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September 06, 23
スライド概要
レイトレ合宿9のレンダラ資料
コンピューターグラフィックスが好きな大学院生
作品名: レンダラ名: 移動式ドア サンプル数1 うでメガネ
テーマ リサンプリングがやりたい!!!! やってみよう!
ReSTIR PT Unbiasにパスリサンプリングして パストレ できるすごいのがいるらしい
Roughness=0.05ゲート レイが飛び交うシーンを用意 Glossyなマテリアルで壁を作る Roughnessが低い開閉するゲートを用意 完全拡散面の部屋もある 地面にドアを生やし、その下に光源を用意 カメラと光源は移動 - ドアは間接光をまき散らしながらカメラと共に移動 ドア
パストレーシング ベースとなっているのは普通のNEE付きパストレーシング spp=1でレンダリングすると以下の絵がでる
パストレーシング ただのNEE付きパストレーシング spp=1でレンダリングすると以下の絵がでる spp=1
spp=1 + Path Resampling 実質サンプル200程度?
spp=1000
なんか結果違くない? 懺悔ポイント: 直接光 直接光はResamplingの対象から外しているが、間違えてGI用の重みを使っているので 本来の値より1/100くらいに パス再構築も何処かで何かがおかしい
アピールポイント サンプル数1なので、AWSのインスタンスで先のシーンで90FPSくらい出ている 純粋なサンプル数1よりも明らかにノイズは減っている 解像度は1600x900くらい(FHDにし損ねた)
妥協点: Temporalな処理 動的シーンに対するTemporalはそもそも理論が成熟していないので、できない 一つのフレームも複数のサブフレームに分割して、その中でTemporalする - サブフレームの分だけ処理時間が増えるので実用性は皆無 - - 100フレーム経った時点で画像を保存 Spatial ReservoirのTemporal Feedbackはなし 最終的には実質サンプル数が100~300くらいになっている(多分)
実装 Vulkan + HLSL 6パス構成 インスタンスは1つ GBuffer Initial Resampling Temporal Resampling Spatial Resampling Evaluate ToneMapper
完