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June 06, 22
スライド概要
コロナ化で、環境変化があった、つらくなってきたアジャイル。やさアジャのレッスンで、不安を解消して、たのしいアジャアイルに
つらいアジャイル、 やさしくわかって、 たのしいアジャアイル
アジェンダ ● アジャイルってつらくない? ● テーマ集中withコロナでつらくなった ● やさしい本にもかいてあるよ ● なぜつらくなってしまったのか? ● 不安があるから ○ 苦戦の連続/アジャイル開発宣言 ● 自己紹介 ● 終わらない不安と、 POに対する不信感 ● 所属チームの歴史 ● 毎週出されるカイゼン、でも、実施できない ○ 外注 ○ 月額契約 ● コロナにより、全員リモートで、孤立化 ○ 内製化個人 ● 皇帝不在 ○ 内製化チーム ● Lessonで不安解消して、成長して、楽しい ○ チーム開発 ● 好きな言葉 ○ テーマ集中withコロナ (成長できない) 2
アジャイルで開発されてる方? 3
つらくないですか? 4
だって著者も大変だったてかいるよ 日本でもアジャイル開発の一種であるXP...3000年 代初頭のことです。以降、開発をアジャイルにする 試みが、先達者たちの手によって牽引されました。 ただし、その試みは、苦戦の歴史だったといってよ いでしょう。筆者自身も、失敗を積み重ねてきまし た。 Lesson61 5
アジャイル開発宣言って、つらいこと書いてあるよ ● ・プロセスやツールよりも個人と対話を ・包括的なドキュメントよりも動くソフト ウェアを ・契約交渉よりも顧客との協調を ・計画に従うことよりも変化への対応を ● ● ● 会話しないといけないって、作っている だけではだめなんかい ドキュメントないなんて(仕様決まってな いなんて)、つくれんわ 契約・交渉よりもって、それきちんともっ てないと、だれも守ってくれんや 計画従わないなんて、先見えない、不安 やわ Lesson06 6
つらくないですか? 7
自己紹介 8
塩原弘洋 しおばらひろし [経歴] @hironen https://www.facebook.c om/hironense 塩原弘洋 しおばらひろし ・ファミレスで鍋をふる →情室に移動→食品加工 工場の生産管理システムの構築 ・ファーストフードチェーンで、店舗管理・POSシ ステムを構築 ・富士通系のSireで、某中古本屋の物流セン ターシステム構築を担当 ・ webメディアを複数自社運営する、株式会社ア イビーアイで、新規メディアの立ち上げ、既存メ ディアの改善にシステム担当として従事 [趣味] 太鼓、阿波踊り、ゴルフ 9
「つらいのが楽しくなっていく」の話の前に、 僕の所属するチームの歴史を話します 10
IBIについて ニッチで世界をかえるメディアカンパニー 【事業内容】 ● メディア 団体旅行ナビ、貸切バスの達人、ハネムーン S、廃車買取の達人、ブライダルエステナビ、う る肌シェービング (女性シェービング )、ペー パードライバナビ、中古バスの達人、 OEMナ ビ、特許ナビ... ● EC事業 nunocoto(布のプリント・販売) 【チーム内容】 ● ● 各メディアのシステム開発及び運用 チームメンバ5名
Ver0 外注 予算もらえた 次、いつでるかわからないから機能詰め込め バッチサ イズ大 数カ月後 ● ● 予算分、安い外注先に、 めいっぱい開発させ、外注 先を100%稼働させる KPI:1Qのリリース数 リードタイ ム長! 受け入れ検証が沢山 数カ月後 作りすぎ の無駄 その機能やっぱりいらなかったです 2015年あたりまで Lesson10 6割は使わ れない Lesson24 YAGNI Lesson25 質とスピー ド 12
カイゼンver1 外注月額契約に 微妙 月毎に、各メディア、やりたい時に、やりたいだけ作業 ● 予算に関係なく、月額契約 ● 稼働率は100%に バッチサイ ズ中 でも、 稼働率は100%にするために、 「今月なにかありませんか?」 作りすぎの 無駄 このあたりで、かんばん、ふりかえり開始 13 その機能やっぱりいらなかったです
カイゼン ver2 内製化 1人制で、成果も1人毎 バッチサ イズ小 各人の稼働率100% ● スケジューリングを 週毎に ● 能力に差による、限界で効果 作りすぎ の無駄 KPI:1人毎の週ごとのリリース数 進歩 残業 ロイエン タール 1 1 キルヒアイ ス 1 1 ミッターマ イヤー 1 1 9 1 1 1 ● 新人は、一生レベルアップしない ● 中位の人は、残業 ● できる人に仕事集中 14 四角色は機能 四角内の数字は稼働率 残業 このあたりで、朝会開始 不公平感
リソース効率⇒フロー効率 Lesson48 図表48-6、48-8 https://www.slideshare.net/i2key/xpjug 15
カイゼン ver3 内製化 1人制、成果はチーム KPI:チームの月間リリース数 カイゼン効果 ロイエン タール 1 1 キルヒアイ ス 1 1 ミッターマ イヤー 1 1 8 11 カイゼン/新技術 の勉強 1 ・できる人は、オーバー分、チーム の改善活動か新技術の習得にあ てる 不公平感 残業 ・チームリリース数オーバーした ら、みんな、帰ろう 1 進歩 四角色は機能 四角内の数字は稼働率 16
カイゼン ver4 チーム開発 KPI:チームの月間リリース数 Lesson34コ ラム Lesson40 ● ペアプロですごい人に学ぶ 進歩 かいぜん効果 ロイエン タール 1 キルヒアイ ス 1 ミッターマ イヤー 1 1 1 ● 0. 5 能力UP 1 1 四角色は機能 四角内の数字は稼働率 0. 5 1 9 追加の問題 チームのリリースを増やすために ○ 1 ○ ペアプロ ○ 価値あるものでなく、すぐ終わるタスクを優先 する メディアをまたぐので、スイッチングコストの増 加 KPI達成のために、皇帝による、問答無用のリ リース、そして失敗リリース
カイゼン ver5 テーマ集中withコロナ [施策内容] ● ● ● 1年を2か月に区切る 2か月毎、特定メディアのテーマに 集中して開発 チーム目標は、2か月の期間を死 守する [実施事項] ● ● ● ● ● テーマに対し、インセプションデッキ の作成 スプリントを2週間 スプリントレビュー、スプリントプラ ンニング かんばん、朝会、ふりかえりは継続 脱皇帝 18
カイゼン ver5 テーマ集中withコロナ 19
スクラムぽくなってきた でも、 20
現場から、 このパターンにしたら、 今までのパターンで一番「つらい」感じがする 21
なぜつらい? ● 実物を見せる度に増える要望、スプリント期間中に変わる仕様、変わらな いお尻 ● 2ヶ月しか対応してもらえないので、機能をつめこもうとするP.O. ● 毎週出されるカイゼン、でも、実施(成長)できない ● コロナにより、孤立化するメンバー ● コロナ対応で、皇帝不在 22
このつらみ、 不安があるからでは? 23
● ● ● ● 実物を見せる度に増える要望 スプリント期間中に変わる仕様 変わらないお尻 仕様をつめこもうとするP.O. 24
終わらない不安と、POに対する不信感 P.O.何もわかっとら ん 25
終わらない不安と、POに対する不信感 P.O.との対話、一緒に成長する感(P.O)が足らない ・最初の2sptは、モブプロにP.O.には いってもらったらよかった。一緒に考 えられ、一緒に成長できたはず。 ・朝会も毎日入ってもらったら、よかっ たな。常に対話して、お互いの状態が わかったと思う。 Lesson48 P.O.と一緒に考える 26
全員でモブプロ・毎日対話 ワイガヤと対話して、みんなで成長、楽しそうじゃん Lesson48 P.O.と一緒に考える Lesson42 コラム 天照天神の話 27
毎週出されるカイゼン、でも、実施(成長)できない 成長できない自分に不安 ● 一つでもTRYをやろう Try This Sprintに1個だけいれる ● Lesson46 棚卸しておけばよかった 達成できた感を得られた 安心 1ヶ月経過時に、棚卸し Lesson47 不要なものは削除、後でい いものは後で 28
コロナにより、全員リモートで、孤立化 ● リアルだと 他のメンバーが、声がけしてくれる ● リモートだと 自分から発しないとだれも気づてくれない 29
コロナにより、全員リモートで、孤立化 ● ● 自分が達成できているか不安 手詰まりしてすすまないどうしようやばい、報告しにくい(Lesson22) ● ● ● 途中からモブプロやって、安心して進めた カンバンのストーリーを明確化したら、気 が晴れた ファイブフィンガーやってれば、具体的に 話さなくても、アラートあげられたかも Lesson48 Lesson37 Lesson46 30
コロナ対応で、皇帝不在 ● ひっぱてくれる人いない、自分がするしか ない、不安 Lesson22 自己 組織化チーム でも、メンバーみづか ら、カイゼン案がでて る、このまま進もう 31
カイゼン ver5 テーマ集中withコロナ まとめ 32
施策の変更と環境的要因で、 激的変化が起こり、 不安になって、 つらかった。 33
でも、 つらくなったら、 「やさアジャ」のLessonで不安解消。 ワイガヤと、一歩一歩全員で成長。 楽しくやっていけそう。 34
最後に「やさアジャ」から 好きな3つの言葉 35
● 自分自身の中に湧き上がる素直 な声を耳に傾けて、自然体に歩 んでいこう ● 少しづつ適用する、自分達で試 そう ● 自チームの知見を共有しよう 36
「つらい」 でも 自ら湧きおこる意思で、一歩前進しよう チームの外に共有して、みんなで前進しよう 僕たちは一人でない 37