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title: KPSEC講演45min
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author: [Hiroshi Koide](https://docswell.com/user/hirosk)
site: [Docswell](https://www.docswell.com/)
thumbnail: https://bcdn.docswell.com/page/4JMY6V13JW.jpg?width=480
description: KPSEC講演45min by Hiroshi Koide
published: May 14, 26
canonical: https://docswell.com/s/hirosk/ZMQL8N-2026-05-14-171417
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⽣成AIの先へ︓AIエージェント時代の
サイバーセキュリティ戦略
⼩出
洋
スライドはこちら
九州⼤学情報基盤研究開発センター・教授
令和8年5⽉25⽇（⽉）
BLOOM ⿅児島市呉服町6-5マルヤガーデンズ8階
https://x.gd/afTar


# Page. 2

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⼩出 洋（こいで ひろし，Hiroshi Koide）
経歴
電気通信⼤学⼤学院博⼠後期課程修了
↓
⽇本原⼦⼒研究所計算科学技術推進センター
↓
← 2001
九州⼯業⼤学⼯学部（⼾畑）
← 2003
↓
九州⼯業⼤学情報⼯学部（飯塚）
↓
← 2017
九州⼤学 情報基盤研究開発センター
サイバーセキュリティセンター（2017.4〜）
システム情報科学府（2017.6〜）
社会貢献 (Social Contribution)
☆
SECCON実⾏委員, SECCON executive committee
☆
IPA セキュリティ・キャンプ in 本体(2024）＆福岡
☆
福岡未踏 - 雷 理事
得意分野 (My Interests)
JavaOne2009 SunSPOT BOFにて
Twitter @hirosk
Facebook Hiroshi Koide
YouTube @koide55
☆
プログラミング, Programming
☆
サイバーセキュリティ, Cyber Security
（Moving Target Defense, 脅威トレース(Simulation System of Malware
and Information Systems)…)
Awards
☆
IPA スーパークリエータ, IPA MITOH Super Creator
☆
JavaOne 2005 Dukeʼs Choice Award
☆
Sun Microsystems Center of Excellence
2


# Page. 3

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Overview of Hiroshi Koide
研究内容
Moving Target Defense
• サイバーセキュリティ
• 情報システム
• IoT
• サイバー攻撃
年別の
研究成果
査読付き
論⽂数
サイバーセキュリティに関 福岡県警サイバー犯罪対策
する総務⼤⾂奨励賞受賞
テクニカルアドバイザ
2026.3.26
2014.10.28 〜
Twitter @hirosk
Dukeʼs Choice Award
Facebook Hiroshi Koide 2005.6.28
YouTube @koide55
被引⽤数
SECCON実⾏委員
2012.3 〜
IPA未踏ソフトウェア創造事業
スーパークリエータ認定
2006.10.24
3


# Page. 4

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Twitter
https://twitter.com/hirosk
Facebook https://www.facebook.com/hiroshi.koide.3
YouTube https://www.youtube.com/@koide55
E-Mail
koide@cc.kyushu-u.ac.jp
Sora
https://sora.chatgpt.com/profile/koide55
YouTube
スライドは
こちら
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# Page. 5

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今⽇の問い
• AIは便利だ
• 守る側が判断に使える時間は増える
のか︖減るのか︖
分析︓
• 開発は速くなる
• 調べごとも速くなる
• 攻撃も速くなる
• 判断のために使える時間は短くなる


# Page. 6

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今⽇の結論
• AI時代のセキュリティは「作業」ではなく
「判断設計」の問題になる
• AIは作業を⾼速化・⾃動化する
• 脆弱性発⾒も⾼速化する
• ⼈間には判断と責任が残る


# Page. 7

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いま企業で起きていること
ようやく⽣成AIを使い始めた段階︖
• コード⽣成
• 仕様書・⽂書作成
• 調査・要約
• 社内業務の効率化・⾃動化
多くの企業では、まだ「使わないとまずい」
という段階︖


# Page. 8

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攻撃側・研究側・GAFAMは先に進んでいる
AIは「便利ツール」から「探索・解析エンジン」へ
• コードを書く
• コードを読む
• バグを探す
• 攻撃経路を探索する
• 修正候補をみつける


# Page. 9

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事例︓Copy Failとは︖
CVE-2026-31431/Linuxカーネルのロ
ーカル権限昇格
• Linuxカーネルの脆弱性
• ⼀般ユーザからroot権限取得の可能性
• ネットワーク越しの直接攻撃ではない
• PoC公開済み
• コンテナ・共有環境では特に注意
732 bytes PoC


# Page. 10

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Copy Failの重要性
ポイントは「AIがコードを書いた」ことではない
• 既存の巨⼤ソフトウェアに潜む脆弱性
• Linuxカーネルは約4000万⾏
• ⼈間が⻑く⾒落としてきた可能性
• AI⽀援解析により発⾒が⾼速化
• 脆弱性発⾒の時間軸が変わる
The Verge等では、TheoriのAI⽀援ツールがLinux crypto subsystemを解析し、
約1時間で関連する弱点を⾒つけたと報じられています。


# Page. 11

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Copy Failが⽰す未来
AIが脆弱性発⾒を⺠主化・⾼速化する
• 熟練者だけの領域ではなくなる
• 解析対象が広がる
• 未発⾒脆弱性が⼀気に表⾯化する
• 攻撃側も防御側も同じ技術を使う


# Page. 12

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Copy Failから事業継続へ
⾒つかる前提なら、備え⽅を変える必要がある
AIが短くする３つの時間
• 脆弱性がみつかるまでの時間
• PoCが公開されてから悪⽤されるまでの時間
• 組織が判断に使える時間
従来︓
発⾒→公表→調査→判断→対応
AI時代︓
発⾒・解析・PoC化が⾼速化
↓
判断猶予が短くなる
↓
事前の判断設計が必要
避難訓練のイメージ


# Page. 13

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重要な発想の転換
「やられない前提」から「やられても事業を
崩さない」へ
• 完全防御だけを前提にしない
• 攻撃される前提で考える
• やられても被害を最⼩化することが重要
• 事業継続そのものが本質


# Page. 14

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事業継続体験型机上演習とは︖
サイバー攻撃対応は「技術」ではなく「判断」
• シナリオ・ロールプレイベースで体験
• 情報は不完全
• ⽌める/続けるの判断の訓練
• 必要に応じて、関係機関・警察・顧客・個⼈
情報保護委員会・報道機関への対応
• 優先順位決定の判断
技術ではなく「意思決定」の訓練
事業継続体験型机上演習の例


# Page. 15

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ミニ演習（会場参加）
この場にいる皆さんがシステム開発と運⽤の責任者だとします。前提はつぎの通り
• ⾃社システムは複数の顧客企業で利⽤されている
• ⾃社システムはインターネット経由で利⽤されるWebシステム
• ⾦曜17時に利⽤フレームワークに重⼤な脆弱性が公表された
• PoCは公開済
• ⾃社システムでそのフレームワークを使っていることは確認済
• ただし、実際に脆弱な機能を使っているかは未確認
• 現時点で攻撃の痕跡は確認できていない
• 週明け⽉曜⽇午前中に⼤⼝顧客向けの機能リリース予定
判断してください
A:リリース延期を即決し、週末に緊急対応する
B:監視を強化し、⽉曜リリースは予定どおり実施する
C:リリース判断を保留し、影響調査と顧客への暫定情報共有を先に⾏う


# Page. 16

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なぜ判断が難しいのか︖
情報が不完全だから
• 影響範囲が不明、攻撃の有無⾃体が不明、
• 顧客・サプライチェーンの影響が不明、事業継続への影響が不明
事前準備や訓練ができていない
不完全な情報でも、確認する順番を決めておく
判断材料︓
1.
露出︓インターネットから到達可能か
2.
利⽤︓脆弱な機能・ライブラリを実際に使っているのか
3.
影響︓顧客・業務・データに影響するか
4.
代替策︓停⽌以外の緩和策があるか
5.
責任者︓誰が最終判断するのか
情報は完全には揃わない。
だから、確認する順番を事前に決めておく。


# Page. 17

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ここまでのまとめ
AIで変わったのは「時間」と「不確実性」
•発⾒が速い
•攻撃も速い
•判断に使える時間は短い
•情報は不完全


# Page. 18

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AIの種類・全体像
いろいろなAIがあるみたい。何が違うのか
• ANI（従来のAI; Artificial Narrow Intelligence）
• 特定⽤途（例︓画像認識︔⾃動運転︔囲碁など）
• できることが限定
• ⽣成AI（Generative AI）
• ⽂章・コード・画像を⽣成
• ChatGPT/Copilot「答えを⽣成」
• マルチモーダルAI
• テキスト＋画像＋⾳声など統合
• 理解の幅が広がっている。⼊⼒・出⼒が複数
• Gemini/GPT-4以降
• AGI（Artificial General Intelligence）
• ⼈間のように幅広い知的タスクに対応することを⽬指す概念
• 現時点では⼀般に未実現と考えられている
ここまでは道具としての意味合いが強い


# Page. 19

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AIエージェントとは何か
AIが「動く存在」になる
• ⽬的を与えると⾃律的に動く
• 情報収集→判断候補の提⽰→⼈の承認→実⾏
• 複数ツールを連携
• 継続的にタスクを処理
例︓
• 脆弱性情報を収集
• 影響範囲を分析
• 修正案を⽣成
• チケットを起票
違い
• ⽣成AI→答えを⽣成
• エージェント→⽬的に向けて仕事を進める


# Page. 20

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/Y79PLW5RE3.jpg)

本質的変化
作業はAI、判断は⼈
•開発 → AI
•解析 → AI
•監視 → AI
•判断 → ⼈
•責任 → ⼈


# Page. 21

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/G78DXNYG7D.jpg)

さらに重要なこととして
判断も設計する時代に
• 招集条件︓誰が、いつ、対策本部を⽴ち上げるか
• 停⽌条件︓どの条件でサービス・リリースを⽌めるか
• 公表条件︓誰に、いつ、どこまで説明するか
• 優先順位︓顧客・事業・法令・復旧の何を優先するか
• 判断責任︓最終判断者を事前に決めておく
判断をその場で作る組織は、AI時代の速度に追いつけない


# Page. 22

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/L7LM8P4XJR.jpg)

AIエージェント時代
AIが業務を担い始めている
•調査
例︓
• 問い合わせの⼀次分類
•分析
• 脆弱性情報の収集
•判断⽀援
• チケット起票
•⾃動応答
• 監視アラートの要約
• 影響範囲の初期分析
• 修正案の作成


# Page. 23

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/4EMY64K3EW.jpg)

⼈の役割
作業者から判断設計者に
•AI結果の評価
•意思決定
•組織調整
•責任


# Page. 24

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企業・組織がやるべき3点セット
1.
⾒える化
何を持ち、何に依存し、どこが外部に露出しているかを把握する
2.
境界設計
AIに何を⾒せ、何を任せ、どこで⼈が承認するかを決める
3.
判断訓練
不完全な情報の中で、⽌める・続ける・説明する判断を訓
練する
AI時代のセキュリティ対策は、技術導⼊ではなく
「運⽤と判断の設計」


# Page. 25

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企業・組織がやるべき3点セット（1/3）
資産・情報・依存関係の⾒える化
判断できる材料を持つ
資産︓サーバ、クラウド、コンテナ、SaaS
依存関係︓OSS、フレームワーク、API、委託先
露出︓外部公開、認証要否、顧客影響
設計︓データフロー、権限、重要アセット
⼿段︓資産台帳、SBOM、脅威モデリング
守れるもの、判断できるものは、⾒えているものだけ


# Page. 26

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/37K9YD147D.jpg)

企業・組織がやるべき3点セット（2/3）
AIを安全に使うための線引き
⼊⼒制限︓AIに⾒せてよい情報を分ける
権限制限︓AIが読める/書ける/実⾏できる範囲を決める
承認点︓本番変更、外部送信、顧客連絡は⼈が承認
検証︓コードレビュー、セキュリティチェック
記録︓利⽤ログ、判断ログ
AIエージェントのリスクは「賢さ」より「権限」にある


# Page. 27

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/LJ3W9RQDJ5.jpg)

企業・組織がやるべき3点セット（3/3）
判断訓練︓脆弱性に対応できる⼒をつける
影響評価︓⾃社でつかっているか、到達可能か
パッチ判断︓すぐ適⽤するか、延期するか、代替策を使う
か
事業判断︓⽌めるか、続けるか、リリースを延期するか
説明責任︓顧客、⾏政、警察、関係機関への説明
訓練︓机上演習で⼿順と責任者の役割を確認しておく
本番ではじめて「判断」するのではなく、事前に体験して
おく


# Page. 28

![Page Image](https://bcdn.docswell.com/page/8JDKGY92EG.jpg)

地域全体で3点セットを⽀える
⼀社・⼀組織では限界
⾒える化を⽀える︓
脆弱性情報・インシデント情報・相談先の共有
境界設計を⽀える︓
AI利⽤ルールの雛形、事例共有、専⾨家相談
判断訓練を⽀える︓
共同演習、⼈材育成、産学官連携
顔の⾒える関係をつくる︓
有事に連絡できる地域コミュニティを育成しておく
地域のセキュリティは、平時の関係性で決まる


# Page. 29

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持ち帰りポイントと最後のメッセージ
前提︓AIは時間を短くする
• 脆弱性発⾒は加速する
• 攻撃準備も加速する
• 判断に使える時間は短くなる
だから、企業・組織は3点セットで備える
1.
⾒える化
2.
境界設計
3.
判断訓練
AI時代は楽になる時代ではない
スライドはこちら
https://x.gd/afTar
⾒えないリスクを⾼速に扱う時代になる
だからこそ、⼀社で抱え込まず、地域で情報共有し、演習し、⼈材を育てることが重要になる


