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March 13, 25
スライド概要
AIを活用したサブスクリプションシステムの開発最前線に関するプレゼンテーションです。AIエージェントを使った決済・請求管理の自動化に加え、Stripeの機能を活用して業務の最適化を図る方法についても触れています。発表では、AIエージェントが開発フローやIDEにも導入される様子や、その実装の難しさについても言及しています。また、自動化によってリソースを集中させる重要性や、AIに頼りすぎないことの重要性についても強調しています。
Developer
AIを活用した サブスクシステム 開発最前線 岡本 秀高 ( @hidetaka_dev )
自己紹介 岡本秀高: RevTech / Serverless Developer 1 SaaSのアプリ・ダッシュボード開発 2 Serverlessなバックエンド実装 3 Devコミュニティ支援やコンテンツ作成 4 Stripeなどの収益ツールの利活用
Next Generation Developer eXperience
Stripe Workbench - NGDX Tools 1タブでAPIテストからデバッグまで
Stripe Sandbox - NGDX Tools 使い捨て可能なテスト環境を複数作成できるように
Agent Toolkit SDK - new NGDX Tools AIエージェント x 決済を実現するSDK
Agent Toolkit SDK - new NGDX Tools Vercel AI SDK x Agent Toolkit の例
Agent Toolkit SDK - new NGDX Tools 決済に関する実装をAIに委譲 Agent Toolkitが処理を代行 ・どのAPIを使っていいか? ・どのAPIを呼び出すか? ・どんなデータを返すべきか?
Agent Toolkit SDK - new NGDX Tools Agent x LINEの可能性(一例) 01 02 ・要望に合う商品を探す ・そのまま注文フローへ ・相談内容から請求を自動生成 ・見積書作成や価格交渉も 商品レコメンデーション 03 オーダーメイド・受注生産 請求回収アシスタント ・未払いの特定や連絡を自動化 ・優良顧客への特別オファー
NGDXと事業開発 AIエージェント時代の決済・請求管理 自動化と特別対応 重要な顧客にリソースを集中する 自動化・AI化で最低品質の向上 自動化するための業務理解 なにを自動化するのか? 残すべき「特別」は?
「作らない」 というDX
コア領域以外は、「作らず、使う」 Stripeの売上回収機能で、請求管理業務は作らず自動化 再決済スケジュールの調整 督促や期限切れの通知
コア領域以外は、「作らず、使う」 Agent Toolkit SDKは、従量課金の集計にも対応 ( Vercel AI SDKのみ )
開発フローにもAIはやってくる
AIエージェントはIDEにもやってくる MCP ( Model Context Protocol )を使って、 StripeのSDK組み込みやデータ操作もAIエージェントに
AIエージェントはIDEにもやってくる npx -y @stripe/mcp --api-key=sk_xxxを登録する Cursorではコマンドを登録 Cline ( Roo Code )はJSON
AIエージェントはIDEにもやってくる Stripe上にあるデータ(料金や商品)データを エージェントがアプリコードに自動挿入
AIを信用しても、信頼しすぎない AIの回答は100%正解ではない 人間による確認はまだ必要 ・コードが正しいかどうか? ・要件を満たす実装かどうか? ・安全なコード・実装か?
Thank you ! 決済・収益の視点からも、「不可避な流れ」をうまく乗りこなそう 1 事業のために「作らない」を決める 2 自動化すべきものとしないものの整理 3 AI や SaaSを使った自動化・効率化 4 AIエージェントとの協働模索