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April 02, 24
スライド概要
[第4回大阪sas勉強会]黒沢寛子
SAS言語を中心として,解析業務担当者・プログラマなのコミュニティを活性化したいです
® SAS VISUAL ANALYTICS 事例紹介 黒沢寛子 2018/12/21
目次 1. 自己紹介 2. SAS® VISUAL ANALYTICSについて 3. 事例紹介 4. 課題と所感 【ねらい】 VAの実例と課題を連携する
1. 自己紹介 黒沢 寛子(クロサワ ヒロコ) ・SAS歴約6年(それ以前は印刷会社で営業職) 東京で不動産、通信、製薬の現場を経験 ユーザ利用状況や営業実績などを集計する日次処理を構築 ・ツール:BaseSAS, EG, VA, SMC, JP1, PWC ・環境:Windows, Linux, Hadoop ・パソコン自体やネットワーク関係は苦手 ・プログラミングするうえでのモットーは 「なるべく平易で、誰でも理解できることが大事!」
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ・SAS社で出しているBusiness Intelligence(以下、BI)ツール ・ブラウザ(GoogleChrome)を使用 ・探索(分析)機能で他社と差別化 ・ユーザも少しずつ増えている? (webのUGも良くなってきている) Base SAS SAS Enterprise Guide SAS Studio AMO →ライトユーザ向け、 自由な分析・レポーティングが魅力 (プログラミングほぼ不要!) SAS Visual Analytics
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ここは人の力! ・BIツールとは 「基幹系システム(情報ソース)と 人の考えをつないでくれるもの」 特にVAは 「セルフサービス型BI」と言われる SAS VA
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について イメージ 一般的なBI セルフサービス型BI
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ・SAS VAの機能 1、データを作る!
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ・SAS VAの機能 2、レポートを作って共有する!
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ・SAS VAの機能 3、データを探索する! 項目同士の相関を見る 相関の強いもの (色が濃いもの)を さらに深堀していく 探索結果をレポートとし て共有もできる
2. SAS® VISUAL ANALYTICS について ・SAS VAの機能 こんなのもあるよ
3. 事例紹介 導入企業:一般企業 使用目的:既存の紙帳票のweb化 様々な階層(全社・支部・支店、等)で分析する →まずは「見える化」! 集計内容:営業実績 進捗状況の一覧 生産数・販売数・在庫数の推移、予測 粗利率の集計 社員の勤務状況の把握 集計期間:過去数年分を日次処理で毎朝集計 利用ユーザ:経営層、管理職
3. 事例紹介 ユーザー 入力情報 Oracle DWH EUC DWH DWH DWH システムフロー Notes WEB 目標、確定値など SAS VA LASRserver DWH DWH DM 夜間バッチで 取込 手動EGで取込 手差し SAS OA Linux DWH 朝バッチで 自動実行 毎朝10時頃 閲覧可能
4. 課題と所感 導入の課題(1/2) Q1.何をどうしたらよいかわからない(利用者も、開発者も手探り) → 不完全な形でも、まずはスタート!使って慣れる プロトタイプ型開発で、デモ画面を作成してレビュー ただし、いつまでに固定するかはしっかり決めておく 他の事例などを参考に、ブラッシュアップ Q2.現場ユーザーから使い物にならないと言われた → リリース直後にもヒアリングし、業務部門のニーズにいち早く対応 小さく初めて、大きく育てる 改修を前提にして工数見積もり、事前の意識合わせ (変化の多いレポートはVAに向かない、利用者自身に修正方法を教える)
4. 課題と所感 導入の課題(2/2) Q3.どこで使われているかわからない → 継続的な取り組み(使い方講座の実施など) 使わざるを得ない環境づくり VAにしかないレポートを作る これまで紙帳票だったので、VA以前にPCで見ることに慣れてもらう Q4.レポートの表示に時間がかかる → どうしようもない HTML5になって若干スピードUPしたが、バグが多い印象 表示が重くなるレポートを作らない (ex. 一度に表示するレコード数が多い、複雑なオブジェクトを使っている)