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March 10, 23
スライド概要
Platform Engineering Meetup #1での登壇資料です
<スポンサーセッション> Backstage で始める新たな開発者体験 http://www.ap-com.co.jp/ 株式会社エーピーコミュニケーションズ Shunsuke Yoshikawa
自己紹介 吉川 俊甫 Shunsuke Yoshikawa @ussvgr ● 株式会社エーピーコミュニケーションズ (APC) 所属 ● Platform Engineering Meetup 運営メンバー ● MICUG クラウドネイティブ/内製開発分科会 オーガナイザー ● 普段は Azure × Kubernetes なインフラ作りのお仕事してます Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. @ussvgr Page 2
会社概要 お客様とともに内製化・自動化の文化を構築するNeoSIer 技術のみの単純提供ではなく、お客様自身の「クラウドネイティブ環境の内製化・自動化」を支援します。 お客様と共に業務改善・改革を実施、内製化に向けた技術やマインドセット等のトレーニングを通じて、 クラウドネイティブ文化をともに作り上げていくことを特徴としています。 SIのDX化 会社名 : 株式会社エーピーコミュニケーションズ URL : http://www.ap-com.co.jp/ 社員数 : 408名(2022年4月現在) エンジニア文化・Azureエンジニア100名 × ・NeoSIerを掲げ、DX時代に必要なSIモデル変革に挑戦。 APアカデミー (社内大学制度 ) DockerEnterpriseを買収したMirantisとのJVを設立。 クラウドネイティブ内製化、自社事業のDX化、ネットワーク自動化、 SASE(ゼロトラスト)サービス、自社プロダクトの世界拡販、プライム化など。 ・Microsoft様SolutionPartner(3カテゴリ)。 ・コミュニティ登壇・blog・技術イベント・エンジニアメンター制度など、 エンジニア中心の組織文化を構築。 ・社内大学制度APアカデミーなども生かし、Azureエンジニアを育成。 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 3
おさらい:Platform Engineering に至る経緯 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 4
Platform Engineering前夜: サイロの解消 そもそも高速な開発を行うチームを作るには? 開発 インフラ QA 保守 DevOpsチーム Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 5
DevOpsのつらみ Helm Chart IaC CI/CD 監視 k8s バージョン アップ 新規機能 追加 バグ 修正 メンバーの オンボー ディング DevOpsチームの認知負荷: 高 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 6
クラウドネイティブ技術の発展スピード Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 7
DevOpsチームはスケールするか? スキルの高いチームなら乗り越えられるかも… でも、プロダクトが増えていったとき、 DevOpsチームはスケールする? DevOpsチーム DevOpsチーム DevOpsチーム 時には各チームごとに類似したものを作るなど 車輪の再開発という非効率も発生してしまう Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 8
Platform Engineering の誕生 複数のDevOpsチーム内の本質的ではないが必要な作業を Platformチームがサービス提供する 形へ変更する。 チーム間のやり取りを効率化するため、 セルフサービス型 でのサービス提供を行う。 DevOpsチーム DevOpsチーム DevOpsチーム Platformチーム Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 9
新たなサイロが発生するのでは? では、DevOps以前の サイロ化されたチームの世界に戻るのか? No! Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 10
Platform Engineeringが目指すもの 「サービスの価値を素早くユーザーに届けること」という DevOpsで達成したかった目的は変わっていない。 その実現のために、プラットフォームチームは 開発チームを「顧客」と見立て、 ● 開発者体験を向上させる ● 開発者の認知負荷を低減させる ためにプラットフォームの機能追加・改修を担う。 プラットフォームそのものの価値向上のためには 開発チームとの対話が不可欠。(とはいえ、要望を何でも聞けばよいわけではない) Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 11
IDP(内部開発者プラットフォーム) と IDP(内部開発者ポータル) Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 12
2つのIDP - 導入前の姿 考えることが多い… VCS Repo Cloud Console Monitoring Dashboard CI/CD Pipeline Security IaC Database Kubernetes Network Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 13
2つのIDP - 導入後の姿 App Deploy Internal Developer Portal 操作用UI VCS Repo Cloud Console Monitoring Dashboard CI/CD Pipeline 抽象化された Security プラットフォーム IaC Database Kubernetes Network Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Internal Developer Platform Page 14
2つのIDP 【Internal Developer Platform (内部開発者プラットフォーム)】 アプリをデプロイする/アプリが動く環境を抽象化したもの。 プラットフォームチームが開発チームに必要な機能を整備する。 【Internal Developer Portal (内部開発者ポータル)】 開発チームがプラットフォームを操作するためのUI。 ポータルによって開発チームに対しサービスカタログを提供し、 セルフサービス型の利用を実現する。 この内部開発者ポータルの代表的なプロダクトが… Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 15
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Backstage とは? https://backstage.io/ Spotify社が開発した開発者向けポータルのOSS。 現在はCNCFに寄贈されており、Incubatingのステータス。 中心となる機能として以下の5点がある。 ● Template ● Catalog ● TechDocs ● Kubernetes連携 ● Plug-in Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 17
Backstage - Template 「社内標準の構成」をテンプレート化し、 新規のプロジェクトを迅速に立ち上げる Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 18
Backstage - Catalog 社内のアプリケーションをカタログ化して一覧表示する Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 19
Backstage - TechDocs Markdown形式のドキュメントを一元管理する Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 20
Backstage - Kubernetes連携 Kubernetes上にデプロイしたアプリの情報を表示する Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 21
Backstage - Plug-in プラグインにより機能追加が可能 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 22
Backstage - まとめ システムのライフサイクル上における操作を集約し、 開発チームの 認知負荷を低減 させる 担当サービスの 管理 新規開発開始 新メンバーの オンボーディング デプロイ後の 運用管理 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 23
Platform Engineering as a Service のご紹介 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 24
弊社のサービス提供コンセプト キーワードはモノ(提供)→コト(体験) ・請負でのシステム納品→ビジネスの成功をゴールへ ・システムを起点に、開発/運用プロセス/組織変革を体験する Cloud Native Architecture AzureCAF Ⅰ. Technology(Cloud Native Technology) コンテナ・ Azure Kubernetes Serviceを中心とした クラウドネイティブ技術、自動化技術、データ /AI技術の提供 Ⅱ. Agile Process(Work Style for New Normal) アジャイル、 BizDevOps、CI/CD、PlatformEngineeringなど 新たな開発や運用プロセスに向け既存プロセスの移行・変革を実現 Ⅲ. Organaization(Structure・Culture・Skill) TeamTopologies management3.0 DX Criteria Lean startup Disciplined Agile 新しい組織体制・組織文化 スキルセット /マインドセットを獲得 Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 25
Platform 会社概要 Engineering as a Service 提供イメージ 将来のプラットフォームチーム化を見据えて 各種サービスを組み合わせた段階的支援を行います DevOpsチーム (現各開発チーム等) 各開発チームは、セルフサービスplatformを活用し、 自律的にシステム開発・運用をおこなう 各開発チームに向けて、セルフサービスで使える必要機能を提供 Platformチーム(現インフラチーム等) プラットフォーム開発・運用チーム SREとして支援 セルフサービスプラットフォーム 復旧自動化 監視ダッシュボード 各種自動化ツール ポリシー 監査レポート etc スターターキットを利用したセルフサービス立ち上げ支援 APC クラウドネイティブ内製化支援サービスfor Microsoft Azure コンサルティング DXシステム設計構築支援 各種スターターキット SRE・DevOps推進 実践型クラウドネイティブトレーニ ング CSP Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 26
Platform Engineering as a Service - TECH 【Internal Developer Portal/Platformの環境構築支援】 Backstageを軸に、 クラウド環境/Kubernetes基盤/IaCを組み合わせた Platformの構築を行います。 APC Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 27
Platform Engineering as a Service - Process 【IDPを活用した開発プロセスの支援】 Platformを有効に活用できるよう、 お客様のDevOpsチームへの支援を行います。 ● テンプレート提供(スターターキット) ● SRE立ち上げ支援 ● DevOps推進 DevOpsチーム APC Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 28
Platform Engineering as a Service - ORG 【Platformチームの立ち上げ支援】 お客様社内にPlatformチームを組成するための支援を行います。 ● 組織編制のアセスメント・コンサルティング ● トレーニング提供 Platformチーム APC Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 29
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弊社ブログのご紹介 https://techblog.ap-com.co.jp/ もしくは「APC 技術ブログ」で検索! Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 31
ご清聴ありがとうございました Copyright © AP Communications Co., Ltd. All rights reserved. Page 32