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October 09, 24
スライド概要
技術書を集中して読むために 新たに始めた方法が自分にク リティカルヒットした話 binnmti(松井 敏)
加齢 • 1冊の技術書を最後まで読めなくなった
発見 • ある方法で本を読んでみたら驚くほど集中して1冊読むことができた
結論 • その方法はツイートしながら読む
きっかけ • 友達が数人で読書グループを作っていた。
方法 • 本を読んだらハッシュタグをつけてツイートする。これだけ
参加 • で、そのグループを友達がやっているのを知っていたので、読みた い技術書ができたときに参加した
実況中継 • その時に、なんとはなしに、読後報告だけでなく、実況中継的にツ イートしながら読んでみようと思った
アウトプット • 本を読むときは、頭の中でいろいろ考える。それをアウトプットしなが ら読むことにした
ちっちゃいことは • あとは気になった内容や難しいキーワードなども適当にツイートした。 文章の精度はほぼほぼ気にせず誤字もあまり修正しなかった。
桃ノ木 • グループ名に合わせてなるべく朝30分だけツイートしながら読むよう にした。これを数日続けたらビックリすることに気づいた
溜め… • ツイート読みは読書の妨げにはなるけれど、あとから見返せるなど のメリットがあると思って深く考えずにやった。ところがこのツイート 読みは普通に読むより…
全集中 •ずっと集中して読 めた!
集中 • 1日30分ツイートしながら読む。これでビックリするぐらい集中して読 める。読んでいる間に他のことを考えることがほぼない。
時間設定 • 何が良かったか?まず30分という時間設定が良かったと思っている。 これより長いと集中力が持たない気がする
慣れ • さらにツイートという読書と関係ない作業が、実はより深く集中できる 要因だと思った • 目で読んで、頭で考えて、それを書く。書くことでより深く読める。 • 考えてみると学校の授業もこれに近い。義務教育でこのスタイルに ある程度最適化されているかもと思った。
共感 • 読書会のメンバーにこの話をしたら、みんなが分かる!という反応 だった
クリティカルヒット • 結果ツイート読みと読書グループのおかげで、技術書が読めないと 悩んでいたのに30分を8日で1冊読めてしまった。普段の読書よりも ずっと速い。まさにクリティカルヒットした
その後、約1年で読んだ本 • F#入門 • スマートコントラクタ開発入門 • 新しいLinuxの教科書 • ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書 • テクノロジーが予測する未来 • ノンデザイナーズデザインブック • 現場で役立つシステム設計の原則 • Xamarin.Forms入門 • 良いコード悪いコードで学ぶ設計入門
読書グループポイント • グループ名は「朝の読書30分一本勝負」という名前(ちなみに朝でなくて 良い)。 • 自分が読んでいることをツイートする。ほかの人のツイートを見る。こ れだけで読書が共通体験になる • 共通体験になることでほかの人がやっていることに触発されたり、し ばらく止めてても再開するモチベーションにしやすい • みんチャレというアプリがあるがそれよりゆるめ • できれば顔を知っている相手と少人数でやった方が良いかも • Discordのようなクローズドコミュニティの方がベターかも • 読書習慣のためにとても良いのでおススメ
ツイートポイント • ツイートごとにハッシュタグはつけている • 書ける文字の量は減るが、これによって世の中に対してツイートして いるのではなくて、この本の内容をツイートしているという表明になっ ている気がする • なので、誤字とかもあまり気にしなくて書けるし、連続ツイートの罪悪 感みたいなのもない(←もともとそういうのは感じないけれど。。) • ツイート読みもう一つ副産物としてツイート内容にいいねがついたり、 分からないことの回答がくることすらある • 本によってリアクションする層が結構変わるのも面白い
まとめ • ここ5年ぐらい技術書が集中して読めなかった僕がツイートしながら 30分読むだけで、今年1年は集中して10冊ぐらい読めた • 内容の把握度がめちゃ高い。正直生きてきて一番集中して読めてい る気さえする。 • とはいえそれでも読書習慣として間隔が空くことはある。そこは読書 グループが良い方向に作用している • ツイート読み&読書グループおすすめです!