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July 27, 20
スライド概要
2020年7月21日に開催した、勉強会のぞき見企画「Design LT」の登壇資料です。
イベントページ URL はこちらです。
https://yj-meetup.connpass.com/event/181360/
いつもはヤフー社員のみで開催しているLT会の様子を配信でお届けする当企画 (※LTとはライトニングトークの略で、短い時間で行うプレゼンテーションのことです) 業務における課題、それぞれが取り組んでいるデザインなど、さまざまなことをフリーテーマで話します。
2023年10月からSpeaker Deckに移行しました。最新情報はこちらをご覧ください。 https://speakerdeck.com/lycorptech_jp
スクラム開発を通して 考えたこと ⼭根 菜詰 Yamane Natsumi
⼭根 菜詰 Yamane Natsumi 2017年⼊社の新卒4年⽬。カレンダーアプリや 新規サービスのデザインを担当し、 現在はサービスを横断してコロナ緊急対策案件の デザインも担当している。 @ymnt723
話すこと 前半 スクラムとチームの状況の相性を考える 後半 多職種スクラムでデザイナーに求められること よろしくお願いします
ちょっとその前に 前提として
スクラム開発について 前提として ウォーターフォール 検討 設計 実装 検証 スクラム sprint 1 sprint 2 sprint 3 sprint 4 検討 設計 実装 検証 検討 設計 実装 検証 検討 設計 実装 検証 検討 設計 実装 検証
スクラム開発について 前提として 参加したチーム=多職種混合 PO スクラム マスター 企画 営業 デザイナー エンジニア 1週間1スプリント 毎週⽊曜にレビュー・振り返り・プランニング&リファインメント
前半 スクラムとチームの状況の 相性を考える
スクラム開発について スクラムとチームの状況の相性を考える そもそもスクラムで進めるべきなのかを チームで話す必要性
スクラム開発について スクラムとチームの状況の相性を考える Point 1 スクラムチーム外での決裁者の数とそのフロー Point 2 構成メンバーの⽬的意識
スクラムとチームの状況の相性を考える Point 1 スクラムチーム外での決裁者の数とそのフロー ✔ PO以外の承認者は多い? ✔ 承認者がいたとしても承認フローはスピード感ある?
スクラムとチームの状況の相性を考える Point 2 構成メンバーの⽬的意識 ✔ チーム全員に⽬的意識があるか? ✔ コミュニケーション・推進などのスキルに⻑けているか
スクラム開発について スクラムとチームの状況の相性を考える Point 1 スクラムチーム外での決裁者の数とそのフロー Point 2 構成メンバーの⽬的意識
ステークホルダーや決裁者が多いPJでは △ 完全なスクラム体制を組む ◎ ウォーターフォールにスクラムを部分的に取り⼊れる 例1 仕様FIXまではウォーターフローでUI制作から開発までをスクラムにする 例2 (誰かに動くモックを早く⾒せないといけないなどの状況により) ー時的にスクラムを取り⼊れる
スクラム開発について 前半まとめ スクラムとチームの相性を考える上でのポイント ✔ スクラムチーム外での決裁者の数とそのフロー ✔ 構成メンバーの⽬的意識 ステークホルダーや決裁者が多いPJ ウォーターフォールにスクラムを部分的に取り⼊れるのが ベストなのでは
後半 多職種スクラムで デザイナーに求められること
多職種スクラムでデザイナーに求められること POの右腕になること
POの右腕になるには? 1 デザイナーという職種に閉じない ✔ プロジェクトの全体を把握 ✔ デザイナーの視点から、どのタイミングに何が必要でどれくらいかかるの か常に先読み ✔ 企画ともエンジニアとも密にコミュニケーションをとって、職種間で認識 の違いがないよう橋渡し役となる
POの右腕になるには? 2 素早く可視化する デザイナーは要件を⼀番最初に視覚化して具体化できる存在 ✔ MTG中に雑なものでいいからある程度作ってしまう → 認識合わせができる → 技術的課題をその場でデザインで解決できるかもしれない → バックログ(今後着⼿するタスクやその⾒積もり)の精度が上がる
POの右腕になるには? 3 柔軟にやり⽅を変える、変えるという判断をする 最終的な判断はPOに委ねるがデザイナー⾃⾝が判断できることで提案ができる。 ✔ 1スプリントで仕様まで決めきるところまでやるプチウォーターフォー ルにする ✔ スプリントの最中でも多少の変更であれば対応する ✔ 「磨き込み期間」をあらかじめ計画しておく
後半まとめ:多職種スクラムでデザイナーに求められること POの右腕になること 1 デザイナーという職種に閉じない 2 素早く可視化する 3 柔軟にやり⽅を変える、変えるという判断をする
話したこと 前半 スクラムとチームの状況の相性を考える 後半 多職種スクラムでデザイナーに求められること ご静聴ありがとうございました