即興演奏システムJamSketchにおける 旋律生成手法の改善
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October 11, 24
スライド概要
2023年人工知能学会全国大会
日本大学 文理学部 情報科学科 北原研究室。 「Technology Makes Music More Fun」を合言葉に、音楽をはじめとするエンターテインメントの高度化に資する技術の研究開発を行っています。
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即興演奏システムJamSketchにおける 旋律生成手法の改善 ○北原 鉄朗（日本大学文理学部） JamSketch とは 旋律の大まかな形（旋律概形）を描くと、即座に それに沿った旋律を生成する即興演奏システム 昨年度（JSAI2022）の発表内容 conv. conv. deconv. time time (i) 旋律概形をシステムが作り直す 非専門家は、ザックリすぎる 旋律概形を描きがち（左図） 旋律概形をVAEで学習 使い方 実行例 LSTM deconv. ch ch time 旋律概形 (ii) 旋律概形をシステムが生成・表示し、 ユーザがなぞれるようにする 潜在空間 LSTM conv. 旋律 time 問題点 & 解決に向けて 提案手法 deconv. ch ch ch 旋律 概形 旋律生成部を CNN で作り直す time エンコーダ デコーダ 旋律概形 (i) ユーザが描いたザックリした旋律概形を入力して旋律概形を再生成する (ii) 潜在空間の1点をランダムに決めて、旋律概形を生成する (ii) (i) 問題点 (i) 元の旋律概形とかなり変わる ● ユーザの描いたものに沿った とは言えなくなっている ● 「概形→旋律」の学習方法を 改めた方がいい可能性も （抜粋） (ii) ユーザが描くのに適したもの が生成できているかは疑問 ● 概形の粒度の調整が必要