VRセミナー in 岡山理科大学

>100 Views

November 19, 16

スライド概要

VR GameJam in Japan 2016 Autumn【岡山会場】https://okayamaunity.doorkeeper.jp/events/53788
事前勉強会 11/19 (土) 「VRセミナー in 岡山理科大学」

profile-image

Game Jammer working at Yasuda Women's University since April 2025. IGDA Japan board member, HEVGA individual member. 2025年より安田女子大学に移りました.

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

ダウンロード

関連スライド

各ページのテキスト
1.

VRセミナー まもなく開催します 本日の教材は,画像を抜いて公開します http://slideshare.net/syamane GameStudy.jp. 2016. 0

2.

自己紹介 • ゲーム研究 – 攻略法研究ではなく,学問としての研究です – 総合情報学 • Google Scholarで「game jam」検索第5位(本 日調べ) GameStudy.jp. 2016. 1

3.

本セミナー主催者について • 本セミナーは大学・学科・コースとは関係ありま せん – 今回は山根研究室が主催するセミナーで,学科・コー スの公式イベントではありません – 後援をいただく時間がありませんでした • 本日お声がけした方々: – 研究室関係者の方々および受講生 • なぜ土曜日午後にやるんですか? – 本学は土曜日も勤務日なので設備を使いやすい – 平日が忙しくなり研究のことを考えるのは週末 GameStudy.jp. 2016. 2

4.

オープニング: 岡山のゲームシーン • 岡山のゲームシーンを知っています か? –日本三大○○○○○○ –世界のゲーム産業を変えた岡山の人材 –日本のインディーゲーム開発を変えた岡 山の人材 –世界が注目する岡山の大学 GameStudy.jp. 2016. 3

5.

日本3大ジョイポリス GameStudy.jp. 2016. 4

6.

世界のゲーム産業を変えた岡山の人材 GameStudy.jp. 2016. 5

7.

日本のインディーゲームを変えた 岡山の人材 GameStudy.jp. 2016. 6

8.

世界が注目する岡山の大学 • ゲーム教育機関の全米組織 HEVGA http://higheredgames.org/ GameStudy.jp. 2016. 7

9.

本題に入ります GameStudy.jp. 2016. 8

10.

• プロトタイピングによるバーチャルリアリティー 作品制作 GameStudy.jp. 2016. 9

11.

「VR体験」は存在しない • VRと一言で言っても色々 • 代表的なものを紹介します GameStudy.jp. 2016. 10

12.

さまざまなVR開発だが,開発基盤は共通 • ゲーム技術 • ゲームエンジン • ゲームは最新技術実用化の実験場だったが, VR技術でもパイオニア GameStudy.jp. 2016. 11

13.

VR開発の課題と対策 • 技術だけでは解決できない問題 – マーケット: ユーザは誰? – リスクアセスメント: ゲームをダメにするのは何? – コスト: 完成までにどれくらいかかるのか? • 大学・大学院のゲーム開発専攻ではこれらの 問題も学ぶように – 日本が立ち遅れている部分 • ゲームジャムでこれらの課題に取り組むには GameStudy.jp. 2016. 12

14.

VRゲームジャムで学べること • マーケット: ユーザは誰? – 多様なユーザに開発版をプレーしてもらいフィードバックを 集める • リスクアセスメント: ゲームをダメにするのは何? – 検証用プロトタイプを作る • コスト: 完成までにどれくらいかかるのか? – コア(そのゲームの核心)となる部分をまずつくり,期限まで 成長させる – コアって何?VR技術のこと?いいえ,ユーザ体験です. • これらをすべてゲームジャムで体験できる • そもそもゲームジャムとは? GameStudy.jp. 2016. 13

15.

ゲームジャムとは? • Indie Game Jam – ゲームの大規模化に対するインディーゲームムーブメ ント – ハッカソンとの違い • Nordic Game Jam – コペンハーゲンでの産学連携イベント • Global Game Jam – 国際NPO団体 IGDA の Education SIGのプロジェクト GameStudy.jp. 2016. 14

16.

Global Game Jam 基調講演 • Global Game Jam 2009 Keynote (Japanese caption) • https://www.youtube.com/watch?v=BYIESCGe I5k • 日本語字幕に加えて,解説も書いています • http://igdajac.blogspot.jp/2010/05/globalgame-jam-2010.html • http://igdajac.blogspot.jp/2012/01/2011ggjglobal-game-jam-22-ojtoff-jt-4.html GameStudy.jp. 2016. 15

17.

ゲームジャムへの反響 GameStudy.jp. 2016. 16

18.

ゲームジャムでVRプロトタイピング GameStudy.jp. 2016. 17

19.

ゲームジャム発のVRタイトル (1) Keep Talking and Nobody Explodes • Global Game Jam 2014 にて開発公開 – http://globalgamejam.org/2014/games/keep-talkingand-nobody-explodes-oculus-rift-razer-hydra • ゲーム企業が手を出さないVRマーケットを開拓 – 当初はアーリーアダプター中心,非公式日本語訳マ ニュアルも – 「over 200,000 copies (GDC16)」 – ゲームを遊ばない人にも売れた – 講演: http://www.gdcvault.com/ でタイトル検索 – 受賞式: http://www.gdcvault.com/play/1023490/IGFAwards GameStudy.jp. 2016. 18

20.

ゲームジャム発のVRタイトル (2) Headmaster • Boston VR Bender Game Jam 2014 • Unity Award 2015ファイナリスト • PSVRローンチタイトルとしてE3やFIFAチャンピ オンズリーグ決勝イベント展示 • ゲームジャム中に録画したプロトタイプ動画 https://www.youtube.com/watch?v=I5AOl_747k GameStudy.jp. 2016. 19

21.

ゲームジャム発のVRタイトル (3) 学園追放 • Oculus Game Jam 2014 大阪会場 • http://togetter.com/li/752365 • https://www.youtube.com/watch?v=sAffY65Z wt0 GameStudy.jp. 2016. 20

22.

国産VR開発の課題 • ゲームジャムからおもしろいものはできている • 完成させるのは難しい • コミュニティやフィードバックが弱い • ファンドもあるが,海外の成功事例を参考に した方がよい GameStudy.jp. 2016. 21

23.

クロージング: 今後の研究課題 • まだ実用化されていない研究課題 • ゲーム分野以外へのチャレンジ – ゲーム開発者だけでなく,すべての人がゲームエ ンジンの恩恵を受けられるべき – 今後,VRゲーム研究開発者と他業種とのコラボ レーションが進む • 例: Epic欧州拠点のBig Data VR Challenge – ビッグデータのインタフェースは数十年前から変 わっていなかった GameStudy.jp. 2016. 22

24.

まとめ • なぜVRゲームジャムなのか • プロトタイピングによるバーチャルリアリティー 作品制作 • ゲームジャムでの短期チーム開発 • 今後,VRゲームジャム(11月末の週末), Global Game Jam2017(1月下旬)の岡山会場 開催に向けて GameStudy.jp. 2016. 23

25.

連携して盛り上げていきましょう! • 一つの分野,一つの組織でやることには限界 がある • ゲームは一つの専門だけではつくれない GameStudy.jp. 2016. 24

26.

最後に宣伝 • 【インターンシップ・キャンパスウェブHP】 http://www.campusweb.or.jp/internship/web / • 本学学生には岡山県中小企業団体中央会が 運用するインターンシップサイトの利用を勧め ています • ご登録に関するお問合せ等は、岡山県中小 企業団体中央会インターンシップ担当者まで GameStudy.jp. 2016. 25