Stripeで拡がるオンラインビジネス & サブスクリプション

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November 14, 23

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1.

JP_Stripes Stripeで拡がるオンラインビジネス & サブスクリプション @hidetaka_dev Updated Apr 2023

2.

Sessions 2023 recap 2019 -> 2023での数値の変化 決済額 新規の ビジネス数 ローンチしたビ ジネスの数 増加率 2019年 2023年 $216 billion ( 30兆円弱 ) $1 trillion ( 138兆円 ) x4.6 1.6K 4.6K x2.9 x2 (US) x3 (US以外) 2

3.

Stripeで拡がるオンラインビジネス& サブスクリプション 「売上・決済」から「収益」へ 73% 短期的な収益性の改善がより重要 ● 短期的な売り上げの向上 ● コスト削減と効率化 サブスクリプションと課金請求管理の現状に関する報告書- Stripe https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000077879.html https://stripe.com/sessions 3

4.

「売上・決済」から「収益」へ 様々な会社が、「収益性」への意識を高めている https://offers.hubspot.jp/state-of-revops-report HubSpot: Revenue Operations ( RevOps ) https://note.com/suuyan73/n/ne950839ad257 LayerX: Business Operations ( BizOps ) https://stripe.com/sessions 4

5.

👋 Hello! Hidetaka Okamoto(岡本秀高) Developer Advocate @ Stripe 💬 @hidetaka_dev ✉ https://hidetaka.dev AWS Samurai 2017 AWS Community Builder Alexa Champions

6.

収益性を高めるため Stripeでできること 6

7.

売上の獲得 ● 素早い製品投入 ● 申し込みやすさ ● 支払い手段の種類 ● 規制等への対応 ● etc..

8.

素早いローンチを 支援する、 ノーコード製品群 https://stripe.com/docs/no-code

9.

売上の獲得 サイトへの埋め込みも、コードスニペットで完結 New 購入ボタン ( Buy Button ) New料金表 https://stripe.com/sessions 9

10.

売上の獲得 New 埋め込み型 Stripe Checkout サイトに「決済フォーム」を埋め込み Stripe Elementsとほぼ同じ実装方法 https://stripe.com/sessions 10

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Stripe’s solution Stripeによる「決済ソリューションの最適化」 コードによるカスタマイズなしで、 購入完了(CV)率の高い支払い方法を動的に表示する 1 利用したい支払い手段を有効化 2 顧客の国・地域やブラウザ・金額に 応じて支払い手段を動的に表示

12.

Stripe’s solution 利用できる決済手段を、Stripeが自動判定 プラットフォーム アカウントの利用資格 コンビニ決済 すべてのユーザ 取引で利用できるか 取引額 ビジネスの所在地 KR JP 1,000JPY 100JPY 顧客の好み CVRの高い傾向の決済から 順番にフォームに表示する Konbini 加盟店カテゴリ Ecommerce 顧客の国 B2B コンプライアンス Add surcharge Don’t add surcharge korea クレジットカード Japan 支払い回数 Recurring Not recurring 銀行振込

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New 外部の決済手段を Payment Elementに表示 ● 決済手段の選択UIや 確定処理などをStripeに集約 ● 注文確定後の決済処理は、 開発者が個別に実施 ● 顧客は各外部の決済ページに リダイレクトされる https://stripe.com/docs/payments/external-payment-methods

14.

New Link カード情報を Stripeに保存して、 1クリックで 注文できるようにする https://link.com/jp

15.

Linkの組み込みは ほぼ不要 Elements向けに スニペットを追加するだけ

16.

売上の獲得 ● ノーコード / ローコードによる 開発期間の短縮 ● 決済手段の管理と出し分けを、 ノーコードで制御可能に ● 1クリック決済のサポート

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スムーズな請求と回収 ● 適格請求書の発行 ● 定期的な請求の管理 ● 未払いの予防と対策

18.

スムーズな請求と回収 New 適格請求書・簡易請求書への対応 18

19.

「売上・決済」から「収益」へ Stripeでのインボイス制度対応リソース 対応ガイド ベストプラクティス https://stripe.com/jp/guides/japan-invoice-system https://stripe.com/docs/invoicing/japan-config-guide https://stripe.com/sessions 19

20.

「売上・決済」から「収益」へ [電子帳簿保存法] Stripeダッシュボードで請求書管理 電子帳簿保存法の検索要件への対応方法 支払いが未完了の請求書だけを一覧表示する例 https://qiita.com/hideokamoto/items/c4837a90337df2677db1 https://dashboard.stripe.com/test/search?query=is%3Ainvoice%20status%3Aopen https://stripe.com/sessions 20

21.

カスタマーポータルを利用した請求管理 カスタマーポータルで、請求管理系の開発を効率化 支払い方法の登録・更新 未払い通知や請求履歴の表示と領収書DL https://stripe.com/sessions 21

22.

スムーズな請求と回収 メール認証ベースの ノーコード版カスタマーポータル New

23.

更新予告やカードの期限切れアラート 請求失敗時のリトライなどもノーコードで

24.

スムーズな請求と回収 ● 法規制へのスムーズな対応 ● ノーコード / ローコードで 支払い情報の更新や 請求履歴の確認を手軽に提供 ● メール通知で 更新や期限切れを事前通知

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レポーティング ● 売上やコンバージョン率 ● MRR / LTV / 解約率 ● 会計システムへの連携 ● チャージバック

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ダッシュボードから LTVや解約率、 コーホート分析

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「売上・決済」から「収益」へ New ホーム画面を ユーザーごとに 見たい情報だけに カスタマイズ 27

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3Dセキュアの認証率も簡単にチェックできる

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Stripe でお手伝いできること 追加開発なく、無料で 3DS2・各種法令に自動的に対応 各種規制・コンプライアンス・セキュリティへの対応は時間とコストがかかるもの Stripe のお客様であれば、追加開発の必要なく、無料かつ自動的にアップデートされます ● ● ● コンプライアンス遵守のための定期チェック、法令対応を実施 継続的な運用の見直しなどの不要なコストを削減可能 システムのアップデートも SDK が対応。モバイル Web、 モバイルアプリ両方で自動で 3DS2 に対応できます。

30.

Stripe でお手伝いできること 3DS2+ Stripe Radar | 不正対策をさらに強化 100 万を超える世界中の企業のデータによる機械学習で、不正を検知・ブロック 過剰なオーソリを防ぐことで、収益を最大化 Radar + 3DS2 で実現できる自由度の高いセキュリティ保護 機械学習でリスクを分析 シグナルの種類 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● カードの種別 日時 カード発行国 IP アドレスの所属国 ページ閲覧時間 閲覧ページ数 プロキシの使用状況 カード支払い拒否履歴 該当カードの各国での利用履歴 メールアドレスとカード所有者の突 合 リスクスコアを分類 低リスクを 自動許可 デバイス・ 行動 シグナル 決済 シグナル 高リスクを 自動ブロック 0-100 顧客・ 統計シグナル 高リスクを 本人認証実施(3DS2) レビュー [任意] 顧客の取引ごとの特性(リスクスコアなど) に応じた、3D セキュアが実行可能となりま す。 3DS 認証成功による不審請求保護だけで なく、自動的に拒否していた取引の売り上げ の回復が図れます。

31.

New Revenue Recognition Stripeのデータから 会計向けレポートを 生成する

32.

Revenue Recognition 請求・決済データを、発生主義で会計レポート化 月ごとの前受収益や売上高のサマリー 売り上げの発生から支払いまでの推移表 https://stripe.com/sessions 32

33.

CSVでのデータダウンロードにも対応

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Stripe Sigmaで SQLを使った より詳細な分析も

35.

開発中 LLMを利用した 分析用SQLの 自動生成

36.

レポーティング ● まずはダッシュボードで 見たい指標をピックアップ ● レポート機能で データを深掘り ● SigmaでSQL

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分析と最適化 ● なぜ解約が出たか? ● 不正利用を予防したい ● 優良顧客は誰?

38.

分析と最適化 Stripeで解約アンケートと分析を行う カスタマーポータル / APIで収集 Sigmaで分析 https://stripe.com/docs/api/subscriptions/cancel#cancel_subscription-cancel lation_details https://qiita.com/hideokamoto/items/e7ae699e20436118d572 https://stripe.com/sessions 38

39.

分析と最適化 Stripe Checkoutを利用したクロスセル・アップセル クロスセル アップセル(サブスクリプションのみ) https://stripe.com/docs/payments/checkout/cross-sells https://stripe.com/docs/payments/checkout/upsells https://stripe.com/sessions 39

40.

分析と最適化 価格による売上・収益の最適化 顧客がサブスクリプションを解約する 主な原因は何だと考えていますか? 価格 サービスが顧客のニーズ を満たせなかった サービスが不要になった 40% 価格の最適化を検討している企業の割合 競合サービスへの移行 その他・わからない サブスクリプションと課金請求管理の現状に関する報告書- Stripe https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000077879.html https://stripe.com/sessions 40

41.

価格改訂に使える ベータ機能 https://stripe.com/docs/billing/subscriptions/ sales-led-billing

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価格を見直すことで、売上・収益の増加を目指す Stripeでは、複雑な料金体系もノーコードで作れる 42

43.

Stripeではじめるサブスクリプション- どんな料金体系がStripeで実現できるのか? サービスの使われ方に応じた料金モデルの選定 ● 数量に比例した請求金額 -> 標準な料金体系 ● 特定ユニット単位で金額を変更 -> パッケージな料金体系 ● 数量に応じて全体の単価を変更 -> 数量ベースな料金体系 ● 閾値ごとに単価を設定 -> 段階的な料金体系 ● 定額 + 従量課金の組み合わせ -> 数量ベース or 段階的 43

44.

Revenue and Finance Automation ( RFA )

45.

Revenue and Finance Automation ( RFA ) 収益(RevOps)と 財務(FinOps)を、 Stripeで自動化する -> RFA

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他の請求基盤サービス、決済サービスとの比較 Stripeのカバーする範囲は広い 営業 請求額の 請求書の 作成 契約 課金開始 計算 SFA / EC SaaS 請求 決済会社へ 請求額の送信 入金の確認 請求管理サービス サブスク管理サービス 決済代行サービス 導入費用の発生 プラン変更時などの柔軟 性と拡張性が乏しい サブスク管理会社社 内システム開発の必 要性 消込 会計ソフト ERP 46

47.

Revenue and Finance Automation with ecosystems

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Revenue and Finance Automation with ecosystems

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New Stripe Data Pipeline StripeのデータをAmazon Redshift / Snowflakeへ送信・同期

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https://aws.amazon.com/jp/blogs/big-data/ingest-stripe-data-in-a-fast-and-reliable-way-using-stripe-data-pip eline-for-amazon-redshift/

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Data PipelineとAPIインテグレーション構築との比較 APIインテグレーションの構築と維持に必要な時間とリソースの節約 APIによる インテグレーション Data Pipeline の場合 最大80万ドル+複数月の投資で 構築 月1日 継続的なメンテナンスに費やす 費用 大規模なデータセットは通常3日 以上遅れます。 ワンクリックで設定 コード不要 Stripeがすべて処理します。 パイプライン メンテナンス不要 データは9時間以内に自動的に 更新されます。 取引ごとに3円 月額請求 51

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One more things 52

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開発時間の41%は、 バグ対応や保守・技術負債に費やされている

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Stripe Workbench (Preview) https://workbench.stripe.dev/workbench

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開発者体験をさらに良くする ブラウザの開発者ツールのように、決済をデバッグ 今見てるデータの関連情報を表示 Webhookやリクエストログを一覧で https://stripe.com/sessions 55

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継続的な 日本ユーザー向けの 改善リリース

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JP_Stripes 👋 Thanks! Increasing The GDP Hidetaka Okamoto(岡本秀高) Of the Internet Developer Advocate @ Stripe https://stripe.com/jp/newsroom/information 💬 @hidetaka_dev ✉ [email protected]

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Thanks! [追加のリソース] Stripeに関する開発TipsやHow to https://qiita.com/organizations/stripe https://zenn.dev/stripe?tab=books https://stripe.com/sessions 58

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Thanks! 今年もアドベントカレンダーやります! https://adventar.org/calendars/9070 https://stripe.com/sessions 59