プロジェクト管理ツールを使いこなせるようになった現場の話

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January 20, 16

スライド概要

「Backlog-GuildWorksの集い #1」での発表資料

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レッドジャーニー(https://redjourney.jp/) 所属のアジャイルコーチ 元ギルドワークス 所属 様々な規模のSIerでのシステム開発を経て今に至り、約10年で40の組織、80のチームを支援している。 「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、社内のみならず社外のチームがより良くなるお手伝いなど日々活動中。 ・認定プロフェッショナルスクラムマスター(CSP-SM) ・認定プロダクトオーナー(CSPO) ブログ:サウスポーなエンジニアの独り言

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関連スライド

各ページのテキスト
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Backlog-GuildWorksの集い #1 プロジェクト管理ツールを 使いこなせるようになった 現場の話 ギルドワークス 中村 洋(@yohhatu) https://visualhunt.com/photo/1224/

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Backlog-GuildWorksの集い #1 プロジェクト管理ツールを 使いこなせるようになった 使いこなし始めている現場 の話 ギルドワークス 中村 洋(@yohhatu) https://visualhunt.com/photo/1224/

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自己紹介 Copyright (c) 2014 Guild Works Inc.

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自己紹介 ・中村 洋(よう) ・ギルドワークス ・現場コーチ/改善コーチ ・認定スクラムマスター ・DevLOVE関西 ・@yohhatu http://about.me/yohhatu

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http://guildworks.jp/

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現場コーチとはなにか? https://visualhunt.com/f/photo/6320530955/0096f62955/

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・現場で開発チーム、事業側と一 緒になって改善を進めていく ・現場に常駐して、現場と一緒に 行動する ・独立した視点を持ち、制約に縛 られない

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現場に寄り添いながら ビジネスと向き合う

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自律的に動くことが できるようになる https://www.flickr.com/photos/hatalmas/6094281702/in/photostream/

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ミッションは 「正しいものを正しくつくる」 現場を増やすため

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現場コーチとして 7つのクライアント https://www.flickr.com/photos/clementpetit/3174254978/

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状況に応じた現場コーチ 対象チーム、事業 を増やしていく ターゲットチーム を決めて現場改善 CTOの支援や 代行請負 企画側(プロダク トオーナー)を含 めて改善

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プロジェクト管理ツールを 使っている現場の人? http://www.flickr.com/photos/oregondot/4132135156/

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大事なこと https://visualhunt.com/f/photo/6001236724/e10e8cf89d/

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ツールは銀の弾丸ではない https://visualhunt.com/f/photo/5788032329/d7da8b8159/

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入れて終わりではなく、現場で育て ていく必要がある。 https://visualhunt.com/f/photo/3420461341/34b76a0af5/

21.

変化するのはツールの使い方よりも 現場のプロセス、自分達である https://visualhunt.com/photo/15136/

22.

プロジェクト管理ツールを 使いこなし始めている現場の話 https://visualhunt.com/f/photo/1743995/7950ad9579/

23.

50人程度の事業会社 開発チーム10人ほど 企画チームや営業、CSなどがいる https://visualhunt.com/f/photo/6454268631/1a020b3764/

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チケットがClose されない Closeされたと 思ったら「そうじゃ ない」という声が出 る 何度も同じようなチ ケットが出てくる ギスギスしている 一定のリズムでチ ケットはClose されている 会話が生まれてい る まだまだ発展途上

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どのような課題があったか? https://visualhunt.com/f/photo/15414290956/0b7bab3bcf/

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現場で出会った あるあるパターン

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【問題】 発生している困った事象 【フォース】 解決を困難にしている原因 【解決】 解決のコツ 【アクション】 具体的なアクション ※参考:http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/howto.html

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あるある話1 長い間、閉じられないチケット

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【問題】 ・長い間、閉じられないチケットが ある 【フォース】 ・チケットが大きすぎる ・どうなったらチケットを閉じてよ いか分からない

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【解決】 ・チケットを小さく分割する 【アクション】 ・数時間単位で小さくする(調査、検 討、実施…) ・それぞれの終わりを明確にする

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あるある話2 いつまでも着手されない https://visualhunt.com/f/photo/93277011/80b67f6a29/

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【問題】 ・チケットがなかなか着手されない ・着手されてもすぐに止まる 【フォース】 ・期限日が入っていない ・優先順位が明確になっていない

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【解決】 ・定期的な棚卸しをする 【アクション】 ・棚卸しをする場を作り、トリアー ジをする ・優先順位の基準を作る

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あるある話3 いつまでも終わらない https://visualhunt.com/f/photo/3755718285/1795f42d65/

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【問題】 ・いつまでも終わらない ・チケットでのコメントでの行き来 が多い 【フォース】 ・「なぜ」チケットの内容をやるの か誰も分かっていない

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【解決】 ・「Why」を考え、共有する 【アクション】 ・チケットの書く項目をテンプレー トとして用意する (例:誰向け?その人の困り事は?なぜその困り事が出 ているのか?) ・とりかかる前に会話をする

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あるある話4 やる時間がない https://www.flickr.com/photos/gore-tex-products/5983677845

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【問題】 ・ちょっとした改善のチケットをす る時間がない 【フォース】 ・メインのプロジェクトなどで忙し い

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【解決】 ・対応チームを作る ・時間を区切る 【アクション】 ・専任チームを作り、防火壁になる ・チーム全員で毎日1時間など時間を 区切り一定のペースでやる

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あるある話5 刺々しい会話

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【問題】 ・刺々しい会話 【フォース】 ・セクショナリズムがあり会話がな い ・お互いのことを思いやる気持ちが ない

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【解決】 ・あるべき目標を共に見る ・コミュニケーションをデザインす る 【アクション】 ・「自分達のプロダクトのゴール は?」という問いかけ ・チケットは対話のきっかけ作りと 記録のものという認識をもつ

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あるある話6 お互い様子見

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【問題】 ・様子見していて、進まない 【フォース】 ・言ったもん負け ・人のことを棚に上げることができ ない

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【解決】 ・お父さん役とお母さん役 【アクション】 ・チケットの番人役を用意する(お父 さん役) ・双方の立場を聞く役を用意する(お 母さん)

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もう一度大事なこと https://visualhunt.com/f/photo/6001236724/e10e8cf89d/

47.

ツールは銀の弾丸ではない https://visualhunt.com/f/photo/5788032329/d7da8b8159/

48.

入れて終わりではなく、現場で育て ていく必要がある。 https://visualhunt.com/f/photo/3420461341/34b76a0af5/

49.

変化するのはツールの使い方よりも 現場のプロセス、自分達である https://visualhunt.com/photo/15136/

50.

みなさんのリアルな声を 聞かせてください https://visualhunt.com/f/photo/14329715056/cb59a32375/