やることの取捨選択、EMをやめて見えた景色

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February 10, 26

スライド概要

https://emoasis.connpass.com/event/380833/
【EMConf JP 2026サブイベント】Warm-up Party by EM Oasis

河野の登壇資料

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Ruby/Javaプログラマー。エンジニアリングマネージャー。 軽度の広く浅いオタク。

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各ページのテキスト
1.

# emoasis やることの取捨選択、 EMをやめて見えた景色 Warm-up Party by EM Oasis 2026/02/10 河野 裕隆

2.

# emoasis 自己紹介 (2025年8月まで) Twitter(X):@hk_it7 https://x.com/hk_it7 所属:虎の穴ラボ株式会社 Creatia/とら婚など ロール(≠役職):エンジニアリングマネージャー 【コミュニティ活動】 ● 東葛.dev:主催 ● きのこカンファレンス:コアスタッフ 2

3.

# emoasis 自己紹介 (2025年8月から) Twitter(X):@hk_it7 https://x.com/hk_it7 所属:虎の穴ラボ株式会社 通販サイト ロール(≠役職):テックリード 【コミュニティ活動】 ● 東葛.dev:主催 ● きのこカンファレンス:コアスタッフ 3

4.

# emoasis アジェンダ 1. イントロダクション 2. 何をやめたか 3. なぜやめたか 4. 何を考えて決断したか <= メイントピック! 5. (逆説)何があったらやめなかったか 6. まとめ 4

5.

# emoasis EM、やめました 2025年8月にEMをやめ、別チームへ異動 これは敗北ではなく、新たな挑戦 5

6.

# emoasis このトークで伝えたいこと エンジニアリングマネージャーはゴールではなく、 キャリアパスの一つである(という前提の上で) 「やめたほうが良い」という話ではなく、 やめる選択をする上で考えたことの共有 6

7.

# emoasis そもそも何をやめたのか 7

8.

# emoasis EMの役割、仕事 - 一般論 EMトライアングル ・テクノロジー、プロダクト、チーム EMの4領域 ・プロジェクト、プロダクト、ピープル、プラットフォーム 8

9.

# emoasis 具体的な仕事 with トライアングル テクノロジー ・レビュー、新技術の検証(、プレイング、AI推進) プロダクト ・事業部調整(QCDなど)、計画、ブランドデザイン チーム ・チームビルディング、1 on 1、採用、評価、評価制度 9

10.

# emoasis やめた結果 テクノロジー ・レビュー、新技術の検証、プレイング、AI推進、環境整備 プロダクト ・事業部調整(QCDなど)、計画、ブランドデザイン チーム ・チームビルディング、1 on 1、採用、評価、評価制度 10

11.

# emoasis 問:なぜEMをやめたのか 11

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# emoasis 答え 生成AIによる開発構造の変化を テック領域からチームに反映させるため 12

13.

# emoasis やめた結果 テクノロジー ・レビュー、新技術の検証、プレイング、AI推進、環境整備 プロダクト ・事業部調整(QCDなど)、計画、ブランドデザイン チーム ・チームビルディング、1 on 1、採用、評価、評価制度 13

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# emoasis やめた結果 - 注力領域 テクノロジー ・レビュー、新技術の検証、プレイング、AI推進、環境整備 プロダクト ・事業部調整(QCDなど)、計画、ブランドデザイン AI時代の強化ポイント チーム ・チームビルディング、1 on 1、採用、評価、評価制度 14

15.

# emoasis なぜEMをやめたのか 注力したい領域があるけど、 他の領域も見ていると時間が足りない 注力できるように選択と集中 15

16.

# emoasis 何を考えて決断したか 16

17.

# emoasis キーワード ● 生成AIの躍進 ○ チーム、組織の課題 ● 自己キャリア ○ Glue Work ○ インポスター症候群、ピーターの法則 ● やめること自体への不安 17

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# emoasis 生成AIの躍進 ● 環境整備、AIを使いこなすチーム作りが重要 ○ コンテキスト、 Playbook ○ CI ○ CD 横串として推進していく必要性 『すべてのエンジニアは、AIをメンバーに持つエンジニアリ ングマネージャになる。』 EMConf JP 2025 基調講演 広木大地氏 18

19.

# emoasis 生成AIの躍進 メンバーがEMになれる環境を作ることが重要 ● まずは開発メンバーの力学、課題を掴み直したい ● 開発メンバーとして生成AIの得手不得手を知り、進化を 理解していくことが重要だと考えた EM的な「全体最適」の視点と現場の「触覚」を掴む 19

20.

# emoasis 自己キャリア - やめる前の悩み 前提:チームを成功させるために不可欠だが、評価シートに は載りにくい『隙間』の仕事(=Glue Work)をやってきた らEMになっていた => Glue Workは「やりたい仕事」か? チームでの開発、メンバーの育成がうまくいかない感覚...... => インポスター症候群?ピーターの法則? 20

21.

# emoasis 自己キャリア - キャリアへの心情の変化 過去:昇進、より広い責務を目指しているところがあった => ライフステージの変化、生成AIにより心情が変化 外的キャリアより内的キャリアを優先しても良い心持ちに 外的キャリア:職業、地位、資格、年収(客観的) 内的キャリア:やりがい、達成感、仕事の価値観、何のために働くか(主観的) 21

22.

# emoasis やめること自体への不安 ● 抜けても元のチームは問題なく回るか ○ 異動で迷惑かけました、いろんな人に感謝! ○ 結果的には意外となんとかなる ○ (回ったは回ったでちょっと悲しいところある) ● 異動先のメンバーは自分を認めてくれるのか ○ NIH症候群、イディオシンクラシー・クレジット ■ 先に関係構築、提案は「経緯に敬意をもって」 22

23.

# emoasis (逆説)何があったらやめなかったか 23

24.

# emoasis やめたことが正解とは思っていない やめずにやろうとしていたことができればベストだった 【苦手だったこと】 ● 権限委譲 ● タスク割り振り ● ポジティブフィードバック => メンバーに積極的にタスクを渡せなかった 24

25.

# emoasis これができていればやめなかったかも3選 1. 「Glue Work」の可視化と分散 a. 三遊間の球を全部拾いに行くのは辛い(リモートワーク) 評価制度で拾いたいけど難しい...... 2. 生成AIを組織に根付かせる分科会、横串チーム a. チーム横断 かつ プロダクトに閉じる関心事に対する体制が 薄かった(ので、4月には作ります) 3. やりがいのある作業とのバランス 25

26.

# emoasis まとめ 26

27.

# emoasis やることの取捨選択、 EMをやめて見えた景色 Warm-up Party by EM Oasis 2026/02/10 河野 裕隆

28.

# emoasis 結局やっていることはEMでは? 組織全体を見て、開発、組織がうまくいくように 「なんとかする」という意味ではそう テックリードが何をする人なのか、わかっていない ただ、狭義的な「管理する」から離れてテックサイドを「よ しなにする」立ち位置になった 28

29.

# emoasis どんなロールであっても 組織やチームを見る姿勢は 役に立ち続けるし、メリットは大きい 29

30.

# emoasis ロール(EM)に縛られず、 開発チームを「なんとかして」いく それがマネジメントなのかもしれない 30

31.

# emoasis 蛇足 「1 on 1」や「評価」等を4月から再開することに 背景:いわゆるManager of Managerの人の手が回ってなさ そうだったので...... 視野、視座は持ち続け、その時で最適な立ち回りで、 なんとかするのはEMの経験があったからこそ 31