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February 19, 23
スライド概要
2023/02/16 オンラインにて「法務省 登記簿備付地図XMLデータ」について、私がここまで学んだこと、試みたことを発表するイベントを開催しました。
手がけてから2週間(その時点でデータ公開から10日ほど過ぎていたので、遅いスタートではありましたが)という短い時間ながら、活発な情報流通の波に乗って膨大な知識(当社比)が貯まりました。いったんそれらを吐き出しておきたく、興味はありながらもまだこのデータに手を出していない人に向けて説明する機会といたしました。 その発表資料です。
■ 来たぞ!登記所備付地図XML (1)
~ sakaik がこれまでに知った範囲の情報と見てきたファイルフォーマットについて解説する回
https://connpass.com/event/275338/
ハッシュタグ: #amxproject 来たぞ! 登記所備付地図XML sakaikがこれまでに知った 範囲の情報と見てきたファ イルフォーマットについて 解説する回 坂井 恵 @sakaik
登記所備付地図データXMLがやってきた! https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00494.html
登記所備付地図データXMLがやってきた! https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00494.html
本日の参加申込者アンケート Q:法務省 登記所備付データの公開を知っていましたか 7 既にデータを利用して開発している 6 データはダウンロードしてみた段階 13 知っていて情報収集に努めている 7 知っていたが特にアクションしていない 11 今回のイベントで初めて知った
今日のおしながき 登記所備付地図データXML 1. これなんなの 2. どんな取り組みがなされてるの 3. ファイルフォーマットの詳解とデータ量の凶暴さについて 1,2 は、この数週間で先達の皆さんに教えていただいたことや公 知の情報を私なりに理解した内容をお話します。 3 は、私が見てきた XMLファイルの中身について紹介をしたい と思います。ここが今日の中心です。
自己紹介 • 坂井 恵 • • • • • (さかいけい) @sakaik 有限会社アートライ 日本MySQLユーザ会 副代表 OSGeo.JP 運営委員 測量士補 今回の地図XMLに関しては、 みんなが このデータを使って地図に載せている中、 ひたすら、データファイルを見続けている
おことわり • 今回、講演者がこの数週間で見聞きしたこと、調査したことを中心 にお話します。正確性には努めますが、講演者は この道(登記所 データ)のプロではないので、著しく専門的な話題は期待しないで ください。 • メインの話としては「このデータをどのように活用するか」という 話は、ありません。データ形式そのものの話が中心となります てっとり早く利用する方法の解説ではなく、ファイル理解へ向けての 話。地味です。ワクワクする人は多いと思う。
手っ取り早くデータを扱いたい人は データを地図に乗せて色々やってみたい人は • 1.デジ庁の変換ツールを使って自分で変換して使う • 2.amx-aプロジェクトの成果を利用させてもらう
今回公開されたコレ、なんなの 登記所備付地図 • 登記所? • 登記? • 地図? 本日の参加申込者アンケート Q: 登記所(法務局)に行ったことがありますか(n=44) 2 日常的に。 7 何度も。 12 行ったことはある 23 一度もない 事後補足:こんな話をしました - 登記所では、法人と不動産(土地など)の情報を管理しているんだよ - 法人や不動産の「登記簿謄本」を取得できる(個人の「住民票」みたいなもん) - 土地の謄本には、住所や面積等があるだけで、その住所が具体的にドコの場所かどんな形かは記 されていない - 「不動産登記法」で、登記所に別途地図を備え付けることが決められている - (その「地図」にも、14条地図とか公図(地図に準ずる)とかあるんだけど今回は説明割愛) - 今回公開されたのは、その「備付地図」をデジタル化したもの
今回公開されたコレ、なんなの 登記所備付地図 • 登記所? • 登記? • 地図? • デジタル化していた! すごい! • 一般公開してくれるんだ! すごい!
わたしの きっかけ • 緊急企画:法務省地図 XMLハックナイト〜奥深 き公図の世界にようこそ 〜 https://peatix.com/event/ 3491178/view
その他のイベントも • 地理院地図ファンクラブ 2023 年2月定例会 • 「法務省地図データを考える」 https://peatix.com/event/3496380/
法務省登記所備付地図データ 公開
法務省地図XMLアダプトプロジェクト • https://github.com/amx-project • • • • • 配布ファイルをDLしやすくしたり 変換ツールを公開したり、集めたり ベクトルタイルにして配布したり 地図に載せて閲覧できるようにしたり 勝手な集計結果を発表したり
地図で見る試みのひとつを紹介 • 今ここ何番地? (法務省地図 on MapLibre) • by 土地家屋調査士 白土洋介氏 • https://office-shirado.github.io/Moj_Maps/ • MapLibreを使って開発(開発早かった!) ※今日は データのビジュアライズ 例として、「今ここ何番地?」を 使わせていただきます。 ありがとうございます。
kuwanauchi • kuwanauchiプロジェクトの おかげで「まずデータを手元に」 が、ワンタッチで! 今までなら「データを集めて満足」し ちゃっていたところ、そこは壁ではな くなった $ git clone https://github.com/amx-project/kuwanauchi12chiba
登記所備付地図XMLデータを入手しよう • 本家は、「G空間情報センター」 • 欲しい地域のZIPファイル(1)をひとつひとつダウンロード • ZIPファイル(1) の中に ZIPファイル(2)がたくさん • ZIPファイル(2)の中にひとつの XMLファイル • 今回は kuwanauchi からの入手をお勧め • 二重ZIPを展開済で扱いやすい • 2023年2月初旬時点で全部揃っていることを確認済 • お手軽に入手: git clone しよう • → 坂井のリポジトリ scriptフォルダ内 に clone_kuwanauchi.txt もあるのでよしなに
登記所備付地図XMLの全体 • 47都道府県 • 約31万ファイル • ZIP状態で約108GB(展開したXMLファイルを使用します) →とにかくでかい。 でかい。 でかい。 ※各県ごとのファイル数をお見せしましょう
登記所備付地図XMLに含まれる情報 • すべては「筆」のため ※一旦「ここ何」でいろんな地域を見てみましょう 事後補足:「今ここ何番地」を 使って、いろんな地域の「筆」 を眺めてみました
登記所備付地図XMLに含まれる情報 • すべては「筆」のため • 境界線が見える • それぞれの筆の地番や製作に関する情報が見える • 地図上でデータがあるエリアと、ない(ように見える)エリアが ある • →このあと解説します
地図XMLファイルを見てみよう • XMLファイルの概要 • • • • 基本情報 空間属性(あとで) 主題属性(あとで) 図郭* ※テキストエディタで、実際のファイルを見てみましょう 事後補足:テキストエディタで実際のXMLファイルを 開いて、<地図>~</地図> および、その中に含まれ るXML要素について説明しました。結構階層が深い のだということを見てもらえたと思います。
「位置の情報」ってどうやって表すの? • 点を結んで線を作る • 線を集めて面(エリア)を作る • そのエリアに「筆」として名前をつける • ではその最小要素の「点」はどのように?
ここでちょっと基礎知識注入 「位置の情報」の基本 • 「緯度経度」 • 測地系色々 • 日本は主に JGD2011 (2001年にTokyoからJGD2000に移行) • GPSとかは WGS84 • 「地理座標系」と「平面直角座標系」 • 地球は丸い → 地理座標系(緯度経度) • でも計算大変なので平面で考えるよ→平面直角座標系(メートル)
平面直角座標系 • (細かい話は抜きにして) • 前提条件として、 • 球面を平面で表すのだから、絶対に歪む • 要するにメルカトル(横メルカトル) • (グリーンランドが大きくなるアレ。ただし筒の向きは横向きにする) • 中心から遠くになるほど歪みは大きい • 実用上問題がない範囲をひとつのエリアとして定義 • 日本を19のエリアに分割 • 中心点から、北に何メートル、東に何メートル、という2つの数字で位 置を表す
日本の平面直角座標系
日本の平面直角座標系 • 同じ都道府県は同じ座標系で表せるようにしてある • 原点は機械的にキリの良い数字にしてあるだけなので、特にそ の点自体に強い意味があるわけではない(単なる「決めごと」)
例:平面直角座標系2系の原点 • 熊本県の山の中にある 少し余談
例:平面直角座標系2系の原点 • 熊本県の山の中にある このへん 少し余談
例:平面直角座標系2系の原点 • 熊本県の山の中にある ドラクエウォークでも見渡す限りの森 少し余談
例:平面直角座標系2系の原点 少し余談 • 2001年に「JGD2000」に移行 • それまでは「Tokyo」測地系 同じ座標値であっても、Tokyo → JGD2000 で指し示す先が 数百メートル ズレました
例:平面直角座標系2系の原点 • 2001年に「JGD2000」に移行 • それまでは「Tokyo」測地系 熊本の土地家屋調査士の皆さんは すばらしい!!(みんなでモニュメント を作ってくれた) ここから数枚、 「旧測地系」の2系原点」の風景を 堪能ください :-) 少し余談
(旧測地系)2系原点 少し余談
(旧測地系)2系原点 少し余談 事後補足:もうお気づきかと思いますが、本日の資料 の背景画像。コレです。
日本の平面直角座標系 まとめ • 各エリア(系)の原点から 「北にXメートル」 「東にYメートル」 という単位で表す。 例「2系 X=-13490, Y=8340」 https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/jpc.html より 加工
平面直角座標系、OK? ガッテン!
いま、ここの意味がわかるようになりま した! • XMLファイルごとに「座標系」が 示されています。 • その下の<空間属性>の中に、座 標値X と 座標値Yのようなものが 見えます。 これが、「P00...1は 15系の X=22803, Y=20130」の場所を 示していることを読み取れるで しょう。
もうひとつの座標系:任意座標系 • 外の世界とのつながりを意識せ ず、「この図の中の世界」だけ で辻褄の合った座標値 • このままでは、地図上に乗せる ことはできない(「外の世界の 座標」に変換する情報は何も 持っていない) 事後補足:最初のほうで「データがないように みえるエリア」というのは、コレのことでした。 • 歴史的経緯より、これはやむを 得ないこと 事後補足:「地租改正」からミャクミャクと続く地図 データのお話を少ししました。
地図XML:点、線、面、筆 • 最終的には「筆」の形と名前の情報を得たい • ○○1丁目13-26 は (13, -12), (15, -8), (7,-6), (6,-15), (13,12)で囲まれたエリア、のように。
筆情報 • <主題属性> の中に<筆>のブロッ クがたくさんあります。 • ひとつの筆の情報は以下のもの • • • • • • 大字 のコードと名前 丁目 のコードと名前 地番 のコードと名前 予備用のコード 座標値種別:「測量成果」or「図上測量」 形状: ポリゴン(面)のID その他「精度区分」などがあります
筆 ~ データを追ってみよう • ID "H000000131" の筆情報を 追いかけてみよう。なお、この ファイルは冒頭で「任意座標 系」であることが示されている • 右図のような大字、地番を持つ ことがわかる • 実際に測量したものではなく図 上で位置を求めたものであるこ とがわかる • この筆は "F000000131" とい う形らしいぞ
面 ~ データを追ってみよう • F000000131 は、GM_Surface内のPolygon定義であることがわかる • このポリゴンは、C832 / C833 / C834 / C835 / C836 の5つの線に囲ま れていることがわかる(ゼロ省略表記しました) • さしあたって "C000000832" を追ってみよう
線 ~データを追ってみよう • "C000000832" は、GM_Curve 定義だ。筆界線を示している。 • この線は、点P445 と 点P446 を結ぶ線だ(ゼロ省略表記) • この2つの点を追ってみよう
点 ~データを追ってみよう • "P000000445", "P000000446" の定義 は右のとおり。 • それぞれ、X=-54.769, Y=102.405、 X=-59.512, Y=100.760 であることが わかる
仕上げ ~データを追ってみよう • 他の線も同様に調べると、線を構成する点は、 • • • • C000000833 C000000834 C000000835 C000000836 は は は は • これらの点は、 • P000000418 • P000000329 • P000000401 P000000446, P000000418 P000000418, P000000329 P000000329, P000000401 P000000401, P000000445 X,Y = -57.300, 96.360 X,Y = -54.663, 93.782 X,Y = -52.075, 94.783 となる。(取り囲む形を表しているので、ひとつ前の線の終点が次の線の視点となっていることに注目) このことから、筆 id="H000000131"は、 (-54.769, 102.405), (-59.512, 100.760), (-57.300, 96.360), (-54.663, 93.782), (-52.075, 94.783), (-54.769, 102.405) で囲まれたポリゴンを示していることが分かる (ぐるりと回って最初の点に戻っていることに注目)
地図への表示用データにするには • こうして得られたポリゴン情報は、まだこのままでは地図に表示で きる座標値にはなっていない 任意座標系の場合→ 表示無理(何らかの追加情報が必要) (逆に言えば、ファイルごとに変換パラメタさえ決めれば当てはめられる 期待も。 今後のみんなの活躍しだいかな(みんなで工夫)) 平面直角座標系の場合→専用のライブラリを使うなどして緯度経度に 変換する え。ここまで自力でデータを見てきたのに、最後はブラックボックスのライ ブラリ使用? 自分で計算したい?? よね。
平面直角 →経緯度 変換 • はいどうぞ。 • 右の式は、平面直角座標から緯度経度を求める ことができます。頑張ってください。 • 出典: https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/surv eycalc/algorithm/xy2bl/xy2bl.htm
平面直角座標→緯度経度 いや。意外と自力で 計算できるかも? • 順に読み解いてみたら、半分く らいは定数を作る部分だった 事後補足:イベントの2日前に「こんな複雑な式だから、 自分でやるの無理でしょ。できる方ははいどうぞ」とい う軽い煽りのつもりで1枚前の資料を作っていたので すが、印刷して、依存関係にカラーペンで線を引いて みたら、意外と「事前準備」がややこしいだけで、式は 読み解けそうな気がしてきました。 お絵かきソフトを使って、国土地理院の計算式を切り 貼り、並べ替えをした結果が、右の図。
平面直角座標→緯度経度 できちゃった・・・・ 事後補足:式を解読できたので、そりゃ実装したくなり ますよね。イベントの前の晩に数時間かけて書いちゃ いました(笑)。この関数、後ほど皆さん自由に使っても らえるように私のGitHubで公開します。 一番大変なのがデバッグでした(1カ所数字が間違 えていたのと、1カ所演算子を間違えていた(*とすべ きところ**になっている箇所があった)という、式をひと つひとつ見比べながらの地味なデバッグでした)。 あ、あと。これから自分でも実装しようと思っている方。 国土地理院の式には、与えられる原点の角度につい て、度→ラジアン への変換をわざわざ式の中に書い てくれている部分と、その変換がない(ラジアンを前提 として変数を使用している)箇所が混在しているので、 注意が必要です。(ρ'' が関係する箇所です)
実データ追跡、もう一題 • このカドが丸い筆はどう なっているのだろう?
「浦安市鉄鋼通り2丁目 105-1」 • 私の手元に、XMLファイルをtsv化したものがあります • 今回はそれを使って調べてみます • 本当はDBMSに登録したかったのですが、事情あり.... $ grep '鉄鋼通り' 12chiba_* | grep '105-1' 12chiba_syudai.csv:12227-0443-27.zip 筆 F000000168 005 002 0000 00 鉄鋼通り2丁目 105-1 測量成果
F000000168 $ grep 'F000000168' 12chiba_* | grep '12227-0443-27' 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 12chiba_surface.csv:12227-0443-27.zip F000000168 C000002407 C000002408 C000002409 C000002410 C000002411 C000002412 C000002413 C000002414 C000002415 C000002416 C000002417 C000002418 C000002419 C000002420 C000002421 C000002422 C000002423 C000002424 C000002425
sakaik@saty6:/mnt/f/work/houm_mapxml/outtsv$ grep -e '12227-0443-27' 12chiba_* | grep -e 'C000002407' -e 'C000002408' -e 'C000002409' -e 'C000002410' -e 'C000002411' -e 'C000002412' -e 'C000002413' -e 'C000002414' -e 'C000002415' -e 'C000002416' -e 'C000002417' -e 'C000002418' -e 'C000002419' -e 'C000002420' -e 'C000002421' -e 'C000002422' -e 'C000002423' -e 'C000002424' -e 'C000002425' 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002407 P000001478 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002407 P000001471 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002408 P000001471 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002408 P000000704 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002409 P000000704 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002409 P000000705 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002410 P000000705 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002410 P000000706 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002411 P000000706 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002411 P000000707 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002412 P000000707 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002412 P000000708 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002413 P000000708 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002413 P000000709 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002414 P000000709 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002414 P000000710 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002415 P000000710 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002415 P000000711 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002416 P000000711 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002416 P000000712 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002417 P000000712 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002417 P000000713 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002418 P000000713 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002418 P000000714 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002419 P000000714 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002419 P000000715 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002420 P000000715 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002420 P000001472 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002421 P000001472 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002421 P000001479 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002422 P000001479 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002422 P000001497 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002423 P000001497 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002423 P000001496 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002424 P000001496 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002424 P000001495 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002425 P000001495 登場する C0000xxxx
sakaik@saty6:/mnt/f/work/houm_mapxml/outtsv$ grep -e '12227-0443-27' 12chiba_* | grep -e 'C000002407' -e 'C000002408' -e 'C000002409' -e 'C000002410' -e 'C000002411' -e 'C000002412' -e 'C000002413' -e 'C000002414' -e 'C000002415' -e 'C000002416' -e 'C000002417' -e 'C000002418' -e 'C000002419' -e 'C000002420' -e 'C000002421' -e 'C000002422' -e 'C000002423' -e 'C000002424' -e 'C000002425' 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002407 P000001478 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002407 P000001471 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002408 P000001471 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002408 P000000704 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002409 P000000704 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002409 P000000705 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002410 P000000705 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002410 P000000706 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002411 P000000706 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002411 P000000707 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002412 P000000707 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002412 P000000708 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002413 P000000708 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002413 P000000709 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002414 P000000709 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002414 P000000710 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002415 P000000710 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002415 P000000711 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002416 P000000711 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002416 P000000712 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002417 P000000712 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002417 P000000713 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002418 P000000713 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002418 P000000714 事後補足:当該部分拡大写真を載せました。確かにこ 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002419 P000000714 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002419 P000000715 まかく直線が繋がることで、カーブを表していることが 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002420 P000000715 わかります。 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002420 P000001472 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002421 P000001472 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002421 P000001479 一部で線が二重になっている箇所がありますが、これ 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002422 P000001479 は道路側と敷地側で別々の筆界線を採用しているの 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002422 P000001497 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002423 P000001497 かなぁ、と想像。 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002423 P000001496 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002424 P000001496 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002424 P000001495 12chiba_curve.csv:12227-0443-27.zip C000002425 P000001495 「浦安市鉄鋼通り2丁目 105-1」まとめ • 細かい座標は追っていないけど、たくさんの点によって成立し ていて、たぶん、カドマルの部分を細かく打ってるんだろう なぁと想像できます。
坂井の取り組み • GitHub: 「登記所備付地図データダイ ジェスト」 • 地図に情報を載せるでもなく、 ひたすら、データだけを見て何 か面白い集計とかできないかな とやっています。 • 単にDBに乗せて何かできない かなと思っていただけ 事後補足:集計した結果や抜き出したデータなどは、 すべて、 https://github.com/sakaik/kuwanauchi_xml_ digest/tree/main/text/ の中で公開しています。
こんな集計をしてみました
アップロードできなかった情報 • 実はGitHubに公開しているのは、「基本情報」と「図郭情報」 のサマリ(csv)だけです • 手元には、点、線、面、そして主題(筆や筆界など)のcsv(タ ブ区切り)もあります • なぜこれらを公開しないのか
どれだけデータがあるの!? (Line_Filesize_count.xlsx と 実際のディレクトリあたりを お見せしたいと思います) 事後補足:要するに「超でかい」ということを紹介しま した。 1億行越えのファイルがゴロゴロ。 → • 単純に全件をそのまま書き出すという発想は、賢くなかった... • やってみたから分かることがある • ぶっちゃけ、楽しかった:-)
参考: 処理中のCPUとメモリの様子
こんな感じの事をやっていました 今後は・・・・ ファイルの中身をせっかく理解できたし、 座標変換も自前でできそうだし、 とりあえずデータ全件舐めるコードは手元にあるし ・・・・自前で、GeoJSONか何かの使えるデータ変換へ? 車輪の再発明、万歳!
最後に、まとめとメッセージを その前に、、時間があれば図界の話も紹介したいが・・・ 事後補足:時間がなかったけど図界の話もしました。 ひとつの地番はひとつのポリゴンになって欲しい(そ れが普通)と思いますが、複数の紙の図に跨がってい るものは、それぞれの紙に分かれた状態でデータ化さ れています。 例として沖縄の美ら海水族館付近から やや南にいった当たりを見ると不自然な「直線」が見 えます。この直線の左右は、同じひとつの筆なのです が、データとしては分断されていることになります。 データを使用する際には、注意が必要となります。
事後補足:amx-projectのメンバの方に教えていただいた言葉です。 素敵な言葉なので、紹介します。 事後補足:伝える、習う。 (1)それを更に伝える (2)伝わる(教わる)だけでなく、習う(実践する)ことが大切 登記所備付データXMLに集うみなさんと一緒に「伝習」していけたら いいなと思いました。
楽しい世界へのお誘い • ぜひ、ご自身で触ってみてください • • • • • XMLファイルをダウンロードして何かするもヨシ 他の人が用意してくれたファイルをスタート地点とするもヨシ データの確認をしてみるのもヨシ 何かをまとめてみるのもヨシ (今後出てくるであろう)任意座標データを補正する作業を手伝うもヨシ • まずは #amxproject をチェック • あなたも#amxprojectで情報発信(あるいは疑問をつぶやく) あなたのアウトプットが、 次のアウトプットを生み出すかもしれません
今日のキーワード •登記所備付XMLデータ •amx-project (#amxproject) •伝習
事後補足:今回、自作自演の勝手イベントにたくさんお集まりいただ きありがとうございました。 勝手イベントではありましたが、情報や知 識を伝えるこういう動きがもっと広がったらいいなとの思いを、タイトル の「(1)」に込めました。