DXを広げるためのコミュニティ活用相談会

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June 29, 24

スライド概要

CMC_Central 2024 でお話した内容のスライドです。
当日のリアルタイムアンケートのBIレポートリンクもあります

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高校卒業後、デザイナーとして就職しましたが、その後キャリアチェンジを行い、インフラエンジニア、そしてシステムエンジニアとして様々な企業に対してシステム導入コンサル及び設計構築を行い、その後友人と共に株式会社ソントレーゾを立ち上げました。立ち上げ後は、お客様に対してデジタルトランスフォーメーションを推進するため、Azure、AWS、GCPを使用したオンプレミスシステムの移行や Microsoft 365 の導入支援、Power Platformの導入・教育・構築支援を行っております。お客様に対しては、企業文化、業務オペレーションなどといった様々な観点から最適でかつ低コストで導入できるような設計を心掛け、最終的にはお客様自身で利活用推進が可能になるように努めました。

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関連スライド

各ページのテキスト
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#CMC_Central_E DXを広げるためのコミュニティ活⽤相談会

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#CMC_Central_E ⾃⼰紹介 りなたむ Microsoft MVP Business Applications (2020-2024) Cacoo アクセラレーター Power Platform 関連の動画の作成や、ITコミュニティの⽀援や運営を⾏っています。 市⺠開発者の創出やキャリアチェンジのアドバイスなどもしています。 ◇運営コミュニティ ‧Japan Power Platform User Group ‧Japan Power Apps User Group ⼤阪 ‧CMC_Meetup ⼤阪 Rinatamu_ITDR Rinatamu_Bike @rinatamu_bike 1

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#CMC_Central_E ⾃⼰紹介 中村 亮太 株式会社 BizOptimars 代表取締役社⻑ - 記事 - - 経歴 ‧⾦融機関の情報系システムの導⼊提案/設計構築 ‧業務システムのクラウド移⾏提案/設計 ‧Microsoft 365 の導⼊提案‧教育 ‧テレワーク / BYOD / セキュリティコンサル ‧Power Platform (ローコード開発プラットフォーム) の導⼊‧教育⽀援 ‧多種多様な企業へのDX導⼊コンサル - 執筆‧監修 ‧市⺠開発者の創出⽀援 ‧社内コミュニティ⽀援、企画など - 受賞 ‧Microsoft MVP(Most Valuable Professional) Business Applications 部⾨受賞 (2020-2024) 2

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#CMC_Central_E (Business + Optima)× Engineers = 業界‧業務 最適な‧最善な 開発者たち 我々は、顧客ビジネスの「最適解」を適切に提供する技術集団です。 3

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#CMC_Central_E 内製化を成功させます 既存システムの導⼊スタイルから、内製化に移⾏する 企業が増えてきている中、⾃らの業務をどのように 改善すればいいのか悩まれている企業も今だ多い 現状です。 当社は、これまで多くの企業や団体に対して、内製化 ⽂化を根付かせ、⽀援してきました。 10+ 3000+ 200+ ⽀援企業 ⽀援団体数 ⽀援コミュニティ 延べ参加⼈数 総Q&A回答数 ※2024年6⽉現在 4

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#CMC_Central_E ⾃⼰紹介 永⽥ ■ 賢⼆ 所属 トヨタ⾃動⾞ ■ デジタル変⾰推進室 主なミッション 市⺠開発による社内のデジタル⼈材の底上げ、 デジタル変⾰推進 ■ 経歴 ’97年4⽉:トヨタテクノサービス(現TTDC)⼊社 ’15年4⽉:会社再編によりトヨタ⾃動⾞⼊社 ʻ21年9⽉:社内公募でデジタル変⾰推進室へ異動 夏コミC104ポエムで参戦!! 8/12(⽇) ⻄さ60a ※ 予算無し、部下無し、権限無し 私の友⼈のタイガーさん 本名‧国籍‧年齢‧性別⾮公開。 全てが謎につつまれている男。 細部の設定が雑なので、 ツッコミ禁⽌。 5

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#CMC_Central_E 運営コミュニティ紹介 Power Platform コミュニティ パワプラのトラ Nippon PPEC 9,200 ⼈ 3,700 ⼈ 1,400 ⼈ ミッション :全従業員がITで改善でき ミッション :全ての働く⼈がやりがいの ミッション : デジタル技術を活⽤した る業務課題を⾃ら発⾒でき、⾃ら課題解 ある仕事に取り組みやすい状態にする。 業務変⾰により、参加各社の企業活動を 決できるよう、会社を変⾰する。 設⽴: 2022年6⽉設⽴。 強化する。 トヨタ社内 設⽴: 2020年2⽉設⽴。 トヨタグループ 国内⼤⼿企業 設⽴:2022年6⽉。 6

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#CMC_Central_E 最近の主な活動 シャチトラ (’24/3/3) グループ内のデジタル⼈材底上げと 交流、グループ外の地元IT企業や デジタル⼈材の交流を⽬的として実 施したハッカソン。 トヨタ博物館で開催。 パワプラ関が原 (’24/6/7) ⽇本企業の市⺠開発と社内コミュニ ティ活性化のための オンライン / オ ンサイト ハイブリッドイベント。⼤ 阪‧東京の2拠点開催。 90社‧250名(現地100名)が参加。 7

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#CMC_Central_E アンケートにお答えくださいました https://app.powerbi.com/view?r=eyJrIjoiNGNiZDEzMTMtNjBmOC00YjE1LWJkMGYtNDA0OWVkZDY0ZWUwIiwidCI 6IjdlOTVkZTRmLTZiYmMtNGQ3NS04ZmNkLWUzMTUxZjBlNjU0YyJ9 9

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#CMC_Central_E 市⺠開発とコミュニティ 10

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#CMC_Central_E なぜ「市⺠開発者」が必要なのか 11

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これまでの業務スタイル #CMC_Central_E 就業可能な⼈員を多く確保することができたことから、それぞれの業務に対して「多くの⼈員」を⽤いて 業務を⾏っていくスタイルでした A部署 B部署 C部署 D部署 F部署 G部署

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⽣産年齢⼈⼝の減少 #CMC_Central_E 少⼦⾼齢化が進んだことで、⽣産年齢⼈⼝(15歳〜65歳未満の⼈⼝)が低下しています そのため、⼈材確保が年々難しくなっています 2025年では2015年に⽐べて約1000万⼈減少 2045年では2015年に⽐べて約2000万⼈減少 出典:⽇本の将来推計⼈⼝(平成29年推計) | 国⽴社会保障‧⼈⼝問題研究所

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世界と⽇本での⾼齢者層割合の推移 #CMC_Central_E 世界的にみて、⾼齢者層は増加傾向にあるが、⽇本の増加率は他国と⽐べて⾼いことから ⼈材確保がより難しい状況にあります 2025年ではアメリカでは19%に対し ⽇本では21% 2030年ではアメリカでは17%に対し ⽇本では26% 出典:Global Labor Force Ageing Rapidly | BUSINESS INSIDER

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これまでの業務スタイルを維持するのは難しい #CMC_Central_E ⼈員の確保が難しいことから、これまでの業務量をこなすだけでも、⼀⼈あたりの業務効率を 向上させる必要があります A部署 B部署 C部署 D部署 F部署 G部署

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世界競争⼒が低下している⽇本 #CMC_Central_E 年々⽇本の競争⼒は低下しており、特にビジネス効率性においては顕著に低下(他国が向上している) しているため、ビジネスとして成り⽴たなくなる可能性が出始めています。 出典:WEF国際競争⼒ランキングにおける⽇本の国際競争⼒ - 内閣府

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ビジネス効率を向上するためには #CMC_Central_E 定型的な作業はある程度⾃動化するといったことが必要となってきます。 A部署 B部署 C部署 D部署 F部署 G部署

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業務スピードを加速するためのデータ利活⽤ #CMC_Central_E 全社横断的なデータ活⽤をすることにより、部署間と能動的に連携できるようになるほか、機械学習モデルを 構築するなどして、業務予測を⾏うといったこともできるようになり、様々な業務に活⽤することが できるようになります。 B部署 A部署 会計システム C部署 E部署 D部署 業務システムA 従業員管理システム 顧客管理システム F部署 業務システムB 業務システムC

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しかしながら‧‧‧ #CMC_Central_E 多くの企業では既存システムを部署ごとに構築していることが多く、全社横断的なデータ活⽤ があまりできておらず、また⼤幅なカスタマイズがITベンダーを経て⾏われていることから 複雑化‧ブラックボックス化されており、データ活⽤がままならない状況だと思われます。 (するにしても膨⼤な費⽤が発⽣する) B部署 A部署 ベンダー A C部署 ベンダー B ベンダー C 会計システム 顧客管理システム 従業員管理システム D部署 E部署 F部署 ベンダー A 業務システムA ベンダー B 業務システムB ベンダー C 業務システムC

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デジタル⼈材が少ない⽇本 #CMC_Central_E デジタル化⼈材においては、⽇本はランクをかなり下げており、競争⼒の向上に向けた様々な施策を講ずる ためにも、デジタル⼈材を多く創出する必要があります。 出典:総務省|令和3年版 情報通信⽩書

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依頼から内製化へ #CMC_Central_E 他者や他部⾨、そして他社に依頼していく中で、業務ノウハウはどんどん失われていきます。 そのまま開発をするのではなく、コミュニケーションやフィードバックを繰り返しながら開発をしていくこと になっていきます。その時間やコストが⾮常にもったいないからこそ、内製化は必要なのです 今までは これからは 開発依頼 IT担当者 開発依頼 業務担当者 担当Sier 業務委託者など

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これまでやってきたことと同じです #CMC_Central_E 昔は、オフィスにパソコンさえないのが当たり前でした。 そしてオフィスに1台のオフコンが導⼊され、そのうちパソコンが導⼊され、デジタルデータな資料を 作ることができるようになりました。内製化はその延⻑線上にあるものなのです。 紙と電話 オフコン PCと紙 PCとアプリ

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専⾨事項のみを依頼することで開発効率を上げる #CMC_Central_E プロ開発者にはプロ開発者ならではの部分に専念してもらい、内製化する上で必要な⾼度技術を 使える形(APIとして提供)に作ってもらうことで、全体で開発できるスキームを確保することが必要です API作成依頼 API提供‧保守 ⼯場のセンシングデ ータも 活⽤したい! 独⾃の予測モデルを使っ て無駄のない 業務にしたい 作成しました! こちらのAPIを お使いください

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市⺠開発者は必要 #CMC_Central_E ビジネスを拡⼤していく中で、今取り巻いている様々な問題を抱えながら進めるためには 全員が⼀丸となって、協⼒し解決していく必要があります。 そのためにも、プロ開発者と市⺠開発者という役割を改めて定義し、それぞれが得意分野とすることを 専任して進めることが必要なのです。

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#CMC_Central_E 「市⺠開発者」ってどういう⼈? 25

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そもそもプロ開発者ってどういう⼈? #CMC_Central_E プロ開発者と⼀括りに⾔っても、実態はかなり多様な開発者がいます フロントエンド バックエンド IoT AI/機械学習

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市⺠開発者 is not Simplified 市⺠開発者はプロ開発者の簡易版‧‧‧ではないです そんなに⽢いものではありません ローコードで開発する⼈ではないです #CMC_Central_E

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市⺠開発者とは‧‧‧ #CMC_Central_E ビジネスにおいて最も最適なシステムを提案、開発を⾏っていく⼈です。 専任技能はなくとも、ビジネスの⽬標を完全に理解し、それに基づき必要な仕組みやUXを提案し 作り上げていく開発者です。

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ローコード開発はあくまで⼿段に過ぎない #CMC_Central_E とはいえど、開発者の経験が乏しい状況で、ビジネスに最適なシステムを作り上げていくのは容易では ありません。そこで、そういったシステムづくりをより分かりやすく理解できるようにするために 考案され、作られたのがローコード開発ツールなのです。 学習コストが ⽐較的低い

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ビジネスに近いからこそ考えることはたくさん #CMC_Central_E ビジネスに近いからこそ、業務課題に対するシステム化について多くのことを考える必要が出てきます 画⾯設計 データ設計 業務課題 運⽤設計

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必要なマインドセット #CMC_Central_E 以下のようなマインドセットが求められます • 問題に対して、⾃分事としてとらえて思考する • 様々な技術について調べる、知ろうとする • いろんなことにチャレンジする • ⾃分の技術を向上するように活動する • 作ったり試したりしたことをアウトプットする • 失敗は成功の⺟という考えをもって⾏動する • 最初から完璧を⽬指さない • 報連相 市⺠開発者もプロ開発者も同じです

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必要なスキルセット #CMC_Central_E 以下のようなスキルセットが求められます • ⾃分の⽣活している中で起きている問題点を分析する • 問題点に対して改善案を提⽰する • 改善案を実際に具現化する ⾃らのDXを起こせるかどうかが重要です

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#CMC_Central_E 市⺠開発者として気をつけること 33

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最初から完璧を⽬指さないこと #CMC_Central_E 何事も完璧を求められることが多い世の中ですが、開発において、最初から完璧を⽬指そうとしても必ず失敗 します。まずは50%程度の出来でもいいので、⾃分や周りで使ってみて、様々なフィードバックをもらい ながら、100%を⽬指すぐらいの気持ちで考えておきましょう。

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最初から難しいものを作らないこと #CMC_Central_E いろんなアイデアが浮かんで⾊々チャレンジすることはとても良いことだとは思います。 ですが、最初から複雑なしくみを作ろうとしても必ず失敗します。 まずは⼿始めに簡単にできそうなものから始めて、経験値をためてレベルアップしてから チャレンジしましょう。

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#CMC_Central_E コミュニティが学びを加速させる 36

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こんなことありませんか? #CMC_Central_E 読んだだけで満⾜している、⾒ただけで分かったような気がする、イベントに参加するだけ。 これ、結構多いです。

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実際にやってみるという⾏動が必要 #CMC_Central_E ただ⾒たり読んだりするだけでなく、実際に⼿を動かしてモノを作ったり、要点をまとめて ブログやスライドにまとめてみるという「アウトプットをする」ことが⼤事です。 Input Output

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アウトプットがインプットになる #CMC_Central_E 学んだことを出⼒する際に、⾃分で考えをまとめたり、追加で調べたり、試したりといったプロセスが 必ず起きます。これを⾏うことにより、新たなアイデアが⽣まれたり、より知識が深堀されるといった インプットが形成されます。 ○○、完全に 理解した Output Input

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Communication Feedback Loop #CMC_Central_E 作ったり学んだりしたものを⾃分だけで閉じるのではなく、他者に発表したり公開し、その結果を 受けて、学習や開発内容に反映するという循環を⽣み出すことが、とても重要です。 学習‧開発 アンケート‧議論 発表‧公開

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Communication Feedback Loop をコミュニティへ #CMC_Central_E Communication Feedback Loop は部内や近場の⽅だけに留まらず、社内外のコミュニティで実施することも ⾮常におすすめです。違った観点や気づきが得られますし、コミュニティ全体の活性化も図られ より多くの知⾒を⾃他共に得られる⼟壌を作り上げることができます 社内コミュニティ 社外コミュニティ

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成功体験を意識した活動を⼼がける これらの活動の原動⼒は、⾃⾝のモチベーションによるものです。 モチベーションを維持するためには、「成功体験」を積み重ねることが必要です。 #CMC_Central_E

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成功体験はアウトプットしなければ得られない 「成功」とは、他者からの「称賛」によって得られるものです。 「称賛」は、アウトプットしなければ得られません。 #CMC_Central_E

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コミュニティは相互扶助と相互尊重の精神 #CMC_Central_E コミュニティは、相互扶助(Mutual Aid)と相互尊重(Mutual Respect)の精神に基づき 困っている⼈がいたら助け合い、⽴場や役割など関係なく、互いに尊重し合う⽂化です。

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コミュニティは最適なアウトプットの場 #CMC_Central_E コミュニティでは否定的な意⾒や揚げ⾜取り、傲慢な態度などといったネガティブな反応はしてはいけません。 だからこそ、アウトプットの場として⾮常に最適なのです。

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社内コミュニティから社外コミュニティへ #CMC_Central_E ダイキン⼯業様の社内コミュニティ、LinkUs で JPAUGOsaka の登壇者募集をかけたところ ⽴候補していただき、⾮常に素晴らしい発表をしていただけました!

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コミュニティ活動を通じて有識者と繋がれる #CMC_Central_E 社内‧社外問わず、発信をすることで、有識者とつながり、新たな Input 要素を得ることができます。 そうすることで、より多くの知識やアイデアを受取り、業務改善スピードの向上を図る事ができます Microsoft Leaders 執筆者 Microsoft MVPs

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コミュニティ活動が会社の価値向上につながる #CMC_Central_E ダイキン⼯業さんの 社内コミュニティ LinkUs での活動と実績が、ものづくり⽩書に掲載されたように コミュニティの活動が、会社の価値向上につながることも往々にしてあります。