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April 22, 22
スライド概要
OSGeo.JP ジオ展2022 の発表資料です。
Georepublic / OSGeo.JP / Japan Unix Society / OpenStreetMap Foundation Japan
オープンソースと点群 ジオ展2022 OSGeo.JP 松澤太郎 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 1
自己紹介 ● ● ● ● ● Georepublic Japan シニアエンジニア / CISO OSGeo.JP理事 日本UNIXユーザ会会長 OpenStreetMap Foundation Japan サーバ管理者 趣味: Breakcore / ゲーム 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 2
OSGeo.JPとは ● ● ● FOSS4G(Free OpenSource Software for Geospatial)を扱う団 体、OSGeoの日本支部 昨年一般社団法人化 国際カンファレンスFOSS4G Conferenceの日本版(FOSS4GJP)の 実施や、もくもく会などイベントを多数主催 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 3
オープンソースと点群 ● 点群(PointCloud)を扱うソフトは多数あるが、そのうちオープン ソースソフトウェアについて扱う ● オープンソースソフトウェアでも自社サービスに誘導するものはその旨 も記載 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 4
PDAL ● ● GDALの点群バージョンみたいなもの 座標系の変換などがコマンドラインで実行できる ● ● とりあえず入れておくとよい コマンドライン引数がちょっとややこしい ● 設定のファイルを使い回すと良い 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 5
QGIS ● QGIS 3.18から実装をサポート ● ● 前述のPDALを利用 現在さらなる改良中 ● ● https://www.lutraconsulting.co.uk/blog/2022/04/05/pointcloud-in-qgis-u pdate-2 詳しいことは朝日航洋株式会社の嘉山さんの解説へ ● https://www.aeroasahi.co.jp/qgis/post/2021/03/using_pointcloud/ ● 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 6
webと点群 ● フォーマットは大きく分けて二つ ● Potree ● ● https://github.com/potree/potree 3DTiles ● 2022/04/22 https://github.com/CesiumGS/3d-tiles/tree/main/specification https://www.osgeo.jp/ 7
Potree ● 専用のPotree Converterを使って処理を実施 ● Potree Converter v1 と v2では仕様が異なる ● ● Potree Converter v1はファイル分割 Potree Converter v2は一ファイル ● ● HTTP Range requestベース 単純にlasをWebで見せたい時に便利 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 8
3DTiles ● Cesiumの開発元が作成したフォーマット ● ● Viewer ● ● ● ● Viewer/Converterの開発が盛ん Cesium iTowns 3d-tiles-renderer Converter ● ● entwine Py3dTiles 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 9
Cesium ● ● ● ● https://cesium.com/ OSSで開発されている3Dプラットフォーム 様々な機能が最初から使える Cesium ionはCesiumをサポートする商用サービス ● ● Cesium ion自体は3DTilesのコンバート、ホスティングができる Cesium ion自体は他にもいろいろ機能があるらしいが商用なので調べ てない 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 10
iTowns ● ● ● ● ● http://www.itowns-project.org/ Cesiumのalternativeという存在 Cesiumとは違い、mapbox以外のデータソースのMapbox Vector Tileも扱える 3DTilesをサポート まだCesiumほど普及してないので今のうちに触っておくのもよ いかと思う 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 11
3d-tiles-renderer ● ● ● ● https://github.com/NASA-AMMOS/3DTilesRendererJS 3DTilesをレンタリングするだけに特化したライブラリ Webに点群を埋め込むケースなどには利用しやすい なお、NASA製 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 12
entwine ● ● ● https://entwine.io/ entwineのフォーマット、EPTに変換するためのツール ept-toolsを使う事でEPTから3DTilesに変換することができた ● ● https://smellman.hatenablog.com/entry/2020/08/23/154920 3年近くプロジェクトのリリースがないので幸先がちょっと不安 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 13
Py3DTiles ● ● https://gitlab.com/Oslandia/py3dtiles Oslandia (iTownsの開発協力をしていた会社)が作成している 3DTilesのコンバーター ● ● 単体で3DTilesの変換が可能 ● ● Gitlabなのでなかなか検索にひっかかってこない… 測地系のバグがあるっぽかった(一年前ぐらいの情報) 比較的アクティブなプロダクト ● 動かしやすいのでチャレンジしてみるとよいかも 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 14
3DTilesまとめ ● entwineもしくはPy3dTilesで変換 ● ● 変換した物をホスティング ● ● もしくはCesium ion(商用サービス)を使う もしくはCesium ion(商用サービス)を使う あとはViewerにURLを渡すだけ ● 基本的に地図タイルとそんなに対応は変わらないけど、endpointが jsonファイルっていうところは注意が必要 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 15
よい点群ライフを! 2022/04/22 https://www.osgeo.jp/ 16