、自動テストを 実施し、テストNGの場合にはチェックイン させない テスト時に、仮想環境自動起動→自動テスト →仮想環境自動終了 やろうと思えば、自分で機能拡張もできる 例:アクティビティ作成/バグ予測
どこがおすすめなの? とは言っても、機能大杉! どこから手をつければいいのさっ ということで・・・
こんなシナリオ考えてみました 現在、Visual SourceSafe(VSS)でソース管理 Excelでリリース管理/作業項目管理 VSS使えなくなったので、TFSに移行して みようと思いつく でもどう使えばいいの (-_-;) ↑いまココ
最初の一歩 まずはVSSから移行、ソース管理だけ実施 →これで現状維持 VSSから移行するためには、「VSSConverter」を 使用します。(要VSS2005+VS2010) VSSインターフェイスでしかソース管理できない 開発環境の場合には、Microsoft Source Code Control Interface(MSSCCI)を使用すると、 TFSへアクセスできます。
2歩目 TFSに作業項目を登録、チェックイン時に ゲートチェックインで作業項目との 関連付けを強制 →どの作業でどのソースを修正したかが 簡単にわかります 「いきなり作業項目を全部登録できない!」という方は、 「いまから修正する内容を修正前に登録する」という 始め方もありだと思います。
3歩目 作業項目に作業時間を登録してもらう →どの作業にどのぐらい時間が かかったかが簡単にわかります バーンダウンチャートで進捗管理が 簡単にできます 「このバグ修正の作業効率はどのぐらい?」 と言われても大丈夫です。 →作業項目に修正ソースが関連付けられて いるので。
4歩目 ソースの静的解析を夜間で自動的に実施する ビルド定義を作成。 →リリース直前に「ビルドできん~!」と 叫ばなくてもよくなります。 変なソースを作ってもすぐに分かります。
5歩目(これで勘弁してくださいw) 自動テストを追加、チェックイン時に自動 テストを実施し、エラーならチェックイン させない →レグニッションテスト (デグレードテスト)が 完了したソースなので、 いつでも安心してリリースできます
最後に VSSからは離脱しましょうか 単体販売は亡く無くなりました Visual Source Shredder TFS11 Express! 「何を楽にしたいか」を考えてください。 全部の機能を一気に使う必要はありません。 そして、大抵のことはTFSで実現可能です。 (Excelが良い時もありますw)